全力で180日間続ければ世界が変わると伝えたい
記事作成日:2023年9月21日
TOEIC900点。ITエンジニアの統括本部長。シンガポール在住7年強。今まで感じていた相手の言っていることを完璧に理解できていない悩みを解決。2021年11月から利用。
編集部より
本記事は購入から1年半以上が経過した方に、パタプラの効果をお伺いした2回目のインタビューとなります。パタプラを通じてキャリアや私生活にどのような変化があったのかお伺いしました。
前回のインタビュー(プロフィールはインタビュー時の内容です) → パタプラは6ヶ月で英語の悩みを解決できた特効薬
ますますリスニングが良くなっている
── 購入されて1年以上が経ちましたが、英語力やキャリアに変化はございましたか?
佐藤さん:パタプラを始める前から海外で生活しており、オンライン英会話もやっていたので、英語に対する耐性はありました。
ただ、誰かと英語で会話していても、相手の言っていることが全く分からない、ぼんやり分かるといった感じで完璧には理解できていなかったです。パタプラはそのぼんやりとした部分に穴を開けてくれました。
パタプラのように自分で口から話すトレーニングをすることで、英語の聞き取りも上達しました。英語を復唱すると同時に耳も鍛えられます。
これが積み重なることで、リスニングの際に感じていた全体的な不明瞭さが次第にクリアになっていく感覚がありました。最初はスピーキングに期待してパタプラを始めましたが、先にリスニングの効果を感じました。
普段話す機会が多いのはオーストリア、アメリカ、インド出身者が全体の6割ほどを占めています。アクセントが強すぎる話し方だと難しいですが、ビジネス上で使用する英語であれば聞き取れないことはありません。
パタプラを続けることで拾える単語が増えていき、文のコンテキストからも言っていることを予測できるようになります。その結果、ますますリスニングが良くなっていきます。
リスニングに関しては、どの国の人と話す場合でもビジネスで使用される英語であれば問題なく聞き取れるようになりました。
── 現在もパタプライングリッシュを継続されていますか?
佐藤さん:パタプラの推奨レッスンを終えて、その後もどうしようか迷っていたところ、新しいコンテンツが追加されたため、最近は主に会議の英語に取り組んでいます。
割り込みや気の利いた一言など、表現を体に植え付けるために実践でも使っています。通常レッスンで学んだチャンクは、仕事のプレゼンテーションで使えるように意識しています。
ストーリーのように話す機会が多いので、最初から英語で全体の話を組み立てることは難しいです。そのため、話の内容をチャンクで箇条書きにしておき、実際に話す際にはそれを並べ替えながら使用しています。
普段のミーティングで使われる英語はどの国でも変わらないので、パタプラで学ぶチャンクや表現は仕事でも活用できるものが多いです。
ソフトウェアエンジニアなど特定の業務に関連する表現は多くありませんが、一般的なミーティングではそのまま活用できると思います。
教材だと、いつ何をしたらいい、復習をいつやる方がいいなど、学習以前に考えないといけないことが多いですが、パタプラは今日やる推奨レッスンを提示してくれるため、負担なくスムーズに学習に取り組めました。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用頂けます。
今まで感じていたリスニングの悩みを解決してくれた
── パタプライングリッシュを利用して良かった点を教えてください。
佐藤さん:パタプラは、リスニングで相手が話す内容を完全に理解できないという悩みを解決してくれたので、本当に素晴らしい教材だと思っています。
学習を続けることが得意で、半年くらいの期間なら気合いを入れて取り組めると思っていたので、ちょうどそれくらいで終えられる設計になっていたことも大きかったです。
もし3年間も継続する必要があると言われたら、無理だったかもしれません。とはいえ、パタプラも最初は半信半疑でした。
英語学習に特効薬のようなものは存在しないと思っていましたが、実際に続けてみると成果を実感できました。
── 今後の計画や目標について教えていただけますか?
佐藤さん:会話の切り込みができるようになり、フレームワークを使って話せるようになりましたが、まだ前置詞が抜けてしまったり、間違った英語になってしまったりすることもあります。
最近は人前で話す機会も増えてきたため、胸を張ってパブリックスピーチができるようになることが今の目標です。
まだ会議で間違った英語を話してしまうこともあります。それでも伝わるので許されていますが、もう少し正確に話せるようになることを目指しています。
落ち着いた状況だけでなく、気持ちが焦っている時でも正確に話せるようになっていきたいです。
仕事に必要な専門用語については勉強したというより、実践で習得してきました。この場面ではこの表現を使えばこう伝わるという経験が積み重なり、実際に使えるようになりました。
例えば、無理な要求があった場合は let me think と言っていますが、日本語の意味を考えて使っているわけではありません。
その表現を使えるという経験があるからこそ、自然に使えています。日本語の訳を知らずに使っている表現も多いです。
パタプラで学べるものも同じだと思います。使えるようになるための練習を積み上げられる教材です。
読み書きはできるけど、話す聞くが苦手な方にパタプラを紹介
── 佐藤さんは多くの方にパタプライングリッシュをご紹介いただいていますが、どういった経緯でお勧めされているのでしょうか?
佐藤さん:2つのパターンがあります。
1つ目は、英語の学習で伸び悩んでいる方で、特に今後海外に移住を目標としている方からキャリア相談を受ける場合です。
10年くらい前からマニアのように英語学習をしてきて、そのことを私の周りの多くの方は認識しているのか、相談をいただく機会が年々増えています。
その際に英語のどの部分が弱いのかをコンサルテーションし、その上でパタプラが最適だと思った方に紹介させていただいています。
読み書きは普段の仕事でもできているけど、とにかく聞いたり話したりが苦手な方などにお勧めしています。
もちろん英語が読めない、書けない場合にはパタプラではなく別のアドバイスをしているので、何でもかんでもパタプラに誘導しているわけではありませんね(笑)
2つ目は、継続を維持するために自分用の記録に使っているSNSの投稿です。
主にFacebookがメインとなりますが、英語に関係するもので新しく学んだこと、失敗したこと、驚いたこと、自分でもがんばったと思うこと、最近やっている英語学習の工夫などを投稿しています。
類は友を呼ぶというよりは仕事柄なのですが、私のFacebookには900名以上の方がフレンド登録されており、多くの方は外資系で勤めているため必然的に英語が必要となります。
そのため、英語学習に関する発信が多い私の投稿は、そういう方々に人気というお話をいくつかの経路で聞きました。
── ご紹介された方から効果やキャリアの変化などの感想はお聞きしていますか?
佐藤さん:私が相談を受ける際の多くは、キャリアに関する相談であり、その中には英語に関する相談も含まれます。
そのため、英語力という意味での直接的な効果の報告はいただいていませんが、少なくとも「まずは佐藤が言うとおり、継続することをがんばってみる」というお声をいただきます。
不定期ですが、お話しする機会がある際には「まだ継続できています!」という報告をいただくこともあります。逆に「継続できませんでした」という声は今のところ1件も聞いておりません。
英語学習が昇進や転職などで必要な方の場合は「おかげで英語面接を突破できました」や「おかげで昇進面接を乗り越えて昇進できました」という声を、この1年だけでも数回聞くことができました。直接的ではなくても間接的に効果が出ていると思っております。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします
佐藤さん:とりあえず、全力で180日間続ければ世界が変わるよと言いたいと思います。結局、筋トレと同じで、実際にやってみないと効果を実感できないです。継続して取り組んでいれば、必ず筋肉はつきます。