多忙な中でも継続できる仕組みとスピーキング力を高めるメソッドが非常に良かった

三井化学ファイン株式会社様

記事作成日:2022年12月22日

三井化学ファイン株式会社 様

業界
化学品専門商社
従業員数
51名以上

導入前の課題

  • ・採用時は英語のハードルを高くしていないため、従業員の英語力にばらつきがある
  • ・会社の成長には海外展開が必要であるため、従業員の英語力を向上させたい
  • ・これまで会社として従業員の英語学習補助の取り組みがなく、制度から作る必要があった

お話を伺った方

企画部 酒井 徹様

コーポレート管理部酒井 徹

企画部 内田 耕史様

コーポレート管理部内田 耕史

今後の成長は従業員の英語力が勝負になってくる

──御社の業務内容と英語の必要性について教えてください

内田様:当社は三井化学グループの商社という位置付けです。三井化学グループが持つ技術力を活用しながら、自社でも50社の生産委託先を保持しており、お客様ニーズに合致した製品の販売実績があります。

長年の実績を有する「ベーシックケミカル事業」を基盤として、「パーソナルケア材料事業」「機能性材料事業」の拡大を図り、永続的発展のための事業ポートフォリオへの変革を目指します。

また三井化学グループの高い技術力を結集させた高付加価値新製品の開発や、大学・社外研究機関との連携による新製品の事業化に取り組んでおります。

社内で英語を使う業務割合は1〜2割程度です。商談を含む海外企業との輸出入取引業務、海外の製造委託先に対する品質監査業務などで主に英語を使います。

酒井様:国内比率がまだ高いので、全員英語が必要かと言われるとそうでもありません。そのため、会社として何か英語学習における人材教育に取り組んだことはありませんでした。

一方で、管理職になるときはTOEICを必要要件として設定しているため、TOEICの点数含め、英語が必要な人は自分で学習する形となっていました。

──従業員の英語について、どのような課題を感じていたのでしょうか?

酒井様:当社の従業員は、年齢層が高く経験が豊富な人の中には英語力が高い方もいますが、会社全体では中途採用者も多く、あえて英語における採用ハードルを高くせず、英語が苦手でもスキルがある人を採用しているため、従業員の英語力にはばらつきがあります。

従業員の英語力は上げていきたいと思うものの、業務上で実際に英語を話す機会がない人がほとんどのため、会社としてはそこまで労力や費用を割いて育成する取り組みができませんでした。

しかし、国内市場が伸び悩む傾向にある中で今後の会社の成長を考えると、アジアをメインに海外展開をしていく必要はあると考えています。アジアと言ってもインドやシンガポール、マレーシアなどの重要な国ではビジネスシーンにおいて英語が使われます。

しっかり会社を伸ばしていこうと考えると、今後は従業員の英語力が勝負になってくると想像しています。

言葉を習得するにはフレーズを覚えてすぐに会話をすることが一番

──パタプライングリッシュを選ばれた理由を教えてください

内田様:社長の西山は以前に Mitsui Chemicals America, Inc の社長をやっていて、そのアメリカ駐在時に個人的にパタプラを購入して英語学習に取り組んでいました。

パタプラは好きな時間に取り組めて、多忙な中でも英語学習が続けられる仕組みとなっていること、スピーキング力を高める上で非常に良いメソッドであると、勧められたのがきっかけです。

酒井様:以前、中国に駐在していた経験があり、その時にフレーズを覚えてすぐに会話で使って中国語を覚えました。この方法が言葉を習得するには一番いいということは実体験から理解していました。

パタプラのメソッドであるパターンプラクティスは、まさにその習得方法だったので英語を伸ばすという意味では良いものなのだろうという印象がありました。

──西山社長が個人で購入して利用された上でお勧め頂いたとのことですが、どのあたりが良いと感じたのでしょうか?

西山様:私の場合ニューヨーク滞在中、コロナ禍で対面での英会話教室に行けなくなったタイミングでこの教材に出会いました。

自分のペースで隙間時間を使いながら継続的にこの教材を使い続ける中で、その価値を実感しました。以来、家族にも友人にもこの教材を紹介していました。

22年4月から日本の会社で働く様になり、従業員の英語力向上も会社の課題の一つと認識し、人事部門にこの教材を紹介しました。私としては一人でも多くの従業員が英語力を高めて世界に羽ばたいて行ってほしいと願っています。

編集部注:西山様が個人でパタプラをご利用頂いた際のインタビュー記事はこちらです。

──まずモニタープログラムとしてお試し頂きましたが、そのあたりのお話を聞かせてください。

酒井様:社長の西山が個人で利用していた経緯から、パタプライングリッシュ様からモニタープログラムの提案を頂きました。そこで各組織長に参加者の推薦を依頼して、それと同時にやりたい人に挙手をしてもらい、モニタープログラムの参加者が決まりました。

モニタープログラムを通じて、パタプライングリッシュを継続して使って学習したいと希望した従業員に対して、会社がアカウントを契約して継続して利用できるようにしました。

──実際に導入されていかがでしたか?

酒井様:パタプライングリッシュの学習メソッドは中上級者を対象にしているだけあり、ある程度英語の素養がないと難しいと感じています。

やはり、どうしても中級者上級者向けだと対象者が減ってしまうので、もう少し初級者向けのものがあれば、利用できる従業員の幅が広がるのかなとは思います。

受講履歴の管理として、1日1レッスン取り組むようにと伝えていて、週に4日に満たなかったら利用を停止するルールを決めて運用しています。管理画面から各従業員の受講記録が確認できるので、そこからチェックをしています。

効果については、今は法人契約1年目ということで様子を見させてもらっている、というのが正直なところです。TOEICを含めて成果が上がるのか、実務で英語を使っている・出張時の会話で効果があったよという声が出てくることを期待しています。

従業員からの声

スマホでどこでもレッスンできるので、ウォーキングしながらなど、隙間時間で取り組めたのがすごく良い。

繰り返しの反復練習がメインなので、これでもかというほどの復習があったのが良かった。

一つのレッスンが10分〜20分という隙間時間で取り組みやすく、ちょうどいい長さだった。

言い回しの勉強と発声練習が同時にできる点がとても良い。仕事でよく使うような単語も入っている。

Lesson1を受けたときは鼻歌混じり、Lesson62の際には真剣そのもので、自分がこの間に大きく変化し、レッスンについていこうとしていることに驚いた。全体の構成も満足で、どんな風に話そうかと楽しみにしています。

ビジネス実践に則した内容で、効果も期待できると感じた。

──メッセージがあれば教えてください

酒井様:コストパフォーマンスが優れていて気軽に取り組めるので、一度試してみるのがよいかと思います。

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