マニュスクリプトに頼らず、自分の言葉でプレゼンできるように。リスニングで困る場面も少なくなった

記事作成日:2025年1月21日

J.Aさん(40代・男性)
J.Aさん(40代・男性)

TOEIC735点(5〜6年前)。製薬会社勤務・マーケティング。チャンクを使って話せないこととリスニングに課題を感じ、上司から紹介されたパタプライングリッシュを購入。2024年9月から利用。

Zoomミーティングやメールなど、英語の使用率は7〜8割

── J.Aさんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?

J.Aさん:内資系製薬会社でマーケティング事業に携わっています。現在担当しているのはアジアを中心とした地域です。

外資系の製薬会社2社を経て現在の会社に転職しました。今の部署に異動になるまでは以前の会社を含めて日本国内を担当していました。

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

J.Aさん:メールやチャットでは毎日のように英語を使用しています。各国のメンバーとは月に1回Zoomでミーティングをするので、スピーキングも必要です。

全体が集まって行われるミーティングのほか、個別で話したり、直接医師と英語で面談するような場面もあります。

会話をする相手はアジアの人たちが多く、英語を母国語としない人がほとんどです。

英語を使った業務は全体の7〜8割くらいだと思います。頭の中で考える時は日本語ですが、最終的にアウトプットとして出していくものは8割方英語です。

メールも約8割は英語ですね。チャットでは日本人とやり取りすることも多いので、英語の使用率は7割くらいだと思います。

上手い下手は抜きにして、基本的には英語でコミュニケーションを取るような環境です。オフィス内はほとんどが日本人ですが、外国籍の方も少なからずいます。

── 会社から何か英語学習のサポートはありますか?

J.Aさん:ビズメイツ、フラミンゴ、ベルリッツ、ECC、Gabaなど英語関連の福利厚生はいくつかあると認識しています。

TOEIC200点以上UPしても、「話す」「聞く」に課題が残った

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

J.Aさん:学生時代は苦手意識しかなかったです。留学経験もありません。

パタプラを始める前はフラミンゴを少しやっていました。会社の福利厚生で始めたわけではなく、YouTubeを見ていたら安くなるプランを見つけたので始めてみることにしました。

── 苦手意識があったにも関わらず、J.Aさんが英語学習を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

J.Aさん:元々「マーケティングをやりたい」という思いを持っていたのですが、特に外資系のマーケティングに行くにはどうしても英語が必要だったので勉強を始めました。

以前勤めていた企業でも様々な英語学習のサポートがあり、当時はベルリッツに通わせてもらっていました。

自分でお金を払って英語研修に参加していた時期もありますが、私にとって一番大きかったのはTOEICの先生をつけてもらったことです。個別で早川幸治先生の指導を受け試験対策に取り組んだら、500点台だったスコアが一気に725点まで伸びました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

J.Aさん:言いたいことが出てこない、チャンクを使って話せないことに課題意識を持っていました。リスニングも難しく、聞き取りは全然できていなかったように思います。

パタプラを始める前は半年ほどフラミンゴで瞬間英作文、多読、リスニングの勉強を毎日していました。瞬間英作文をやった成果で短いセンテンスはポッと出てくるようになったのですが、「もう少しちゃんとした文章を喋りたい」と思うようになりました。

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

J.Aさん:上司がパタプラをやっていて、紹介してくれたのがきっかけです。金額的にそんなに高くもなく、買切り教材なので「上手く使いこなせれば決して高い費用ではない」と感じました。

フラミンゴを始めて以降、毎日勉強してレコードを取っていたので、習慣化もそれなりに身についていたと思います。

4~5ヶ月で苦手だったリスニングにも変化が表れた

── 実際に購入されていかがでしたか?

J.Aさん:今はまだチャンクを使いこなせている実感はないのですが、これから上手く使えるようになっていけばいいなと思っています。

パタプラで毎日英語を喋っている成果で、英語がパッと出てくる感覚は得られました。これは以前より大分できるようになったと思います。「毎日英語を喋るのはすごく大事なことなのだな」と実感しているところです。

パタプラで習ったチャンクをメールやチャットで使ってみたことはあります。“It seems〜”のような表現はまだ使えていませんが、「こういった言葉を使いこなせればかっこいいのだろうな」と思いますし、自分が一歩成長したと実感できる気がします。

エビングハウスの忘却曲線は元々知っており、とても大事だと思っています。子どもにもよく「こういう勉強の仕方をしよう」と話したりもしますね。

私は英語レベルがそこまで高くないので、パタプラをスタートした当初は全部は聞き取れませんでした。復唱するのも難しかったです。テキストを見ないと分からないレベルだったので、8〜9回復習をしただけでは覚えきれません。

現在は推奨レッスンに加え、自分なりにアドオンでLESSON1からやり直しているところです。テキストを見ずにセンテンスが口から出てくるまでやり込む、というのを繰り返しています。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

J.Aさん:非常にありがたいですね。私は朝パタプラをやるのですが、大体その時間は洗濯物を畳んだり朝ごはんを作ったりなど家事をしています。

洗濯機を回したり果物を切ったりパンを焼いたりなど、頭を使わなくてもできる動作をこなしながら英語学習もできるのは一石二鳥です。

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

J.Aさん:パタプラをやる前は、医師と英語で面談する際にプレゼン資料を用意し、自分で作ったマニュスクリプトを見ながら読むというのがデフォルトでした。

事前準備にかなり時間をかけているような状態でしたが、今はある程度自分で言葉をチョイスしながらマニュスクリプトを作れるようになりました。読む時もそのまま読み上げるのではなく、自分の言葉として喋れている実感があります。

今までは相手に英語で質問された時に、「何を聞かれているか分からなかったらどうしよう」と思うことがありましたが、最近は相手の話がそれなりに理解できるようになりました。反応に困ったり不安に感じることも少なくなった気がします。

こういった変化はパタプラを始めて4〜5ヶ月後くらいから実感できるようになりました。

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

J.Aさん:「チャンク単位で話す」ということを習得すれば、様々な場面で役立つことが分かりました。チャンクが身についていれば言葉としてパッと出てきますし、その言葉を口に出している間に「次は何を言おう」ということまで考えられます。

パタプラ以外の勉強も、学習時間のログを取るようにしている

── 現在パタプラ以外の英語学習にも取り組まれていますか?

J.Aさん:パタプラ以外にも英語の勉強を必ずしていますが、「勉強をする」という堅苦しいものではなく、スキマ時間に気楽にやるようにしています。

一番大事なのはログを取ることです。私の場合はスタディプラスで毎日勉強時間のログを取るようにしています。

後からログを見返すわけではないのですが、面倒くさがらずにしっかりと記録を残すことが大切です。たまに振り返ってみた時に「こんなに勉強してたんだ」と分かれば、自分の勇気にも繋がります。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

J.Aさん:朝5時頃に起床、起きた瞬間にイヤホンをつけてそのままパタプラをスタートさせます。顔を洗ったり髪を整える時間や、洗濯物を干したり畳んだりする時間もずっとパタプラをやっています。

最近は推奨レッスンが1〜2個と少ないので、先ほども話したようにLESSON1から順に復習するというのをプラスしています。合計3〜4個、1日のうちパタプラに充てている時間は大体40〜50分です。

通勤で電車に乗っている時間はまずキクタンに取り組み、そのままの流れで瞬間英作文もやります。瞬間英作文は10問×5個、キクタンは3単元分の単語を覚え、エビングハウスの忘却曲線と同じ要領で日をずらしながら繰り返し勉強するようにしています。

在宅勤務で電車に乗らない日は、空いた時間にキクタンや瞬間英作文をやっています。土日は子どもをプールに送った後、待っている間に取り組むことが多いですね。それが終わったらDuolingoをやったりもします。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

J.Aさん:パタプラの名前と一緒で、結局「パターン」なのだと思います。朝起きたらイヤホンをつけてパタプラをスタートさせる、というパターンを作るのが非常に大事です。

土日に出かけたりする時は朝どうしてもパタプラができないのですが、朝できないと「いつやろう…」となってしまいます。重い腰が上がらなくなるので、無意識のうちにスタートボタンを押す、このタイミングをしっかり作ってやるのが重要です。

私の場合は電車に乗ったら英作文と単語をやると決めていますが、ごはんを食べ終わったら歯磨きをするのと同じで、「これをする時はこれ」という風にパターンを決めておくといいのではないでしょうか。

パタプラなら何かしながら取り組めるので、毎日やることにのっけてしまうのが学習を継続する一番の秘訣なのかなと思います。

私は元々習慣化はそんなに得意ではありません。習慣化が得意だったら朝起きて机に向かって勉強できるはずです。習慣化が不得意だからこそ、習慣的にやるものがあるのなら「それにのっけてしまえばいい」と考えました。

連続学習日数は今111日です。本当はもっとやっているはずなのですが、海外出張へ行った時に時差の関係で1日記録がふっとんでしまいました。今までに1回休んだか休んでないかくらいで、パタプラはずっと続けています。

学習時間の記録機能と「ながら」で取り組める点が良い

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

J.Aさん:ある程度基礎的なところができて、「もっと喋れるようになりたい」「もっと聞けるようになりたい」と思っている人、かつ時間がない人にお勧めしたいです。

何も考えずに手を動かすような時間がある人は、そこに英語学習をのせればいいと思います。そういう方にとってもパタプラは最適な教材です。

── J.Aさんにとって「パタプラの一番の価値」とは何でしょうか?

J.Aさん:「ながらでできること」です。この点が英語学習を続けられている大きな秘訣だと思います。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

J.Aさん:英語の会議でもっと発言したり、相手の話をより理解できるような形に持っていきたいですね。また、マニュスクリプトがなくてもどんどん話していけるようになりたいと思っています。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

J.Aさん:パタプラなら「ながら」でしっかり英語学習ができます。学習時間を記録して、ちゃんと継続できているのを見るというのも非常に大事です。そういった機能を活かしながらパタプラを使ってみるといいと思います。

購入を検討されている方は、ぜひとも試してみてはいかがでしょうか。

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