大学教員が直面するシーンに置き換えて練習。約3ヶ月で英語を喋るリズムに変化を感じた
記事作成日:2024年2月28日
TOEIC950点。大学教員・香港在住。研究の内容に直結しない会議への対応が求められ、最短で効率よく自身の英語力をアップさせたいと感じパタプライングリッシュを購入。2023年4月から利用。
香港の大学で教壇に立ち、英語漬けの日々
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
H.Uさん:香港の大学に教員として勤めています。授業や会議など、ほぼ英語で仕事をしています。日本語を話すのは、日本人との共同研究の時くらいです。2023年4月までは日本で教員をしていました。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
H.Uさん:学生時代から、英語で論文を書いたり読んだりすることは多くありました。研究発表なども英語で行ってきたので、英語学習はそれなりにずっと取り組んできています。
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
H.Uさん:香港の大学では会議に対応する機会が増えました。研究の話に直結しないような内容も多く、本格的にちゃんと英語を勉強したい、全体的にレベルアップして表現の幅を広げたいと考えるようになりました。
片道1時間の通勤時間を有効活用したいと思っていたので、歩いてる間など「スマホの画面を見なくても英語学習ができるツールはないものか」と探していたところ、パタプラを見つけました。
耳だけでできる、という点が私にとっては大きなメリットでした。
やれば分かる。単純な文章でも「結構言えない」
── 実際に購入されていかがでしたか?
H.Uさん:文章としては単純なものが多く、聞けば意味は分かります。一方で、すぐに口から出てくるか、シャドーイングではなくリピーティングができるかと問われると難しく、「結構言えないもんだな」と実感しました。
知らなかった細かい表現や覚えていない部分などは、正確に再現するのが難しかったです。聞くだけだと分かった気になってしまいがちなので、口を動かして練習した成果はあったと思います。
今は推奨レッスンが終わりそうなところまで来ているので、文章自体は大分繰り返せるようになりました。パタプラのアプリはとてもシンプルで、今日やることが明確で取り組みやすかったです。
今後、学会などのシーンで使えるような研究者向けの内容も開発してもらえたら嬉しいです。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
自分の仕事に合った表現に置き換える工夫も大事
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
劇的にというわけではありませんが、表現の幅が広がった、英語を話す筋肉がついて喋るリズムが良くなったと感じています。
少しずつ変化を実感できるようになったのは、パタプラを始めて3〜4ヶ月経った頃です。最初は一発で言えなかったフレーズも、レッスンを重ねていくうちにしっかりと反復できるようになりました。
最近はお手本の音声にオーバーラッピングして喋り、その後のポーズ内でも繰り返し発話するというスタイルで練習しています。レッスン中ずっと喋り続けることで、英語のリズムに合わせて話せるようになってきました。
工夫をすれば発話量を増やせるだけでなく、口の筋肉を更に使えている実感が持てます。仕事や日常生活で英語を話す際も「とりあえず話し始めて、それから考えよう」と思えるようになりました。
── 実際のお仕事とシチュエーションのギャップはありましたか?
H.Uさん:ぴったりではなかったシーンもありますが、出てくる語彙は違ってもシチュエーションが応用できる箇所はたくさんありました。遠回しに言う、何か依頼をする際の表現などは実生活でも使う場面が多く、役に立たないとは思いませんでした。
パタプラに出てくる語彙やシーンはビジネス寄りですが、私の場合、つぶやき応用練習の際に自分に合いそうな表現に置き換えて練習しました。内容のギャップが気になったら、自分でボキャブラリーを作っていくのがお勧めです。
最初はリピートすることに必死になってしまうと思います。でも、繰り返し練習すればどんどん口が回るようになり、感情を込めて英語のセンテンスが言えるようになるはずです。私はそういった変化が面白いと思えました。
※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
海外での転職面接。最短で効率よく口の筋肉を鍛える
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
H.Uさん:香港で転職するための面接などもあり、コーチングの受講やシャドーイングなど、1年ほど前から色々と準備をしていました。
パタプラはスピーキングに特化しているので、最短かつ効率よくビジネス会話の訓練ができる教材だと感じています。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
H.Uさん:通勤時間はパタプラをやる、と決めていたのが大きかったと思います。パタプラを始めてみたら、すぐに「こんなに発話練習ができる教材は他にない」「やっていけば効果が出そうだな」と実感できました。
これまでの英語学習経験から、3〜4ヶ月は続けないと成果が出ないことは分かっていました。学習を習慣にすることは得意だったので、特にやめたいと思うこともありませんでした。
英語学習は半分趣味みたいなもの。これまでは「何月にある国際学会の発表に向けて勉強しよう」というのが主でしたが、現在は仕事で日々英語を使わなければならない状況です。
切羽詰まっていることもあり、より前向きにパタプラを続けられていると思います。
── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?
H.Uさん:買切りの方がお得かなと感じます。半年後、1年後にやり直せばきっと違った効果が得られると思うので、都度課金するタイプのものと比べると、やりたい時に自由に再開できるというのがメリットです。
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
H.Uさん:口から出てこない英語をどうにかしたい!という人は、パタプラを1回やってみたら良いと思います。ひたすら喋ることに集中できるのでお勧めです。まさしく「口の筋肉を鍛えている」という感じがします。
── H.Uさんにとってパタプラとは何でしょうか?
H.Uさん:喋る練習です。目の前に話す相手がいるわけではありませんが、よく使われる典型的な英語表現を提示してくれるので、話す基礎練習としては非常に良い英語学習教材だと思います。
仕事で使う用語などは、自分でインプットしていく必要がありますが、出てくる表現をリピートすれば「正しい英語が発話できている」という安心感が得られます。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
H.Uさん:繰り返し喋るというパタプラのメソッドは、タイムパフォーマンス抜群。このやり方に慣れれば、ひたすら話し続けることができるようになります。
手は空いていないけれど耳は空いている、パタプラならそういった時間を有効利用できると思います。