FAQチャンク単位でパターンプラクティスをすると、何が良いのでしょうか?

「チャンク」はネイティブが一息で話すカタマリ(通常2〜8語程度からなる意味を形成するカタマリ)のことを指します。パタプラでチャンク×パターンプラクティスの練習を行うことで、チャンクの感覚を習得することができ、自分でも応用を効かせてセンテンスを作ることができるようになります。

会話をする際に、「日本語で全文考えてから訳す」「英語でセンテンスを頭の中に浮かべてからそれを言う」「単語ひとつひとつを並べて文を作る」ということをしていると、あまりにも時間がかかってしまいスムーズに会話を行うことが難しくなります。

また「チャンク単位」に見ることで、単語ごとに見るよりも英文内容の記憶力向上に寄与することが研究から分かっています。詳しくは「チャンクリーディング」の記事をご確認ください。

パタプライングリッシュも完成までに2年の時間がかかっている通り、パターンプラクティスの教材作りは非常に地道で時間がかかります。それがビジネスシーンで使える構文とチャンクの掛け合わせとなると、開発難易度は更に高くなります。

非常に効果的なメソッドでありながら、このような教材が少ないのは理由があります。初心者向きではない内容となり、マーケット規模が小さい中上級者を対象に、大きなコストをかけて開発する必要があるため、開発者にとってリスクが高くリターンが少ないからです。