いざという時に言葉を引き出せるチャンスが増えた。英会話の先生から「確実に上手くなった」と評価されたことも

記事作成日:2025年3月3日

石谷 麻彩子さん(40代・女性)
石谷 麻彩子さん(40代・女性)

TOEIC855点・VERSANT54点・PROGOS B2。金融系企業勤務・SE。チャンク単位で覚えたフレーズは仕事でそのまま使える場面も多かった。現在はパタプラ口語表現に挑戦中。2023年8月から利用。2児の母。

石谷さんの英語人生史

小学生
公文で英語学習を開始
中学
父の仕事の都合でバンコク
自宅で英会話を習う
大学
社会科学専攻
UCLAに語学留学したことも
就職
金融系企業に新卒入社
異動
海外拠点のネットワーク構築を担当
英語が必要な環境に
パタプライングリッシュを開始
人材育成の部署へ異動
パタプラ口語表現を開始

金融系企業SE→人材育成の部署へ異動

── 購入されて1年以上経ちましたが、人生やキャリアに変化はございましたか?

石谷さん:2024年4月に人材を育成する部署へ異動しました。社内で技術力向上を目的とした研修の企画や、技術力の高いメンバーを認定する制度の運営を行っています。

── 部署異動をされたのですね。現在も英語を使うような場面はありますか?

石谷さん:仕事で英語を使う機会はほぼゼロになりました。実践の場がほしくて現在はボランティアに参加しています。海外にソーシャルメディアを作る活動で、ネットで検索して見つけました。

語学留学で6週間ロサンゼルスへ

── 石谷さんは子どもの頃から英語や外国が身近な環境でしたか?

石谷さん:父の仕事の都合で中学の3年間はバンコクで過ごしていました。現地の日本人学校に通っていたのですが、自宅に英語講師を呼んで英会話も習っていました。

── 石谷さんが英語学習を始めたのはいつですか?

石谷さん:小学4年生の時です。公文で英語学習を始め、小学6年生の時には現在完了まで終わっていました。

── 留学経験はございますか?

石谷さん:大学2年生の時に6週間UCLAに語学留学しました。社会人2年目の時に長期休暇を利用して10日ほどボストンに滞在していたこともあります。ただ、それだけでは全然足りなかったです。

英語会議では一言も分からないまま終わったことも

── お仕事で初めて英語を使われたのはいつですか?

石谷さん:前の部署に異動した2年前です。いきなり英語会議にも参加するような状況でした。最初は駐在経験のある同僚についてもらっていましたが、別の領域になってからは月1回自分でファシリテートするような場面もありました。

── 社会人になってから取り組まれた英語学習について教えていただけますか?

石谷さん:GabaとNOVAに通っていたことがあります。前回のインタビューの時はネイティブキャンプを利用していました。

── 英語で失敗して悔しかったことなど、石谷さんの記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。

石谷さん:仕事でイギリス人とやり取りしていた際にどうしても理解できず、「ごめんなさい、メールで送ってください」と言ってしまったことがあります。英語会議で一言も分からないまま終わるなど、失敗談ならいくらでも話せますし、いまだに苦労しています。

現在参加しているボランティアの英語会議も、最初の3〜4ヶ月はガチガチに緊張していました。どうしても伝わらない、言いたいことが言えないなど、英語の壁を感じることはしょっちゅうです。

現在はパタプラ口語表現に挑戦中

── ご自身の英語力で今課題に感じていることはありますか?

石谷さん:会議で自分が発言したことに対して自信が持てず、“Do you have any questions?”、“Are there any questions?”など何回も言い換えてしまうような場面があり、課題意識を持っています。

── 現在はどのようにパタプラを活用されていますか?

石谷さん:パタプライングリッシュは完走し、今はパタプラ口語表現をやっています。最近は夜に15分程度、1日1レッスンはやるようにしています。

※パタプラ口語表現は、ビジネスシーンで頻出するイディオム、句動詞、慣用表現などの口語表現を習得するパタプラのシリーズ教材です。

── パタプラ口語表現に挑戦中なのですね。ぜひご感想をお聞かせください。

石谷さん:パタプラ口語表現は文章が長いので、リピーティングが非常にきついです。一文を長くしている趣旨は、その場限りの対応ではなく、状況に応じ適切な表現を使いこなせるようになるためなのだと思います。

そういう意味では大変有効だと感じていますが、パタプライングリッシュのように一気に何レッスンも取り組むのは難しいです。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

英会話の先生に「以前と大分違う」と褒められたことも

── 改めて感じている効果や英語力の変化があれば教えてください。

石谷さん:自分の中にデータベースが溜まっていくので、いざという時に言葉を引き出せるチャンスが増えました。その場になると都合良くマッピングできない時もありますが、チャンク単位で覚えたフレーズは仕事でそのまま使える場面が多かったです。

── 石谷さんの英語力の変化について、周りの方から評価されたことはありますか?

石谷さん:Gabaをやっていた時に先生から「確実に上手くなっているね」「最初は言葉に詰まっていたのに、今は大分違うよね」と言われました。

総レッスン数も数値化されていて、ゴールが分かりやすい

── パタプラシリーズを長くご愛用いただいている理由を教えてください。

石谷さん:スキマ時間に取り組めるところと、エビングハウスの忘却曲線に沿って繰り返し練習できるところが私に合っていたからです。一回勉強しただけではスピーキング力は身につかないので、英語学習は地道にやっていくしかありません。

パタプラシリーズは連続学習日数や総学習時間が数値化されていたり、「あとこれだけレッスンが残っている」というのが可視化されているので、ゴールも分かりやすいです。

毎日推奨レッスンが提示されるので、受け身でいられるのも良いですよね。能動的に英語学習を続けていくのは結構難しいと思います。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── 石谷さんはパタプライングリッシュとパタプラ口語表現を購入されていますが、全体の満足度はいかがですか?

石谷さん:10段階だったら10ですね。英語教材の中で一番高く評価しています。

これまでたくさん英語学習に取り組んできても、使う機会がなくスピーキングに苦手意識を持っている日本人は多いはずです。パタプラはそういった課題を抱えている人のニーズに応えられる教材だと思います。

繰り返し練習でき、記憶にも残りやすいお勧めのツール

── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?

石谷さん:今参加しているボランティアで、もっと積極的にファシリテートできるようになりたいです。半年ほど活動を続けて大分慣れてきましたが、もっとプロアクティブに動いていきたいですね。

ボランティアの他に、趣味の一環でToastmastersにも参加しています。Toastmastersは英語のプレゼン力を高めるクラブで、年に一度スピーチコンテストが開催されます。私も来年のコンテストには出てみたいです。

── 5年後、10年後にチャレンジしていきたいことなど、石谷さんの今後の目標を教えてください。

石谷さん:海外の人と一緒にプロジェクトを行い、社会的問題を解決したいという夢があります。ボランティアでも「いつかそういう機会が持てたらいいな」と思います。

今は仕事も家庭もあるので海外の人と交流するのはオンラインがメインですが、いつか現地で直接コミュニケーションが取れるような機会を持ちたいです。

── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

石谷さん:「世界にある文章の約6割は英語で書かれている」という話を聞いたことがあります。英語が分かれば自分にとってプラスになる知識を得られるだけでなく、世界が広がります。

「パタプラをやってみようかな」と考えている人は、私と似たような状況に置かれているはずです。学生時代に勉強してある程度基礎や知識はある、TOEICでも一定の点は取れる、でも喋れず苦労しているという日本人は多いと思います。

パタプラは繰り返し練習でき、記憶にも残りやすいお勧めのツールです。「英語で自分の意見を言いたい」「相手の話を理解する機会を増やしたい」と思っている人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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