再生速度を変えられる機能が大変便利。ベーシックに繰り返し練習する大切さを実感できる教材
記事作成日:2024年9月3日
TOEIC750点(10年以上前)。日系メーカー企業勤務。声に出してスピーキングの練習ができ、60日間の返金保証もあったパタプライングリッシュを購入。2023年11月から利用。
話せなければ相手の懐に入れないと感じ、英語学習を開始
── T.T.さんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?
T.T.さん:日系のメーカー企業で海外関係会社の管理をしています。コンプライアンスの運用や事業状況をウィークリー、マンスリーでフォローしていくのが主な仕事です。
これまでにインドへ2年半、マレーシアに4年ほど駐在した経験もあります。
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
T.T.さん:メールはもちろん、ドキュメントもほとんどが英語です。海外の事業がメインですが業務はほぼ日本で行っているため、日本語6割、英語4割といった環境で仕事をしています。
今朝もちょうどTeamsで会議をしていました。英語が第二言語という人もいればネイティブの人もいて、その割合は半々くらいです。
── T.T.さんが英語学習を始めたきっかけを教えてください。
T.T.さん:新卒時から海外に関わる仕事がしたかったので英語を読み書きする機会は設けていましたが、会話をするような場面は中々ありませんでした。
自分で英語を勉強するようになったのは、仕事で海外に訪れた際に「喋れないと現地の人の懐に入っていけないな」と感じたからです。
── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。
T.T.さん:学生時代も苦手意識はそんなになかったです。100〜200語から成る英語の長文問題を声を出して暗唱できるよう全部記憶するという自己流の訓練をしていて、その頃から既に「覚えるためには手を動かして書き、声に出す練習が必要だ」と体感してました。
円高で海外旅行がブームの時代でしたが、外国人と英語で話すような機会は少なかったように思います。
社会人になってからは茅ヶ崎英語会に入り、ジャパンタイムズなど新聞の英語を聞いて勉強していました。トピックが身近な内容で取り組みやすかったですね。家でカセットテープを聞いて復唱するという練習もやっていました。
「聞けない英語は喋れない」というコンセプトと声に出して覚えるというスタイルが自分に合っていて、茅ヶ崎英語会へは2〜3年通いました。先生とも仲良くなり楽しく学んでいたのですが、インドへの赴任が決まったのを機に退会してしまいました。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
T.T.さん:アメリカネイティブの英語はものすごく速く、聞いたことを繰り返して発言することで理解を確認して業務は支障なく進めていますが、キャッチし難い部分が多くあります。アジアの人となら問題なく会話できますが、アメリカ人は喋る時に手加減しない人も多いため「このスピードについていかなければ」と思っていました。
60日間の返金保証に「よっぽど自信があるのだろう」と思った
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
T.T.さん:パタプラを購入したのは、教材開発者の松尾先生が出ているYouTubeを見て「なるほどな」と感じる部分が多かったからです。
また「60日まで返金保証するということは、よっぽど自信があるのだろう」とも思いました。
── 実際に購入されていかがでしたか?
T.T.さん:まずは21日間やってみようと思い取り組んでみたら、結構面白いと感じました。
── T.T.さんのお仕事とパタプラの内容にギャップはありましたか?
T.T.さん:パタプラで習った通りの表現が「仕事でも結構出てくるな」という印象です。全て当てはまるわけではありませんが、英語力を落とさないという意味でもフィットしているのかなと感じています。
── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。
T.T.さん:こちらから相手の話を聞き出す際に躊躇することが少なくなりました。こういった変化を感じたのは、60日目を過ぎたあたりからだと思います。
前半のレッスンは割とシンプルですが、ボスが問いかけたら誰かが答えるというのは日常的によくあるパターンなので、仕事をする上でも役に立ちます。
私の同僚はどちらかといえば大人しく、相手に何か言われても“No problem””I undestood “と返すだけの人も多くいます。「もっと突っ込んで聞かないと相手も不安になってしまうだろう」と感じる場面があるので、そこを補うツールとしてもパタプラは非常に有益だと思いました。
慣れてきたら1.5倍速のスピードで聞き、耳を鳴らしている
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
T.T.さん:反復練習やエビングハウスの忘却曲線に沿った復習は、実際にやってみて「本当に効果があるな」と実感しました。会議の英語も有用なコンテンツだと思います。
基本的には推奨レッスンの通りにやっていますが、3周目くらいからはスピードを1.5倍にして取り組むようにしています。レッスンの時間自体も短縮できますし、再生速度が変えられるのは大変便利ですね。
ネイティブが喋るスピードはもっと速いので、1.5倍速で聞いておかないと耳も慣れません。聞き取れない部分があった時だけテキストを見るようにしています。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用頂けます。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8〜9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
T.T.さん:5:30に起きて6:00にチョコザップへ行き、7:00頃帰宅して食事をとってからパタプラをやっています。1日大体30分、2〜3レッスンです。
休日にどこかへ遊びに行く時は、朝出発した後に1レッスンでもやるよう心がけています。連続学習日数は途切れないようにしたいですね。
── レッスン継続のために工夫している点などあればお教えください。
T.T.さん:妻に「ちゃんとパタプラをやる」と宣言しました。英語と一緒で「口に出しておく」というのはものすごく大切なことだと思っています。
歯磨きなどと同様、最近は「パタプラをやらなければ気持ちが悪い」という域にまで達しました。
── 現在パタプラ以外の英語学習にも取り組まれていますか?
T.T.さん:チョコザップでバイクを漕いでいる時に、YouTubeでABCニュースなどを聞くようにしています。その際に「パタプラで習った表現と似ているな」と気づくこともあります。
ベーシックに繰り返し練習する大切さが分かる教材
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
T.T.さん:そろそろ後輩に仕事を引き継いでいかなければなりません。英語が障害になっている後輩から相談があれば、「パタプラという有効なツールもあるよ」と助言したいと思います。
また、どの教材に手を出すか考えあぐねている人で、私のように「声を出して練習する」というやり方に共感できるタイプの人にもお勧めしたいです。
読み書きは自己管理でやれる部分もありますが、会話となると相手がいることが前提になるため、声に出す以外にやりようがない気がします。
── T.T.さんにとってパタプラとは何でしょうか?
T.T.さん:毎日やってきたので今となっては完全に良きパートナーです。べーシックに繰り返し練習していくことがいかに大切か、パタプラをやればよく分かると思います。
パタプラをやっている友達でもできたら、もっと面白く英語学習に取り組めるのではないでしょうか。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
T.T.さん:日本はチャンスに恵まれている国だと外国人に分かってもらうためにも、また主張すべきところはきちんと主張するためにも英語は必須のツールです。日本の良さを広めるためにも英語を学んでほしいなと思います。
少しずつでも喋る練習を続けていれば、ある時グッと伸びるはずです。これは私自身がインドへ赴任する前に身をもって体験しました。何回も練習して初めてできるようになるという点で、その感覚は逆上がりと似ている気がします。
日本にいるとスピーキング力を実践する場面が少ないですが、中学と高校で基礎的な英語の読み書きを学習しています。ただ、その質と量が不足しているので自助努力が必要です。繰り返し練習さえすれば絶対に話せるようになると思います。これまで学校の勉強をちゃんとやってきた人なら尚更ではないでしょうか。
英語が話せるようになれば仕事の幅も断然広がるので、まずは21日間頑張ってパタプラを続けてみてほしいです。