繰り返すことで型が定着。表現の幅が広がった
記事作成日:2022年1月26日
TOEIC875点。医師。現在はデトロイトで研究留学中。これまでの英語学習とは違ったアプローチで、スピーキングを伸ばしたいと思いパタプライングリッシュを購入。2020年12月から利用。
日常会話の大半が日本語
── ご経歴やキャリアについて教えていただけますか?
Y.Kさん:日本では医師として働いていました。現在は基礎研究をするためにデトロイトに在住しています。
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
Y.Kさん:日本にいる時は外国人の患者さんと話すことがたまにありました。あとは国際学会に出たり、英語の論文を読んだりしていました。
現在も日本人研究者の多いラボなので、日常会話の大半が日本語です。打ち合わせや発表で英語を使うことはあります。日本にいた頃より話す機会は増えましたが、そこまで変わらないです。
同じことを何回も言ってしまう
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
Y.Kさん:大学1年までは英語の授業がありましたが、それ以降は英語学習から離れていました。社会人になって5〜6年してから英語学習を再開しました。英語の重要性を実感するようになり、オンライン英会話を5年ほど続けました。
また、TOEICに向けてオンライン英会話以外に文法の問題集や単語の文庫本で対策をしました。最初にTOEICを受けたのは大学1年生の時は660点で、今から3年前に受けた時は875点でした。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
Y.Kさん:考えながら話してしまうため、詰まる場面が多いです。また、同じことを何回も言ってしまいます。コミュニケーション上のギャップを感じていました。
ある時期を境にこれ以上は伸びないと感じた
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
Y.Kさん:オンライン英会話はスピーキングの最初のトレーニングとしては良かったです。ニュースマテリアルの題材をよくやり、リーディングとマテリアル内容をディスカッションする能力を養うには良かったと思うのですが、肝心のスピーキング表現のバリエーションが増えず、ある時期を境にこれ以上は伸びないと感じました。
TOEICのリスニング特化の練習はしていませんでしたが、リスニングの点数が取れていたので伸びたとは思います。ただし、TOEICが高得点でも円滑にコミュニケーションが取れるとは限らないです。
その点パタプラは繰り返しやる中で定着が図れました。パタプラのテストは採点の基準が厳しく、苦労することも多かったですがそれも良かったです。
2ヶ月経った頃から引き出しが増えた
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
Y.Kさん:「駐在3年目。今のスピーキングでは、日本に戻れない」のコピーが書いてあった広告を見たのがきっかけです。私は駐在ではありませんが、留学中なので帰国したら「英語ができる人」と、認定されると思いました。似た境遇でとても印象に残り、初めて広告を見てから1週間後くらいに購入しました。
スピーキングに課題を感じていて、これまでの英語学習とは違ったアプローチをしようと探していました。パタプラは自習式の教材という点が魅力的でした。コーチングも考えましたが、高額で手が出なかったです。
── 実際に購入されていかがでしたか?
Y.Kさん:続けやすく、非常に良いです。ラボまで車で片道30分なので、1レッスンの時間の長さがその移動時間に取り組むのに丁度良いです。
ビジネス英語に特化した内容なので、現在の仕事の状況に全て当てはまるわけではないですが、そこは教養と割り切って取り組んでいます。2ヶ月経った頃から定型文のチャンクの引き出しが増えました。今まで「こういう風に言えば良かったんだ」という引き出しが増えて、コミュニケーションが円滑になりました。
音声がアメリカ英語で違和感がない
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
Y.Kさん:音声は基本的にアメリカ英語なので違和感はありませんでした。パタプラの発音は普段聞いている英語に近いと思います。スピーキングの際に自分が使えそうな英語だという印象があります。
1対1の会話で相手が忖度してくれると会話できますが、パーティーのような大勢の場で会話に加わるのはまだ難しいです。
つぶやき応用練習は医療用語に変えてみたり、臨床場面で使えそうなものを考えたりしました。しかし、臨床からも離れているため、それが本当にリアルな表現なのか分からなくなり、コンプリートできませんでした。間違ったフレーズを叩き込むのは良くないので、今はまだ基本レッスンの型のまま取り組んでます。
つぶやき応用練習は、基本レッスンで習得した型を元に、自身が実際に使うチャンクを自分で考えて型に入れて変えて行う練習法です。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
Y.Kさん:最初はエクセルを使って自分で記録をつけていました。習慣化してからは特別工夫したり、何かを頑張ったりすることはないです。通勤時間を使って学習したくらいです。自分で勉強し、継続することが苦じゃないというのもあると思います。
パタプラは日常の一部
── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?サポート体制はいかがでしたか?
Y.Kさん:オンラインでの買切り教材を購入したのはパタプラが初めてでした。オンライン英会話のような月額制だと、やらない時期があっても料金は発生するので損をしている感覚が否めなかったです。
60日間返金保証があるので、購入に対してポジティブになれました。パタプラ通信などのサポートがしっかりしており、買って終わりではなかった点も良かったです。
※パタプラ通信は、購入者に配信しているメールマガジンです。開発者の松尾先生から様々なトピックで、英語学習やグローバルビジネスパーソンにとって有益な情報を提供しています。
── Y.Kさんにとってパタプラとは何でしょうか?
Y.Kさん:日常の一部です。面倒だと感じて離れたことはありません。間違いなく表現の幅が広がったと思います。
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
Y.Kさん:スピーキングの幅が広がると思うので、スピーキングを伸ばしたい人にお勧めです。TOEICで中〜高得点者層と記載していますが、もっと幅広く使ってもらえるんじゃないかと思います。