この教材で本当に大丈夫?という不安は一切ない。躊躇なく話し出せるようになり、発話のスピードも明らかに変化した

記事作成日:2024年11月5日

S.Sさん(50代・男性)
S.Sさん(50代・男性)

TOEIC875点・英検準1級。外資系企業勤務・コンサルティング。今までの学習法では口に出す量が圧倒的に足りないと感じていた。激務で学習時間の確保が難しかったため、スマホひとつで話すトレーニングができるパタプライングリッシュを購入。2024年2月から利用。

プロジェクトに入ると、英語を使う頻度が4倍近く増える

── S.Sさんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?

S.Sさん:外資系企業でM&Aのアドバイザリー業務をしています。企業間の買収や経営統合といった、会社の大きなコーポレートアクションに関わるアドバイスをするというのが主な仕事です。

現在の会社に入社したのは今から3年前です。新卒時は銀行に就職し、その後アドバイザリーの会社へ転職しました。今在籍している企業は3社目になります。

── 現在の会社に転職されたきっかけを教えてください。

S.Sさん:昔は国内の案件がほとんどでしたが、最近は海外企業に事業を売却したり、海外の会社が日本の会社を買収することも多くなってきました。

最終的には日本の企業同士で話が決まっていても、その途中で海外企業が買い手に入ったりなど、クロスボーダーの案件も非常に増えてきています。こういったプラットフォームの上で仕事をしたいと思うようになり、転職を決めました。

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

S.Sさん:トータルでいくと1割くらいでしょうか。日本のお客様が圧倒的に多いので、日本語でのやり取りが中心です。

ただ、プロジェクトに入ると海外企業や外国人の同僚とのコミュニケーションが増えます。個別のプロジェクトベースでいくと英語を使う分量は4割くらいです。

日々来るメールも3〜4割は英語です。プロジェクトの中では外国人の同僚とのミーティングや交渉の相手方との協議も入ってくるので、英語を使う頻度が非常に増えます。

── 会社から何か英語学習のサポートはありますか?

S.Sさん:通学型の英会話教室やオンライン英会話を受講する際に、一定額の補助が出る制度があります。

「意外と耳は空いている」に納得。激務との両立も課題だった

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

S.Sさん:学生時代から英語に対して苦手意識はありませんでしたが、得意でもなかったです。たまに海外旅行に行く程度で、英語とはあまり関係のない学生生活を送っていました。

社会人になってからはGabaやベルリッツ、スパルタで有名なNCC綜合英語学院に通っていました。TOEIC対策で山ほど参考書を購入し、自分で勉強していたこともあります。

オンライン英会話のレアジョブをやっていたこともありますが、現在はネイティブキャンプを受講しています。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

S.Sさん:課題に感じていたことは3つありました。1つ目は「英語がとにかく口から出てこない」、2つ目は「喋るスピードが遅い」、3つ目は「発音が悪い」です。もはや三冠王ですね。

口も体も英語を話すことに慣れていなかったですし、発音が悪くて相手に通じないことも多々ありました。

リスニングも厳しいと感じていました。相手が喋るスピードが速いとついていけません。TOEICのリスニングはそれなりに点数が取れますが、実際のミーティングでは相手の話もほとんど分からないような状態でした。

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

S.Sさん:自分で発話することがトレーニングの大前提だと思うので、口に出して練習できるという点が良かったです。

色々な教材を買って音読をしたり英会話でたまに話すだけでは、圧倒的に口に出す量が足りません。テキストに頼る喋り方しかできておらず、「これでは上達しないだろう」という実感もありました。

「口に出す量を増やすにはどうすればいいのだろう」と悩んでいた時に、Facebookの広告でパタプラを見つけました。教材開発者の松尾先生が出演されているPIVOTを見て「これだ!」と思いました。

大木優紀さんがPIVOTの中で「意外と耳は空いている」とコメントしていましたが、その言葉もすごく印象に残っています。

オンライン英会話を予約した時間に仕事が入ってしまうことは頻繁にあります。労働時間が長く深夜まで仕事が終わらないことも多いので、私の場合は英会話教室に通うのも難しいです。

どうやって時間を確保するかが非常に大きな悩みでしたが、確かに耳だけなら空いている時間はあります。パタプラならスマホひとつあればトレーニングができるので、そういった点も購入の決め手になりました。

文字に頼りすぎるとスピーキング力は身につかない

── 実際に購入されていかがでしたか?

S.Sさん:私が仕事で使うのはパタプラに出てくる表現より少しカジュアルなものが多いですが、大きなギャップはありません。

パタプラに出てくる文章はそんなに長くない印象ですが、センテンスビルディングができるようになることが大事です。最後までちゃんと話し切るというトレーニングは、すごく意味があると感じています。

実際に活用できているフレーズもたくさんあります。例えば一番最初のレッスンで“I need you to~”から始まるセンテンスが出てきますが、部下に「これをすぐにやってほしい」と伝える時などに応用して使っています。

“Could you〜?”や“I was wondering〜”といった表現も知ってはいましたが、特に“I was wondering〜”のような柔らかい依頼表現は、円滑なコミュニケーションを図る上でとても有効だと感じました。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

S.Sさん:非常に良いですね。文字に頼る学習方法も否定はしませんが、スピーキング力が身につかない元凶は「文字に頼りすぎること」だと私は思っています。

文字があると頼りたくなってしまいますが、実際の会話は台本を見ながら喋るわけではありません。冠詞の有無や聞き取れなかったものに関してはテキストを展開して確認しますが、95%は音声だけで取り組むようにしています。

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

S.Sさん:話し出すことに躊躇がなくなり、「とりあえず話し始めてしまえば何とかなるだろう」と思えるようになりました。

以前は頭の中で文章を作ってからやっと話し出すような状態でしたが、今は「話し始めてから後に言葉を足していけば大丈夫」と割り切れるようになりました。

まだまだ全ての言葉が流暢に出てくるわけではありませんが、マインドセットと実際の発話のスピードは明らかに変わったと実感しています。

こういった成果が得られたのは4ヶ月目くらいだったと思います。3ヶ月目ではあまり変化を感じなかったのですが、4ヶ月目に入ったあたりから「話し切れるまでには至ってないけれど、話し始められてはいるな」と気づきました。

口から出てこない、喋るスピードが遅いといった課題を今は克服しつつある段階ですが、「パタプラのトレーニング方法は間違いない」という確信も得られました。パタプラをやってすごく良かったと思っています。

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

S.Sさん:エビングハウスの忘却曲線に則った復習レッスンを提示してもらえるのがありがたいですね。他の教材を使っている時は最初のページしかやらなかったり、あまり気持ちが乗らないページは避けたりすることもありました。

「他の教材をやった方がいいのかな」と色々な教材に手を出しては、何十万も費やすというループにはまる人も少なくないと思います。一方で、パタプラは機械的に「次はこれをやりましょう」と提示してくれるので、迷いがなくなります。

人間の感覚で今日やることを決めるとムラが出てきてしまいますが、エビングハウスの忘却曲線に沿って満遍なく叩き込むというメソッドは素晴らしいと思います。

全てのレッスンを復習する機会が平等に来るので、「このレッスンは重点的にやっておこう」「このレッスンに出てくる表現は仕事ではあまり使わないな」など、自分なりの見取図が作れます。こういった点も非常に良いですね。

会議の英語も気に入っています。本編のレッスンは発話中心のために作られている感じがしますが、会議の英語には洗練された単語や表現が入っていて知的好奇心も刺激されます。会議に必要なフレーズが学べるので非常に役立っています。

パタプラ会議&ファシリテーションも気になりますが、まずはパタプライングリッシュを最後までやり切ろうと思っています。

※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用頂けます。

※パタプラ会議&ファシリテーションは、会議特有の表現やファシリテーションの知識・スキルを習得するパタプラのシリーズ教材です。

再生速度が選べ、レッスンごとにダウンロードできる点が良い

── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

S.Sさん:反復動作に尽きるのではないでしょうか。音声の速さを自分で変えられるところも非常に優れているなと感じます。

私の場合は1.5倍速で音声を聞くようにしています。耳を慣らしておきたいのと、仕事が忙しくなかなか時間が取れないので「スピーディーに繰り返したい」という気持ちがあるからです。

1.5倍の速度に慣れておけばTOEICのリスニングは結構余裕です。ネイティブの実際の会話はもっと速いですが、以前に比べると聞き取れる量も増えてきました。容赦ないスピードも選べるようになっているところが気に入っています。

また、ダウンロードがレッスンごとにできるのも素晴らしいですよね。事前にダウンロードしておけば、旅行で山の上に行った時や飛行機の中でもパタプラができます。

一般的な教材のCDもダウンロードできるものはありますが、全レッスンが大抵1つに繋がってしまっています。パタプラはレッスンを1つずつダウンロードできるので、これもまた優れた仕組みだなと感心しました。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

S.Sさん:平日は仕事が忙しすぎてほとんど取り組めていません。そのため週末にまとめてパタプラをやるようにしています。海外出張の時などは時差の関係で時間ができたりもするので、そういったタイミングを利用することはあります。

休日はまず推奨レッスンを片づけて、その後に「復習が必要なレッスン」の中に表示されているものをやるようにしています。7回目、6回目、5回目といった順に「そろそろ定着できそうだな」というレッスンから優先して取り組んでいます。

パタプラに充てる時間は1回あたり約3時間です。復習音声だと1つのセンテンスに対して2回発話できるようになっていますが、私の場合はさらに3回足して5回ずつ練習するようにしています。

「もう余裕だな」と感じるレッスンは音声の通りにやっていますが、まだ定着していないレッスンに関しては自分で発話量を足しているため、1.5倍速にしても最終的には表示されているレッスンの時間通りになることが多いです。

併用しているネイティブキャンプも週末しか時間が取れません。主に発音のトレーニングと、フリートークで瞬発力を鍛えるという位置づけで受講しています。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

S.Sさん:「推奨レッスンをこなす」と決めて取り組むしかないと思います。継続という意味では私も散々失敗してきて、無駄な時間とお金を費やしてきました。

繰り返し練習して型を溜めておけば、話すことに対する恐怖心もなくなるはずです。パタプラで一定の型を学んでいくと、話し始めても「何とかなる」と思えるようになりました。

反復動作はしんどいことだと思うので、パタプラで身につけた表現を試しに使ってみるような場を設けるといいと思います。

期待を裏切られることはなかった。ぜひ信じて始めてほしい

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

S.Sさん:まさにTOEICの点数は良いのに喋れなくて困っている人にお勧めしたいです。

── S.Sさんにとってパタプラとは何でしょうか?

S.Sさん:「自動化」ではないでしょうか。レッスンが自動的に表示されるというのはもちろん、考えずに話せるようになっていくという意味でも自動化と言えると思います。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

S.Sさん:ミーティングや会議を自分の力でしっかりと仕切って、終わらせられるようになりたいです。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

S.Sさん:「地道に反復動作をやらないと結局ダメだな」と気づいたところで松尾先生の動画を見て、パタプラを購入しました。実際に始めてみて裏切られることはなかったです。

パタプラは私にとって日常動作みたいなもので、「この教材で本当に大丈夫なのか」という不安は一切ありません。みなさんもぜひ信じてやってみてほしいです。

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