チャンクを使って話す感覚を掴めた。グローバルな環境でも気後れせずに話せる
記事作成日:2023年11月2日
TOEIC 945点。外資系メーカー・財務担当。本社とのやり取りがメールから直接話すことに変化し、このままではダメだと思いパタプライングリッシュを購入。2021年4月から利用。
方針が変わってから急に英語が必要になった
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
K.Fさん:1992年に外資系メーカーに入社し、以前は英文メールをたまに送る程度で、英語での直接のコミュニケーションはほとんどありませんでした。しかし、2020年ごろ、国ごとのオペレーションから部門単位の運営に変更され、全世界で共通のやり方で業務を進める方針が採用されました。
2020年前半までは日本中心で仕事をしていましたが、2020年後半に急遽仕事の担当がアジア圏に変わりました。パタプラを購入する直前に上司が日本人から中国人に交代し、急に英語が必要とされる環境に身を置くことになり、自分で問題を解決しなければならない状況に直面しました。
財務を担当しており、財務レポートの作成、トラブルシューティング、財務システムの使用方法の説明などが主な仕事です。上司は中国の上海で勤務しており、チームメンバーも中国、シンガポール、香港などグローバルな環境です。そのため、複数の国の支社からの問い合わせに対応し、英語を頻繁に使用しています。
英語を話さないといけないというドキドキ感が減った
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
K.Fさん:本社がアメリカにあるため、以前まではメールを介してのコミュニケーションが主流でしたが、数年前から直接話す機会が急増したため、このままではダメだと感じました。
リアルタイムで聞いて理解して、自分の言いたいことを伝えるというのは、ハードルが高いなと感じており、スピーキングをどうにかするためにまずはやってみようと思ったのがきっかけです。
2021年初めから、オンラインのコーチングを3ヶ月間試してみました。一生懸命頑張ってリスニングはだいぶ良くなったし、久しぶりにちゃんと英語を勉強して楽しかったので、やって良かったなと思っています。
ただ、聞くのはある程度良くなりましたが、話す力は足らないので何か良いのないかなと探している中で見つけたのがパタプラです。繰り返し練習ができて良さそうだなと思って購入しました。
── 実際に購入されていかがでしたか?
K.Fさん:話すことが上手くなったとはまだ言えませんが、少なくとも何とかなると思える度胸がつきました。話さないといけない、英語でどうにかしなきゃいけない、そのドキドキ感がだいぶ減りました。
とりあえず話し始めて、which や to を使って会話を広げていく感覚が掴めました。文法的な正しさは置いておいて、気後れせずに話し始めてそこからチャンクを足して話すようになっています。
アジア人のみんなも結構英語が上手でびっくりしています。日本人と一部のアジアの1割くらいはたどたどしいですが、残り9割くらいの人はペラペラです。みんな上手いなあと思う環境の中で気後れせず、まずは発言してコミュニケーションを取れるようになりました。
今も文法はぐちゃぐちゃだと思うし、三単現のsや現在完了形は適切に使えていないんじゃないかなあとは思いますが、意思疎通はできています。そういう変化を感じたのは、続けていて1年くらい経った頃でまだまだ模索中です。
明確に変化を感じるまでの間もやめようとは思いませんでした。圧倒的に英語に困っていたのと、いろいろな学習をつまみ食いするのは良くないなと思っていたからです。
パタプラはビジネス英語に特化している点がありがたかったのと、仕事で出てくるような使える表現がたくさんあると感じています。目を瞑ってもできるようになるくらいまでは頑張ろうと決めていました。
言いたいことをちゃんと伝えたい、グダグダななんとか通じる英語からきちんと体系だった説得力のあるビジネスマン的な話をしたいなと思っているのでそこに向けて続けています。
今すぐ使わない表現でも知っておいて損はない
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
K.Fさん:最初の頃は音声だけではリピートするのが難しかったので、テキストを見ながら読み上げていました。そこから繰り返し復習をしていくと、テキストなしでもできるようになるという流れでやっていました。
英語をまるっと取り込んでそれを消化して出すというのは、パタプラでだいぶ訓練されたと思います。
── レッスン内容と仕事とのシチュエーションのギャップはありましたか?
K.Fさん:会議や問い合わせの対応などの場面では、パタプラで出てくるセンテンスやチャンクも当てはまります。部下とのやり取りは今は使いませんが、今後知っておいていいかなと思うし、出てくる表現はこれだけ使いこなせたら不足ないかなと思います。
仕事にドンピシャで当てはまるものがあればそれは嬉しいですが、そんなものは存在しないことは分かっています。その点、パタプラはよく使うものを62レッスンで束にしてくれているので、まずはこれをものにしてそれから幅を広げていこうと思えます。
急に天気の話とか振られると気の利いた答えができなかったり、ちょっとまだ寒いけどね〜みたいな簡単なことも言えないのはまだまだもどかしく感じています。
ビジネスの会話ができるようになったので、相手にこいつちゃんと英語でコミュニケーションできるぞと思われると、そういう天気のような日常会話も振られるので今後はそこも広げていきたいなと思っています。
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
K.Fさん:話す機会がこれまではなかったので、それができるのがパタプラの良い点です。口に出して聞いたものを話すというのが斬新でした。
TOEICで高得点をとっていたので英語できる気でいましたが、聞くのはある程度できたとしても話すのは違うなと、そういうことを実感することができました。
理想と現実のギャップを埋めるため今も継続している
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
K.Fさん:仕事はフルリモートでずっと自宅にいるので、朝8時から仕事部屋に入って夕方6時くらいに終わります。そのため、決まった時間にやるようにしていました。
英語学習は朝仕事の前に30分〜1時間やって、できていないものがあれば夜に残りをまた30分〜1時間やる、歯を磨くのと同じで必ずやるものだと決めました。
進めていくと復習レッスンが多くなって大変になりプレッシャーに感じたことはありましたが、朝に推奨レッスンのメールを飛ばすようにして、優先的にやるものを決めて取り組んでいます。
コーチングを始めた時に1日2時間とかガッツリやらないと宿題をこなせないので、そこで勉強する習慣ができました。
英語学習にはとにかく必要に迫られて必死になって取り組みました。続けていくと手応えもあったり、コーチングでバーっと勉強して良くなったぞと思えたので、これをこのまま続けていけば良くなるに違いないと思えました。
ただコーチングをずっと続けていくのは現実的ではないので、そこにパタプラを当て込んだ感じです。今思い描いてる理想の姿と現在地点のギャップを埋めるために継続しています。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?
K.Fさん:買切りで圧倒的に良かったです。セミナーやアプリのアップデートがあり、買切りでいいのかなと思うくらいです。
一生懸命トレーニングして良かった
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
K.Fさん:外資系勤務の人、英語で直接のやり取りをしないといけない人、話す必要のある人にお勧めです。
── K.Fさんにとってパタプラとは何でしょうか?
K.Fさん:良いスパーリング相手です。何回も繰り返してやっていくと、聞いたことある・分かるというものも出てきますし、まだ多々怪しいものもあります。
複数形のsや定冠詞のtheは、実際の会話でも気になって要らないところで悩んでしまうこともあります。引き続き新鮮な気持ちでやっています。
聞けば言えますが、それをスラスラっと言えるかと言われると心許ないので、今後もパタプラを使っていく予定です。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
K.Fさん:この教材でいいのか迷ったら、1個決めてゴリゴリやるしかないよねと伝えたいです。英語学習自体に迷ってると、エネルギーをロスしているような気がして勿体無いと思います。
私はたまたまパタプラを選びましたが、こういう教材って今時いっぱいあるので、どれを取ってもおかしくなかったと思います。その中で偶然パタプラを選びました。
結果パタプラを使って良かったと思うし、一生懸命トレーニングして良かったと思います。せっかく買ったのに初めの段階でこれでいいのかなと、迷ってしまうのは勿体無いです。
実際にやってみると意外とできない、今もきちんとできていない部分もあり、できないことに向き合わないとダメだと思って続けています。