チャンク×アウトプットで3ヶ月後に効果を実感。英会話の併用で相乗効果も高まった
記事作成日:2024年2月7日
TOEIC860点。IT企業・人事担当。約6年間毎日オンライン英会話を続けているものの、咄嗟の一言や話したい内容が口から出てこないことに悩み、パタプライングリッシュを購入。2023年5月から利用。
国内向けシステム開発から海外人事戦略へ
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
H.Kさん:IT企業で開発に携わっていましたが、現在は人事を担当しています。配下には海外会社もあるため、国内HRだけでなく海外人事戦略も任されています。
海外拠点がM&Aで拡大している最中なので、採用状況や赴任者の確認を行うための海外出張が1~2ヶ月に1回発生します。人事へ異動したのは2023年7月でしたが、それ以前は国内向けのシステム開発を担っていたため、英語を使う機会はほとんどありませんでした。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
H.Kさん:学生時代は英語に力を入れている学校に通っていたので、英語学習自体はその時から取り組んでいました。今でも文法や知識はその時に積み上げた財産でやっているところがあります。
社会人になってからは、オンライン英会話を約6年にわたり毎日続けています。しかし、「咄嗟の一言が出てこない」「話したい内容をどう言えば良いのか分からない」という悩みをずっと抱えていました。
インプット学習がメインの日本で異彩を放つパタプラのメソッド
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
H.Kさん:パタプラを知ったのはYouTubeがきっかけで、オンライン英会話で伸び悩んでいた自分に合いそうだなと感じました。チャンクという考え方が、学生時代の英語学習のやり方に通ずるものがあるなと思ったのです。
それまでは、本を読む、ポッドキャストを聞くといったインプット型の学習が主でしたが、アウトプットを強化するために新たな方法を模索していたところ、パタプラを見つけました。
「チャンクとアウトプットを組み合わせるパタプラのメソッドは、自分に最適かもしれない」と思えたことが購入の決め手です。
── 実際に購入されていかがでしたか?
H.Kさん:しっかりした教材で良いなと感じました。1つのレッスンが10〜20分程度なので飽きずに取り組むことができ、学習も続けやすかったです。
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
アウトプットを重視している点が他とは違うと感じます。日本の英語学習はインプットメインであることが多いですが、その中でパタプラのようなアウトプットの機会を増やせる教材は良いなと思います。
初体験の音声学習。自作の単語帳でチャンクを頭に定着させた
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
H.Kさん:言葉が出てくるようになったと実感したのは、パタプラを始めてから3ヶ月くらい経った頃です。チャンクも徐々に染み付いてきた感覚があるので、実践の場が増えるほど定着していくのだろうなと思っています。
私はオンライン英会話など他の英語学習も並行して利用しているため、まとまった時間を取るのが難しく、パタプラでは音声のみでできる通常レッスンをメインに取り組んでいました。音声で完結する英語学習は初めてでしたが、特に抵抗は感じませんでした。
── 実際のお仕事とシチュエーションのギャップはありましたか?
H.Kさん:海外HRや海外拠点の幹部とは主に英語でコミュニケーションをとっていますが、状況把握のヒアリングやヘッドクオーターへの期待値の確認、国内側の状況伝達などがメインです。
私の場合は上司や部下、同僚と英語で話す機会はあまりありません。ですが、パタプラはビジネスの場で起こり得る様々なシーンを想定して作られているので、ギャップが気になったことは一度もないです。
パタプラで習ったフレーズを仕事で使う場面もあり、満遍なく使いこなせている感触もあります。マイ単語帳を作っているので、そこにチャンクを溜めて見返し、頭に定着するように工夫しています。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
H.Kさん:推奨レッスンをこなし、とにかく続けることを最優先しました。通勤時間を利用するなど、時間がない日もスキマ時間を見つけてパタプラに取り組んでいたので、やめたいと思ったことはありませんでした。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
アウトプットの機会を設けて相乗効果を高める
── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?
H.Kさん:買切りで良かったと思います。「パタプラはビジネスとして成り立っているのかな…」と心配になるほどです。購入する側としては、買切り教材でありがたいなと感じています。
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
H.Kさん:中上級者で、ある程度英語の文法や読み書きは問題ないけれど、スラスラと話すのは難しいと感じている中上級者にお勧めしたいです。
アウトプットする機会との相乗効果が、英語学習における成果の決め手だと思います。仕事で使える場面がある人なら、モチベーションも保ちやすいのではないでしょうか。日本にいながらネイティブとの会話のギャップを埋めるには、アウトプットが不可欠です。
── H.Kさんにとってパタプラとは何でしょうか?
H.Kさん:ビジネスシーンで使える英語を、体系的に教えてくれるのがパタプラです。チャンクを使って練習し、繰り返すことで定着する仕組みは理に適っていると思います。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
H.Kさん:パタプラを始めたら、覚えたチャンクを実際に使う機会を設けてみると良いと思います。英会話レッスンなどと組み合わせるのも、ひとつの手段ではないでしょうか。
パタプラで習ったことを英語話者相手に実践し、間違えたら直してもらうという経験が得られたら、より英語が身につきやすくなるのではないかと思います。