反復練習の効果でフレーズと場面がどんどん蓄積されていく。大切なチャンクがひとつにまとまっている教材
記事作成日:2024年8月21日
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TOEIC790点・英検準1級(2024年)。主婦・アメリカ在住。手放しで取り組める教材で自分に足りていないスキルを補いたいと思い、パタプライングリッシュを購入。2023年11月から利用。
現在はアメリカ在住中。過去には外資系に勤めていたことも
── T.Nさんのこれまでのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?
T.Nさん:以前は外資系の製薬会社に勤めており、臨床開発部門や製造販売後調査部門で主に試験や調査のプランニング及びレポーティングに携わっていました。
新卒時に勤めていた企業も外資系の製薬会社でした。グローバルスタディーの担当にアサインされたので、海外メンバーとのやり取りも発生していました。
── 日本でお仕事をされていた時は英語を使っていましたか?
T.Nさん:担当していた調査は主に日本国内で実施されていましたが、予算を確保をする際にはグローバルのヘッドクオーターの承認が必要でした。そのため、グローバルメンバーが参加する予算会議の場で新規調査の計画やコストについて英語で説明をする必要がありました。
定期的な英語の会議はあまりなかったものの、突発的にグロ―バルより進捗報告の依頼を受け、英語で応答する場面はありました。試験実施のためのガジェットを確保するために会議へ出席したり、グローバルから日本の試験に対する問い合わせがあった際にはその対応もしていました。
全体の業務の割合で言うと英語を使う比率は1/10程度だったと思います。調べ物で英語のドキュメントを読む機会は多くありましたが、アウトプットの場面は突発的に起こるという環境でした。
── 現在も英語を使う場面はありますか?
T.Nさん:現在はアメリカのニュージャージー州に住んでいます。プレスクールに通う下の子の送り迎えの際に、先生とその日の子どもの様子や今後の予定などを話す場面があります。
上の子は現地校に通っていて、サッカーチームにも所属しています。学校の先生とは面談が定期的にあり、またサッカーのチームメイトのお母さんやお父さんとコミュニケーションを取る機会も多いです。
── アメリカ移住後は、どのような英語学習をされていましたか?
T.Nさん:英語のスキルを上げることを目標に、アメリカのMBA資格をオンラインで取得できるコースを受講していました。アメリカに移動した後に勉強を始め、今年の5月に卒業しました。
日本のビジネススクールが斡旋しているコースなので、基礎過程については日本の先生が教えてくれます。とはいえ資料は全部英語で、上級課程に移ると講師は全員アメリカの方で全ての授業が英語になります。
口が慣れていない感覚があり、瞬発力に欠けていた
── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。
T.Nさん:学生時代は英語に対してコンプレックスがあり、一番苦手意識を持っている教科でした。
英語を使えた方が仕事をする上で絶対に有利だと認識していたので、社会人になってからは通学型の英会話教室に通っていました。以前勤めていた会社でTOEICの受験を推奨されていたこともあり、自己学習でTOEIC対策をしていたこともあります。
会社から全額補助が出ていたオンライン英会話も受けていました。無料の期間が終わった後も特別価格で受講することができたので、現在も継続して取り組んでいます。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
T.Nさん:言いたいことがあってもすぐに文を組み立てられず、話せないというのが悩みでした。とにかく口が慣れていないような感覚があり、瞬発力に欠けていたように思います。
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
T.Nさん:何かをしながら取り組めるのと、耳だけで全てが完結する点が魅力的でした。「今の英語スキルで足りていない部分を補えそうだな」とも思いました。
パタプラを知ったきっかけはウェブの広告です。その後PIVOTを見て「やってみよう」と思えたので購入しました。
── 実際に購入されていかがでしたか?
T.Nさん:今年の7月にS-CBT形式で受験した英検準1級の結果が出たのですが、何とか合格することができました。スピーキングではLESSON57の “One of the option is〜”を使った記憶があります。
学校の先生と話す時にもパタプラで学んだフレーズが使えています。
「娘の英語スキルを上げるためにはどういった方法が一番良いと思いますか?」という話をした時には、LESSON41で出てきた“What do you think is the best way to~?”を応用できました。
また“Do you mind~?”や“I’d really appreciate if~”など、先生とメールをやり取りする場面でも活用しています。
センテンスが出来上がっていなくても、話し始めてみようと思えるように
── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?
T.Nさん:復習の段階ではセンテンスが頭に入っているので、1回やってしまえば完全に手放しで取り組めるようになりました。軌道に乗れば乗るほど取り組みやすいです。
最初は「スクリプトを確認したいな」という気持ちがあり、手を止めて携帯を見るという作業が発生していましたが、期待していた「手放しでトレーニングができる良さ」も実感できています。
── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。
T.Nさん:今は仕事をしていないため効果を感じにくくはあるのですが、「こういう場面ならこの言葉を使うといいのかな」と想像しながら取り組めています。
今は「とにかく話し始めてみよう」というマインドがつき、「とりあえずtoで繋ぐところまで言おう」といった話し方もできるようになりました。
以前はセンテンスが完全に出来上がってからでないと喋り出す勇気が持てませんでしたが、パタプラのレッスンを半分くらい過ぎたあたりから自分の成長を感じるようになりました。
期間で言うとパタプラを始めてから4〜5ヶ月くらい経った頃でしょうか。3ヶ月目までは今のように順調ではなかった気がします。
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
T.Nさん:エビングハウスの忘却曲線自体は知ってはいましたが、それを自分で計画してやっていくのはかなり大変です。今まで何度も単語学習で挫折を繰り返してきました。
パタプラは「今日はこれ」という風に取り組むべきレッスンを提示してくれるので、「とにかくそれをこなせばいいんだ」と思えます。
身につく反復練習ができるのはすごくありがたく、効果的にトレーニングができるメソッドだなと感じました。
つぶやき応用練習の良さは最近になってやっと分かってきました。復習にもなりますし、場面を想定して話すのはスピーキング力を身につける上で重要なのだと実感しています。
会議の英語についても「確かにこういうフレーズは会議の時に使っていたな」と思ったので、時間がある時に振り返れるようブックマークをつけています。
※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用頂けます。
チャンクを何回も反復練習できる仕組みがパタプラならでは
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
T.Nさん:チャンクを何回も反復練習できる仕組み自体がパタプラならではですよね。自分で8〜9回も反復練習をするのは相当難しいことだと思います。
何回も繰り返し練習していると、フレーズや場面が自分の中にどんどん蓄積されていきます。そこがパタプラのすごいところではないでしょうか。
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
T.Nさん:朝起きてストレッチをする時に1〜2レッスン、子どもたちのお弁当を作りながら、化粧をしながら1〜2レッスンという形で取り組んでいます。
推奨レッスンの残りがあれば晩ごはんを作りながら1~2レッスン、というのが今の私の生活リズムにフィットしています。
パタプラのためだけに座って携帯と向き合うのは「ちょっと勿体ないかな…」と思うので、とにかく何かをしながらレッスンを進めていくように心がけています。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
── パタプラと並行して取り組まれている英語学習はありますか?
T.Nさん:子どもたちを送り出した後にオンライン英会話をやっています。予習復習とレッスンそれぞれ30分、合計1時間くらいの枠を設けて平日は毎日取り組んでいます。
娘も英検を受けているので、そのサポートもしています。英語学習に充てている1日の平均時間はパタプライングリッシュを含めて2〜3時間で、多い時は4時間やったりもします。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
T.Nさん:「私は一体どのタイミングでパタプラをやれるんだろう」と想像してからパタプラを購入したので、 習慣化するまでそんなに時間はかかりませんでした。
負荷に感じてしまうと絶対に続かないので、「今日はできないな」と思ったら潔く諦めることも大事です。朝のストレッチやお弁当を作る時にパタプラをやると決めているので、その時間にやらないと気持ち悪く感じることもあります。
1周目はスクリプトを見たい気持ちが強かったので、料理をしている時などはレッスン数をこなせず時間がかかっていました。何も見ずにできるようになり「軌道に乗った」と感じたのは2周目以降です。
※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8~9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。
大切なチャンクがひとつにまとまっているのもポイント
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
T.Nさん:忙しいけれどスピーキングの練習がしたい、練習をしたくても続かないと悩んでいる方は一度パタプラを試してみてほしいです。
── T.Nさんにとってパタプラとは何でしょうか?
T.Nさん:アウトプットのトレーニングの相棒です。出てくる表現は他の参考書でも似たようなものが並んでいるかもしれませんが、「大切なチャンクがひとつにまとまっている」というのもポイントだと思います。
それを繰り返しトレーニングできる仕組みが構築されているのが、パタプラの一番のキーではないでしょうか。
── 今後の目標や計画があれば教えてください。
T.Nさん:アメリカでの生活はあと1〜2年で終わる予定で、日本に戻ったらもう一度キャリアをスタートさせたいと考えています。
その時に英語を使って仕事ができればいいなとも思っています。会議やチャットをする場面で「自信を持ってコミュニケーションできる自分になりたい」というのが私の目標です。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
T.Nさん:英語学習は継続・反復が大事だという話をよく耳にしますが、それを達成するのは中々難しいと思います。
パタプラはそういったところに寄り添ってくれる教材なので、途中で英語学習を挫折してしまった人や反復練習が苦手だと感じている人にもお勧めです。