3〜4ヶ月で事前に準備せずとも会議で淀みなく話せるように。ながら学習でスピーキングが鍛えられる優れたツール
記事作成日:2024年9月24日
TOEIC890点(2012年)・TOEFL74点。外資IT企業・営業職。科学的に正しいと思える学習法で、スピーキング力を無駄なく鍛えたいと考えパタプライングリッシュを購入。2023年10月から利用。
最終的には海外で働ける人材になりたいと思っている
── 辻田さんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?
辻田さん:アメリカに本社がある外資系IT企業で営業をしています。現在働いている会社は3社目で、新卒時は日系の通信キャリアで法人営業をしていました。その後タイで新規事業の立ち上げを行い、2017年に日本に帰国しました。
── 英語を多用するような環境を求めて、現在の会社に転職をされたのですか?
辻田さん:最終的には海外含めどこでも働ける人材になりたいと思っているので、日々の仕事の中で極力英語が使えるような環境であることもひとつの選択基準としてありました。
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
辻田さん:日本の会社にソフトウェアを販売する仕事をしているのですが、研修や社内のトレーニングは英語で行われます。また、お客様の要望を開発メンバーへ伝えたりする場面でも英語を使っています。
年に数回、お客様を含むアメリカの本社での打ち合わせや海外イベントに参加する際、私がアテンドを務めることがあります。
英語を使用する業務の割合は会議、メールを含めると3割を超えるかもしれません。週に1~3回は海外メンバーとミーティングをしているので、話す割合は比較的多いと思います。
── 辻田さんの会社は「英語ができて当たり前」という環境ですか?
辻田さん:2〜3割の人は英語会議が苦ではないという印象がありますね。日本語だけで業務ができる人も非常に多い環境です。
入社する際は「英語を勉強する気があるか」という点は問われますが、喋れないからといって入れないポジションではありません。英語が話せれば業務もスムーズなので加点要素にはなります。
事前準備なしでは、会議で咄嗟に反応できないことも
── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。
辻田さん:大学受験では比較的得意科目ではありましたが、リスニング、スピーキングには苦手意識を持っていました。社会人になる直前に1ヶ月間、フィリピンへ英語留学をしていた経験があります。
英語学習に再び取り組むようになったのは今の会社に転職してからです。6年前はイングリッシュカンパニーでコーチングを受けていました。また、2022年秋から一年強 GSET に通い、発音矯正にも取り組みました。
その間、細々と英語の本を読んだりしていました。より本格的に英語学習をするようになったのは、パタプラを始めた2023年の年末あたりからです。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
辻田さん:ミーティングでお客様の状況を説明する時など、話す内容を事前に自分で準備しておけば特段困ることはありませんでした。
ただ、それはあくまでもきっちり準備をしていればの話で、ディスカッションや質問を受けて咄嗟に返さなければならないような場面では少し苦労していました。
ネイティブが喋っている内容の7〜8割くらいは理解できても、残りの2〜3割は分からないといった課題もありました。
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
辻田さん:パタプラはPIVOTを見て知りました。スピーキングに課題があったので「そこを鍛えられればな」と思い購入しました。
事前に時間を決めるオンライン英会話などは仕事の性質上なかなか難しいだろうと思っていたので、何かをしながら学習できるという点も魅力的でした。
買切り教材というのも良かったですし、60日間の返金保証もあったので「まずはやってみよう」と思えました。
仕事で日々使うような表現がふんだんに盛り込まれている
── 実際に購入されていかがでしたか?
辻田さん:外資ITの営業職という立場で言うと、まさに「日々使うような表現がふんだんに盛り込まれているな」という印象を持ちました。実際の仕事で使えている表現もたくさんあります。
── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?
辻田さん:音声で学習できるという点が一番気に入っているところです。私は毎朝の散歩を日課にしているのですが、以前は歩きながらAudibleを聞いていました。パタプラを始めてからはその時間を英語学習に充てられるようになったので、大変良かったと思っています。
仕事で目も疲れるので業務以外ではなるべくパソコンの画面を見たくありません。目をリフレッシュさせつつ勉強ができるのも非常にありがたいですね。
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
辻田さん:科学的に正しいと思える方法で無駄なく学習したかったので、エビングハウスの忘却曲線に則った推奨レッスンがあるのは非常に納得感がありました。私としてはモチベーションを維持するひとつの要因にもなったと思います。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
会議でディスカッションする場面では、淀みなく話せるように
── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。
辻田さん:先ほど「準備すれば喋れる」という話をしましたが、今年の3〜4月頃からあまり事前準備できなかった打ち合わせでもその場で英語が口から出てくるようになってきました。そのため、以前より英語会議の準備時間を減らすことができています。
会議でディスカッションをするような場面でも、以前より淀みなく英語で質問、議論できるようになったと思います。
本格的にパタプラに取り組み始めたのが2023年の年末あたりだったので、私の場合は大体3〜4ヶ月でこういった成果を実感できました。
今年の2月にパタプラ口語表現も購入しました。パタプライングリッシュで学んだ言葉と同じものが出てきたりもするので、記憶がさらに強化され「より使える英語になってきているな」と感じています。
※パタプラ口語表現は、ビジネスシーンで頻出するイディオム、句動詞、慣用表現などの口語表現を習得するパタプラのシリーズ教材です。
── パタプラ口語表現もご購入されたとのことですが、いかがでしたか?
辻田さん:本社にいるアメリカ人のメンバーと話す機会が多くあるのですが、「パタプラ口語表現で学んだフレーズがたくさん出てくるな」という気づきがありました。
今までリスニングで聞き取れていなかった内容は、ネイティブならではの表現、語彙だったりと知識の問題も大きかったということが分かりました。
英語学習は週15時間、月60時間、半年で300時間が目標
── 辻田さんはどのようなペースでレッスンを進めていらっしゃいますか?
辻田さん:2023年の年末に「週に15時間は英語を勉強しよう」と目標を決めました。パタプライングリッシュだけをやっていた時は「1日4レッスンやる」と目標設定し、最初の3ヶ月はそのペースで取り組んでいました。
パタプラ口語表現を始めたのはパタプライングリッシュが3〜4周した頃です。現在はパタプラ口語表現を1日2レッスン、パタプライングリッシュも1日1レッスンは必ずやるようにしています。
※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8〜9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。
── 「英語学習は週に15時間」と決められた理由を教えてください。
辻田さん:現実的にできる範囲で朝30〜60分、昼含めスキマ時間で30分、夜30分〜60分くらいは勉強したいと思っていました。「平日は2時間目標、ただし業務上難しい場合もある。その場合は土日で挽回をする」とざっくり考えた上で、週15時間を目標にしました。
定量的な目標も欲しかったので、今はTOEFLの勉強もしています。TOEFLの目標点数を達成するには週15時間、月60時間、半年で300時間は勉強しなければと考えています。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
辻田さん:私はドライブが好きで、運転している時間は非常に集中できます。自分が好きなドライブと英語学習を結び付けて、極力「嫌だな」と思わないような状況を作るようにしています。
英語のためだけに時間を確保するのは難しいので、いかに「ながら」で学習できる時間を見つけていくかも重要です。私の場合は朝の散歩が既に習慣化されていましたが、そういった習慣化された行動の中にパタプラを取り入れるといいのかなと感じます。
「会社に行く道中に必ず1レッスンやる」という風に、自分でルールを決めてしまうのもひとつの手ではないでしょうか。
── パタプラを始めた当初から学習を習慣化できていましたか?
辻田さん:最初からパタプラを習慣化できていたわけではなく、少し間が空いてしまった時期もありました。
気持ちを新たに「パタプラをやろう」と思い直したのは、出張先のアメリカで「まだまだ勉強しなきゃダメだな」と感じる場面があったからです。どういう目標設定、習慣化を行えば、目指す英語力になるべく早く辿り着けるか改めて考えるきっかけになりました。
ながらで取り組める仕組みがあり、英語学習を習慣化できた
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
辻田さん:読み書きは苦ではないけれども、英語の会議になると苦手意識があるという人にはピッタリかなと思います。
リピーティングやチャンクを繋げて話していくところが身につくと、淀みなく喋れるようになるはずです。ある程度語彙力はあるのに喋るのが苦手という人には、打ってつけの教材ではないでしょうか。
※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。
── 辻田さんにとってパタプラとは何でしょうか?
辻田さん:英語学習を習慣化できた一番の要因になってくれました。毎日きっちり英語を学習できていると自分の自信にも繋がります。ながらで取り組める仕組みによって、学習の継続がサポートされているようにも感じます。
今までの英語の会議では6〜7割しか自分の意思を伝えられず、「日本語だったらもっと言いたいことがあったのに。ニュアンスを適切に伝えられたか不安が残るな」と思う場面が多々ありました。
最近は「7〜9割くらいは伝えられるようになってきたかな」と実感できるようになったので、パタプラはビジネスパーソンとしてのスキル向上にも貢献してくれているのだと思います。
── 今後の目標や計画があれば教えてください。
辻田さん:2025年2月までにTOEFLで100点を取りたいです。日本語と遜色なく英語でも会議や打ち合わせができるようになりたいので、そこにいかに早く辿り着けるかというのも目標にしています
将来的に英語だけを使うような環境で、自分のビジネスパーソンとしての価値を発揮しなければならない場面も出てくるかと思います。そういったことにも対応できるよう意識しながら英語学習を進めていきたいです。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
辻田さん:英語学習の継続は社会人にとっては非常に難しく、私も何度か挫折を経験しています。パタプラは既に習慣化している行動の中に組み込むことができるので、継続しやすい学習方法だと思いました。
英語でコミュニケーションが取れれば自分の存在感を示せたり、自分でコントロールできることも増えていくはずです。スピーキングは営業職としてひとつの重要なスキルだと思うので、そこを鍛えるツールとしてもパタプラは非常に優れています。
「もっと英語が喋れたらこんなこともできるのに」といったモヤモヤを抱えている人は、ぜひ一度パタプラを始めてみてはいかがでしょうか。