TOEICの点数をある程度取った「次のステップ」に最適。学んだフレーズは仕事でそっくりそのまま活用できる

記事作成日:2024年9月20日

T.Hさん(30代・男性)
T.Hさん(30代・男性)

TOEIC835点(2022年)・英検2級。外資系保険ブローカー・東南アジア駐在。自分の意思を伝える場面に備えてフレーズを溜めておきたいと思い、ビジネスに特化したチャンクが学べるパタプライングリッシュを購入。2023年10月から利用。

外資系保険会社でキャリアを積み、現在は東南アジア駐在中

── T.Hさんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?

T.Hさん:外資系企業で損害保険関係の仕事をしています。新卒の時から外資系の保険会社に勤務していましたが、周りは日本人ばかりで日系企業とそんなに環境は変わりませんでした。

2023年7月から現在の会社に移り、東南アジアに駐在しています。それまではずっと日本国内で働いていました。

── 英語を使うような環境で働きたいと考え、転職活動をされたのですか?

T.Hさん:はい。年齢的にもまだ環境を変えても大丈夫だろうと思ったので、求人情報サイトでは海外勤務のところにチェックを入れて登録しました。勤務地はあまりこだわっておらず、東南アジアと決めていたわけでもありません。

現在の会社の採用試験では一次面接が日本人、二次・三次面接は現地人で全て英語でした。

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

T.Hさん:東南アジアにある日本企業に対してのビジネスなので、お客様は全員日本人です。社内のコミュニケーションで英語が必要になるという、ちょっと特殊な環境にいます。

直接英語で対話する機会は少ないかもしれませんが、ミーティングなど重要度の高い場面ではスピーキング力も必要になります。

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

T.Hさん:英語に対して苦手意識はありませんでした。学生時代の英語の成績は5段階で言えば3〜4、センター試験は6割5分くらいだったと思います。

転職に向けて本格的に動き出すまでの12〜13年間は特別な英語学習をしていませんでした。英語学習の最初のステップとしてTOEICの勉強を始めたのは、2019年の終わりくらいからです。

── T.Hさんは過去にスピーキング教材を使ったご経験はありますか?

T.Hさん:いいえ。TOEIC対策の問題集を買ったりYouTubeを見ながら独学で頑張ってきたものの、スピーキングにアプローチするような学習の経験はありませんでした。

ビジネスに特化したフレーズや知識を溜めておきたかった

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

T.Hさん:ビジネスに関するフレーズが定着しておらず、自分の中で足りていないと感じていました。

また、前もって知らされていない急なミーティングで発言を求められると、辿々しくなってしまうところもありました。

1対1、1対2など少人数で予め議題が決まっているようなミーティングなら、自分で意見を用意しておくことはできます。

質問も事前にイメージしておけば受け答えできましたが、参加人数が多いミーティングでは「自分の言いたいことが全然伝えられていない」と感じていました。

入社当初はリスニングも少々怪しかったかもしれません。やはり生の英語のスピードは速く、アジア人特有のアクセントやイントネーションに苦戦していました。

仕事で話す内容や単語には段々と慣れてきましたが、日常会話など仕事から外れたようなトピックになると聞き取れないことが多いです。

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

T.Hさん:パタプラを選んだ理由は2つあります。1つ目は「買切りで月額がかからないこと」、2つ目は「ビジネスに特化したフレーズやチャンクが学べること」です。

最初にパタプラを知ったのはインスタの広告だったと思います。その後ホームページやPIVOTYouTubeなどを見て購入を決めました。

── 実際のお仕事とシチュエーションのギャップはありましたか?

T.Hさん:すぐに確認したいことがあれば直接話しに行くのですが、今の職場はチャットがメインのため、パタプラに出てくるようなシチュエーションに頻繁に遭遇するというわけではありません。

ただ、私の場合は「自分の意思を伝える場面に備えてフレーズや知識を溜めておきたい」という目的でパタプラを使っているので、そういった面で大変役に立っていると感じます。

依頼・確認・お礼など、学んだフレーズはそのまま活用できる

── 実際に購入されていかがでしたか?

T.Hさん:以前は中々意見が言えなかったこともあり、ビジネスパーソンとして「プロフェッショナルに欠けてしまうような印象を相手に与えている」と感じることがありました。

仕事自体に慣れてきたというのもあるかもしれませんが、自分の意思はある程度発言できるようになったと思います。リスニングについても話の流れや大枠は理解できるようになりました。

チャットでもパタプラで学んだ表現を使えています。同僚に何かを依頼したり確認する時、お礼を言う時など、序盤のレッスンに出てきたフレーズをそっくりそのまま活用しています。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

T.Hさん:LESSON20辺りまでは音声だけで問題なくできていました。しかし一文が長くなってくると聞いてるだけでは追いつかず、スクリプトを見ながらリピーティングしていました。

それでもレッスンを追うごとに徐々に慣れ、今では文全体を一気に言えるようになりつつあります。リスニングを鍛えるという意味でもパタプラは有益なのだろうなと思いました。

基本的にはパソコンとにらめっこしながら目線を逸らして音声を聞き、自分で発声するという形で取り組んでいます。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

── T.Hさんは一日何レッスンくらい取り組まれていますか?

T.Hさん:朝起きてから30〜40分の間に2〜3レッスンやるようにしています。土日は他の勉強があるのでパタプラはやっていません。

最初はかなり集中してパタプラに取り組んでいたのですが、今年の3〜4月は仕事や他の勉強が忙しく学習が一度止まってしまいました。今少しずつ再開しているところです。

約半年で前置詞や名詞の組み換えもスムーズに

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

T.Hさん:リーディングとスピーキング、インプットとアウトプットというのは全然違うなと改めて感じています。

パタプラを始めた当初はSVC・SVOも中々出てこない時がありましたが、練習を重ねていくことでパッと口から出てくるようになりました。こういった効果を感じるようになったのは、パタプラを始めて半年くらい経った時です。

前置詞や名詞の組み替えもスムーズになってきたので、「パタプラをやって良かったな」と思います。

序盤のレッスンは比較的文章が短くそこまで苦戦することはなかったのですが、中盤になってくると難しいなと感じることも増えてきました。

テーマによっては今でもサラサラ言えない単元がありますが、5周目くらいになると「スムーズに言えるようになってきたな」と実感できます。

推奨レッスンが一覧になって表示されるのも非常に便利ですね。「今日はこれをやらなければ」と意識する必要がなく、自動的にタスクを示してもらえるのでありがたいです。

※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8~9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── 現在パタプラ以外の英語学習にも取り組まれていますか?

T.Hさん:ネットフリックスを字幕版で見たり洋書を読んだりしています。ニュースも最初はスクリプトを見ずに聞いていますが、どれも「勉強」という感じにならないよう気をつけています。

2023年の終わり頃からビズメイツも始めました。平日の夜に週4〜5日、予習の時間を入れて1時間15分ほど取り組んでいます。

パタプラを含め英語学習に割く時間は1日2時間程度です。調子が良ければ3時間くらいやる日もあります。

── どのようなことがT.Hさんのモチベーションとなっていますか?

T.Hさん:仕事ではまだまだスムーズに話せているわけではないので、自分の英語力に満足していません。それが英語学習のモチベーションに繋がっているのだと思います。

セミナーで聞く話がモチベーションと自信に繋がっている

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

T.Hさん:私の中でパタプラは「もっとビジネスに特化したスピーキングの勉強を」となった時の、最初の一歩という位置づけです。TOEICの点数をある程度取った人の「次のステップ」として最適かと思います。

英語に触れる機会が増えそう、増やしたいという人が最初の準備段階として「何から始めようか」と考えた時にも、パタプラは丁度良いのではないでしょうか。

── T.Hさんにとっての「パタプラの価値」とは何でしょうか?

T.Hさん:パタプラのような教材がなかったら、ビジネスで使うフレーズは自分で探さなければなりません。当然それも英語学習に繋がるとは思いますが、きりがない上に時間や労力もかかってしまいます。

パタプラにはビジネスシーンでよく使われるフレーズが盛り込まれているので、「これさえ覚えておけばいいんだ」「こうやって使えばいいんだ」という部分に集中できます。

パタプラの価値は「そこだけにフォーカスすれば良い」といったところにあるのではないでしょうか。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

T.Hさん:プレゼンで質疑応答も受けられるよう、自分のスピーキング力をもっとブラッシュアップしていきたいです。

ネイティブ、第二言語話者に限らず様々なバックグラウンドを持つ人の話を聞き、その上で自分の意見もしっかりと言えるようにしていきたいと思っています。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

T.Hさん:私にとっては買切りという点がすごく良かったです。世の中には高額な教材がたくさんあり、失敗したらモチベーションという面でもダメージが大きいかと思います。パタプラはメソッドだけでなく価格も魅力的ですね。

購入後に改めて良かったなと感じているのがセミナーです。実際に海外に駐在されている方、海外と関わりがある仕事をしている方のお話を聞けるのは自分のモチベーションになります。

「これまでやってきた勉強は間違っていなかったのだな」という自信にも繋がるので、もっと頑張ろうと思えるようになりました。

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職業・勤務先
外資系企業
年代・性別
40代 女性
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