「会話に追いつけなくて話せない」から「自分から積極的に話す」に変化
記事作成日:2023年10月26日
TOEIC650点。エンジニア。オランダ駐在が始まり、なんとなく聞き取れるけど話せない状況をどうにかしたいと思いパタプライングリッシュを購入。2021年3月から利用。
2度の駐在を経験。現在はオランダで農業の自動化ロボットに携わっている
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
伊藤さん:オランダ駐在3年目で、農業の自動化ロボットをヨーロッパ全体に拡大していこうとしている会社でエンジニアをしています。日常業務は基本的に英語で行われており、家庭以外の会話は英語を使用しています。
オランダ駐在前は、プロジェクトで英語を使用することはありましたが、それ以前はたまにしか使用しませんでした。
2014年から2017年まで、インドネシアに3年間駐在していた経験もあります。この時も社内公用語は英語でしたが、インドネシア語のほうがコミュニケーションが簡単なので、インドネシア語がよく使われていました。そのため、英語を話すことに対しての免疫はつきましたが、英語力は伸びませんでした。
ただ、英語に対する抵抗感がなくなったことで、英語が話せるんだったらと今回のプロジェクトに参加することになりました。過去のインドネシア駐在経験があったからこその今があるのかなと思います。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
伊藤さん:学生時代は英語には特別興味はなく、社会人になってからも英語学習はほとんどしていませんでした。
スピーキングに対しての抵抗感がなくなった
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
伊藤さん:なんとなく聞き取れるけど話せないのをどうにかしたいと思っていました。広告を見たのがきっかけで、オランダ駐在が始まってから購入しました。パタプラのようなオンライン教材を購入したのは初めてで、決め手は下記の3つです。
① 買切りだったこと。最初にまとめて購入できる点② スピーキングに特化している点が響いたこと③ 価格も手が出せるレベルだったので失敗してもいいやと思えたこと
パタプラを始める時には、自主学習で瞬間英作文とディクテーションを本で買ってやっていました。ただ、それも毎日必ずというわけではなく、やらなきゃと思った時にやっていたくらいです。
── 実際に購入されていかがでしたか?
伊藤さん:スピーキングに対しての抵抗感がなくなりました。一生懸命考えて話そうと思っても、会話に追いつけなくて話せなくなってしまうことが多かったのですが、自分から積極的に話せるようになっています。
購入直後はテンションが高かったのでそのまま勢いで取り組んで、1ヶ月くらいで通常業務でもパタプラで練習したようなチャンクが出てくるようになりました。
自分で使えたなと感じたのが2ヶ月くらい経ってからです。英語学習はやらなきゃいけない状況だったので、やめるわけにもいかなかった結果、続けられました。
レッスンのシチュエーションは半分くらいが実際の仕事と近いです。会議の英語は有効だなと思いました。
同僚への依頼表現、反対意見を述べる、What if, let’s not, let me know など、仕事でも使えるなという表現がありました。たとえシチュエーションが仕事に近くなかったとしても、引き出しを増やすためには必要だと思うようにしています。
ビジネス特化なので日常会話で使えるものは少ないですが、話すことに対する抵抗がなくなる点は日常会話でも役に立つと思います。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用頂けます。
スピーキングをさらに鍛えたいと思いパタプラを再開
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
伊藤さん:抵抗・やりにくさは感じませんでした。推奨レッスンが出てくるので、取り組みやすかったです。
英語学習はゲーム感覚でやっているところがあります。パタプラは推奨レッスンでフォローしてくれるので、それをこなしてレベルアップする感覚で、ロールプレイ的なやり方でアウトプットをやっている感じです。楽しんでやっているので、内容のギャップも気になりませんでした。
今はまた一からやり始めて、別の勉強も自分で並行してやっています。やっぱりスピーキングもさらに鍛えたいと思ってパタプラを再開しました。
スピーキングをしていると足りない語彙力・表現力を感じるようになり、語彙の強化も並行して行っています。語彙の幅が広がってくるとリスニングも足りないなと思うようになり、リスニング学習も始めてと、スピーキング練習をパタプラでやったことで、何が足りないのかを認識できました。
今でも改めて気付かされることがあり、つぶやき応用練習は最近また始めました。おもしろいアイディアだと思いましたが、自分が得意なものに偏りがちだなと気づけました。定型だとどうしてもただの反復、覚えているだけになってしまっているので、つぶやき応用練習はそこを打開する感じで良いなと思います。
※本日の推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
伊藤さん:自分のスケジュールにずーっとエンドレスに英語学習を入れています。朝の30分やる、夕方のこの時間にやるなど予定を入れておくと、リマインダーがくるのでそれで習慣化できたのが大きいです。
予定があってやれなかった時も、やれていないことが気になることが習慣化できた理由だと思います。
しんどいなと思うことはなかったです。学習の間が空いてしまった時に再開するのは結構エネルギーがいるなと思いましたが、そんなことも言ってられないのでなんとか再開できました。
アウトプットするための貴重なトレーニング
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
伊藤さん:駐在員にはもちろんですが、駐在員に関わらず英語を話す機会がある人にはお勧めです。逆に洋画を字幕なしで見たいからといったの理由であれば、パタプラじゃないかなと思います。
── 伊藤さんにとってパタプラとは何でしょうか?
伊藤さん:アウトプットする訓練をするという意味ではなかなかない教材なので、すごく貴重なトレーニングです。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
伊藤さん:スピーキングは使ってなんぼだと思います。成果を実感すると楽しめるようになるので、それまでトレーニングを続けてほしいです。