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英検1級取得後も
継続している理由
坂本 圭司 様
記事作成日:2025年2月25日

坂本 圭司さん
(40代・男性)
英検1級・TOEIC975点 /研修講師
TOEIC900点を超えても自信をもって話せない、自分の意思を上手く表現できないと感じパタプラを購入。
自己紹介
玉木:本日は色々とお話を伺わせていただきます。よろしくお願いいたします。
坂本さん:よろしくお願いします。
玉木:まずはお名前とどのようなお仕事をされているか、お伺いしたいと思います。
坂本さん:坂本圭司と申します。研修講師をやっています。

パタプラを始めたきっかけ
玉木:パタプラを使われるきっかけというか、どのような悩みがあったんですか?
坂本さん:英語が好きで、「いつか英語を使った仕事がしたいな」と思って、ずっと勉強していたんですけれども。
リスニングとかリーディングは勉強すればするほど伸びるという感じがあったんですけど、どうしてもスピーキングがなかなかうまくいかなくて。英会話スクールとかも行ったりしたんですけど、全然うまくいかず非常に困っていたという所がありました。
玉木:悔しい思いをしたエピソードとかってありますか?
坂本さん:大きな失敗っていうのはないんですけど、やっぱり毎回自分の言いたいことがあるのに、直接言えないなというか。要は日本語だったら言いたいことを100%表現できるけれども、そのうちの20%ぐらいしか表現できないとか、そういうもどかしさっていうのは常に過去ありました。
玉木:誤解が生まれちゃったりしても不本意ですしね。でもそれは実際解消はされていきましたか?
坂本さん:そうですね。今は。7、8割とはなかなか言えないかもしれないですけども、5割、6割ぐらいは自分の言いたいことが伝えられるなという感覚です。

英語を好きになったきっかけは中国駐在
玉木:元々学生の時から割と英語は得意な方だったんですか?
坂本さん:残念ながら全然。外国語、英語を含めて全然得意じゃなくて。
玉木:なぜ好きになったんですか?
坂本さん:中国に駐在した時に、自分が覚えた言葉だとか、そういうのが通じてコミュニケーションが取れるという経験がすごく自分の中でやっぱり嬉しくて。
外国語を学ぶことによって、色々な人とお話ができるようになるっていうのは、すごく楽しいなって思って。
ビジネスシーンの英語に難しさを感じていた
玉木:TOEICの点数も975点ですけれども、それでも会話するのは自信がなかった?
坂本さん:そうですね。なんとか自分の言いたいことを短い文で伝えるってことはそれほど難しくないというか、できるんですけど。ビジネスの場で自発的に、きちんと論理的にものを説明するっていうのはちょっと難しいなと思ってまして。
やっぱり日本語のように自分の思ったことを自由に話せるっていう感覚がまだなかったので、それでパタプラを使ってみようって思ったのが、大きなきっかけですね。
英会話スクールは「楽しいけど身につかない」
玉木:これまで色々な英語の学習をされてきたと思うんですけど、あんまりこれは効果なかったなって思う学習方法ってありましたか?
坂本さん:英会話のレッスンはやっぱり多少は必要だと思うんですけど、スポーツで言えば試合みたいな形だと思うので。最終的には必要だけれども、いきなりスポーツ習い始めるっていう時に、いきなり試合しましょうってことないと思うんですよね。
英会話スクールっていうのはずっと試合をやっている形なので、「楽しいけど何も身につかない」みたいなイメージがありまして。どれだけやっても身につかないなって思ったので、やっぱりそれは途中でやめたと。
玉木:そうですね。確かに楽しいですけどね。
パタプラは「もどかしい」
玉木:パタプラは実際に使ってみていかがでしたか?
坂本さん:ちょっと最初は難しいというか、「もどかしい」という感じ。聞いた言葉をそのままリピートしなきゃいけないんですけど、それが全然できなくて、かなりもどかしいなと思ったのが最初の印象です。
玉木:もどかしさは解消されていったんですか?
坂本さん:そうですね。パタプラは何度も復習があって、それを2回、3回ってやっていくうちに、段々こう言えるようになって。最終的にはほぼ全部の文が決められたポーズの間に言えるようになったという感じがしたので、やっぱり繰り返しやることによってできるようになるんだなと思いました。

リピーティングの効果は知っていた
玉木:リピーティングをやって効果を実感した所ってどんな部分ですか?
※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。
坂本さん:過去に一時期、通訳学校に通ったことがあって。その時に先生に「すごく効果がある学習方法だ」という風に言われて、自分でも少しやったことがあったので、効果としては始める前から知っていたんですよね。
リピーティングって、ただ言われたことをそのままぱっと答えるように、そういう風に聞こえるかもしれないけど、実際は文章が長くなると、音だけで覚えておくことができない。
玉木:そうですよね。
坂本さん:なので、頭の中で意味だけを残して、それを頭の中でもう一度瞬間的に英作文をしていく。それが実際に自発的に話す時とほぼ同じプロセスになるので、例えば文法だとか言葉の語順だとか、そういうのを体に身につけさせることができるのがリピーティングと感じます。
玉木:シャドーイングとは違うものなんですか?
坂本さん:そうですね。シャドーイングは聞いたものをすぐそのまま後を追いかけていくような形なので、覚えてなくても、あるいは意味が全く分からなくても大体できるんですよ。
リピーティングは5秒とか10秒とかの長めの文章を聞いて発話するので、理解しないとできないし、理解した上でそれを文として組み立てないとできないという所があるので、シャドーイングとリピーティングは似てるようなんですけれども、結構違う。
忘却曲線に沿った自作予定表で英検1級合格
坂本さん:英検1級の試験対策っていうのもやってたんですけども。パタプラは復習の忘却曲線に沿った復習を間隔をあけて復習していくんですよね。それと同じように、予定表を自分で作ってですね、「この文章をやった2日後にもう1回やって・・・」「次の週末にもやって・・・」みたいなことやったんですけど。それで段々英検1級で使うような表現が身について、試験を受けて、落ちたかなと思ったんですけど、最終的に合格した、と。
玉木:エビングハウスの忘却曲線に沿った勉強法は効果的ですか?
坂本さん:最初ほとんど言えなかった表現が何回かで段々言えるようになって、最終的にはほとんどの表現がすらすらと言えるようになったという意味では、すごく効果があるなと思います。
パタプラは「楽しくない」が「身につく」
玉木:他にもアプリがあると思うんですけど、比較とかはされましたか?
坂本さん:他にも色々やりました。やったんですけれども、楽しく学習できるっていうアプリがすごく多くて。やってて楽しいんですけれども、やっぱり復習が全然足りないというか。1回やったら終わりのものが多くて、「これだと全然身につかないな」という感じがしたんですね。
それに比べてパタプラは楽しいかっていうと、全然楽しくないですね(笑)楽しくはないんですけど、本当に徹底的な復習があるので、何回かやっていくうちに「あ、これ身についているな」という実感がすごくあったので、他のアプリよりもいいなと思ったのが印象ですね。
玉木:真摯なご意見を頂いて、信憑性がありますね(笑)

音声完結だから時間の有効活用ができる
玉木:音声完結型という点はいかがですか?
坂本さん:他のアプリにはあまりない特徴かなと言えますね。音声以外のものもあると、やっぱり操作とかしなきゃいけないので、色々やりながらっていうのは難しいんですよね。
パタプラは音声を聞いて、リピートするとかパターンプラクティスするっていうだけなので、例えば外を散歩しながらとかでも使える。
本当に何も操作せずに、例えば家事とかをやりながらやるということもできるっていうのは、すごく時間の有効活用に役に立つという風に思いますね。
玉木:ただ聞き流すみたいな教材とはまた違う?
坂本さん:聞き流す教材は、私は全く効果がないと思っているので。聞き流しではなくて、聞いたものを自分で同じく言えるようにする、という所はただ聞くだけの教材とは全然違う感じがします。
玉木:聞いて自分が発する時間も設けられているという感じなんですか?
坂本さん:モデルの音声が聞こえて、次の音声が始まるまでの間で言い切らないといけない。最初はすぐ時間が経って全然言えないんですね。初回、2回目とか全然言えなくて、悔しいです。
ほとんどが全部「言えなかった」なので、大変なんですけど、それが少しずつ言えるようになってきて。最後の復習が終わる頃には、大体の文章がポーズの間で言えるようになっていますね。
「1日1個でもやろう」という感じで続けた
玉木:1日の中でどういうタイミングで使うんですか?
坂本さん:私の場合は朝ですね。朝、家族が起きてくる前にちょっと早めに起きて、スピーキングの練習をすると。
玉木:すごく忙しい時もやるって仰っていたんですけど、それも朝とかにやる?
坂本さん:朝起きてすぐやるというのを決めてたので、やりやすかったですし、仮にできなかったとしても、1個15分くらいなので、1日の中のどこかで時間を見つけて「1個でもやろう」という感じで続けました。
玉木:それ自体は苦ではなかったですか?
坂本さん:私の場合はやっぱり英語が好きで、夢というのもあったので。レッスン自体がそんなに面白いわけじゃないんですけど、やっぱりやっていくうちにだんだん身についているっていう感覚を持ったので、それが嬉しくて続けられたっていう感じですね。
わからないことは学習サポートで確認できる
玉木:サポート体制ってどんな感じですか?
坂本さん:レッスンが始まった後に1回、日本人のスタッフの方が学習の状況を聞いてくれるオンラインのミーティングがあるんですね。
分からないことがあればオンラインのミーティングの時に聞けますし、いつでもメールで質問があれば聞くことができます。

スピーキングが苦手な人におすすめしたい
玉木:パタプラをご検討の方にメッセージをお願いします。
坂本さん:私のように「リスニング、リーディングは結構できるんだけど、スピーキングがなかなかできない」という方は結構いらっしゃると思います。
そういう方にはたくさん練習が必要だと思いますが、パタプラはたくさんの復習を自動的にやってくれるような、そういうアプリだと思うので。
本当に効果があるなと私は思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
玉木:坂本さん、ありがとうございました。