アメリカ留学で感じた孤独。3~4ヶ月後にはチャンク単位で聞き取れるようになった

記事作成日:2024年3月13日

アメリカ留学で感じた孤独。3~4ヶ月後にはチャンク単位で聞き取れるようになった
A.Tさん(30代・男性)
A.Tさん(30代・男性)

TOEIC870点。公務員・アメリカへ留学中。読み書きに偏った英語学習ではネイティブの会話についていけないと感じ、パタプライングリッシュを購入。2023年5月から利用。

英語学習は試験勉強がメイン。上司の協力なしでは話せず悔しい思いをした

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

A.Tさん:業務の一環で留学中です。2022年8月にアメリカ、2023年5~8月はフランスに滞在し、現在は再びアメリカにいます。渡米直前の業務では英語を使う機会がほとんどなく、上司に付いて議事録を書いたり文献を読む程度でした。

── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?

A.Tさん:帰国子女や長期留学者が周りに多かったため、英語への興味は多少ありました。私自身は学生時代に留学をしていたわけでもなく、大学卒業後は国内向けの仕事に就きました。

業務で英語を使う機会が増えたのは2018年頃からです。専門家と英語で話す機会もあったのですが、上司の協力やサポートが必要で、自分で取り仕切ることもできた仕事ができず悔しさを感じていました。

以前からTOEICの勉強はしており、スコアがある程度取れたら次はTOEFLを受ける、といった試験勉強がメインの英語学習を行っていました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

A.Tさん:留学前はライティングができれば基本的には問題ありませんでした。ところが実際アメリカに行くと、ネイティブが話す英語のスピードについていけず、これまでやってきた試験勉強では歯が立たないと困惑しました。

単語ごとに頭で翻訳してしまう癖があった

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

A.Tさん:「日本語でもあまり使わないのでは…」と違和感を覚えるような、瞬間英作文などの英語学習は自分には合わないと思っていました。

一方で瞬発的に発話をする練習は必要だと感じており、瞬間英作文に類似したものを探していました。そんな時に見つけたのがパタプラです。

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

A.Tさん:最初は慣れるまで時間がかかりましたが、続けていくうちに不安も消え、手応えを感じました。パタプラを始めたときは既にアメリカにいたので、とにかくやるしかなかったという状況です。

孤独感も強く、英語が話せなければ家に籠るしかなくなってしまいそうだったので、そんな状況を打破することがモチベーションとなりました。現在もサイクルに沿って毎朝続けています。

成果を感じるようになったのは、パタプラを始めてから3〜4ヶ月ほど経った頃です。今までは単語ごとに頭で翻訳してしまう癖がありましたが、聞き取りや意味の理解がチャンク単位でできるようになり、リスニング力が向上しているのを感じます。

留学中の身であるため、ビジネスというよりはアカデミックな環境にいます。パタプラで出てくるシチュエーションとは異なるところもありますが、分野ごとに違いはあるため、そこは切り分けて考えています。

学問の分野では関係代名詞や接続詞の使い方も重要で、日本語の文構造との違いを理解する必要があります。パタプラの関係代名詞に関するレッスンなどは、実際に使いやすかったです。

頭で理屈は分かっていても、いざ使おうとすると上手く口に出せないことは多々あるので、パタプラで練習できて良かったと思っています。

アメリカに来て気づいたのは、色々な英語に触れる機会があるということです。オンライン英会話では、フィリピンやノンネイティブの方が聞き取りやすい英語を話してくれますが、現地では予期せぬアクセントを耳にする場面があります。

これは実際に現地に足を運ばなければ体験できなかったと思います。

── つぶやき応用練習はいかがでしたか?

A.Tさん:最初はきっちりやらなければと自分を追い込んでいましたが、気楽に行こうと気持ちを切り替えて取り組むようにしました。つぶやき応用練習でチャンクを作る際には、文脈を自分に合ったシチュエーションに置き換えるよう意識しています。

※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。

ガイドラインがしっかりしている

── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

A.Tさん:これまでの英語学習はリーディングがメインで、パタプラのように英語が耳から入るという教材は初めてでした。アプローチが最初から違うなと感じています。

音声完結というのも抵抗はありませんでした。普段からイヤホンをつけて音楽を聴いているので、今はその時間をパタプラに充てています。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

A.Tさん:ガイドラインがしっかりしていたので、朝に時間を確保するということだけ心に決めて、あとは流れに沿って学習をしていました。朝でも夜でも、パタプラに取り組む時間を決めることが大切だと思います。

読み書き中心の英語学習に違和感を感じている人へ勧めたい

── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?

A.Tさん:価格はそこまで高くないと思うので、買切り教材購入のハードルも高いとは思いませんでした。購入形式は問いませんでしたが、サブスクのように毎月費用が発生する教材は、コミットしなければとプレッシャーに思うかもしれません。

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

A.Tさん:瞬間英作文が苦手な人は、パタプラを始めてみると良いと思います。パタプラにはビジネスシーンで使える実用的な会話が集約されています。仕事で起こり得る様々なシチュエーションを用意してくれているのも、お勧めできる理由です。

── A.Tさんにとってパタプラとは何でしょうか?

A.Tさん:パタプラは毎朝のルーティーンです。これからも続けていく予定です。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

A.Tさん:リーディングに偏りがちな日本の英語教育には、違和感を感じることがあります。同じように感じている人には、ぜひパタプラを使ってみてほしいなと思います。

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