学習を継続できる仕組みが秀逸。半年で口から英語が出てくるスピードが速くなり、会話にも自然に割り込めるように
記事作成日:2025年3月4日

TOEIC780点。外資系IT企業・カスタマーサクセス。発話のタイミングが掴めず、外国人との会話に割り込みにくいと感じていた。パッと喋り出すトレーニングをしたくてパタプライングリッシュを購入。2024年6月から利用。2児の父。趣味はマラソン・スキー・テニス。
齋藤さんの英語人生史
- 高校
- 英語は受験でも点数を取れる科目だった
- 大学
- 電気工学を専攻・留学経験なし
- 就職
- アメリカに本社があるIT企業へ入社
事業部の分社に伴い転籍 - 2社目
- 初めて英語でプレゼンを行い
外国人の参加者から好評を得る - 3社目
- 外資系IT企業へ転職
クラウドビジネスを立ち上げ - 4社目
- 外資系IT企業へ転職
- 5社目
- 3社目の企業へ戻る
- パタプライングリッシュを開始
新卒時から外資系IT企業一筋でキャリアを重ねている
── まずは齋藤さんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?
齋藤さん:外資系IT企業でカスタマーサクセスをやっています。
── 新卒時はどのような会社で働かれていたのですか?
齋藤さん:新卒時はアメリカに本社があるIT企業に入社しました。その時に所属していた事業部が分社したのを機に、私もそちらへ移りました。
── 転職のご経験はありますか?
齋藤さん:はい。最初の会社は30年近く勤務していましたが、2011年に初めて転職し11年間在籍していました。2022年から2年半ほど別の会社へお世話になりましたが、2024年6月から戻ることになりました。転職は3回したことになります。
10年続けているオンライン英会話は現在も併用中
── 社会人になってから取り組まれた英語学習について教えていただけますか?
齋藤さん:20代の頃はイーオンのグループレッスンに2年くらい通っていました。その後、会社から補助が出たのでベルリッツにも行きました。
パタプラを始める前はGSETを2〜3年やっていて、英語が大分聞けるようになりました。発音も綺麗になり、AIに違う単語で認識されることも減ってきました。QQイングリッシュは10年ほどやっていて、現在も続けています。
── 齋藤さんが効果を実感できた学習法、教材、英語サービスがあれば教えてください。
齋藤さん:QQイングリッシュが推奨しているカランメソッドは良いと思います。
── 英語で失敗して悔しかったこと、嬉しかったことなど、齋藤さんの原体験として記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。
齋藤さん:初めて英語でプレゼンした時のことはすごく覚えています。私が手がけたプロジェクトを説明するもので、写真やシナリオもしっかり準備して挑んだ結果、表彰されました。
夜に開催されたパーティーでは色んな国の人から「今日のプレゼン良かったよ」と言われ、嬉しかったです。当時は今の100分の1程度の英語力しかなかったと思いますが、一生懸命やって笑いも取れました。
最初は「他に上手い人がいるのになぜ自分が…」と乗り気ではなかったのですが、せっかくやるならと思い、英語が得意な人に協力してもらいながらスライドを作りました。飛行機の中で練習したのも今となっては良い思い出です。
「発話のタイミングが掴めない」という課題が残った
── 現在の英語の使用状況について教えてください。
齋藤さん:レギュラーで週に最低3回はグローバルの人とZoomでミーティングをしており、延べ2時間以上は英語で話しています。
4つあるミーティングのうち1つは全員アメリカ人、残りの3つはインド、香港、シンガポールなどアジアの人たちがメインです。
リーディングとライティングは日常的に発生します。メールやSlackも約3割は英語です。全体の業務の割合でいくと、3〜4割は英語という環境ですね。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
齋藤さん:何を言うか一旦日本語で考えてから英語に変換するのが常だったこと、発話のタイミングが掴みにくいことに課題意識を持っていました。
外国人と英語で話す時は割り込んでいかないと会話になりませんが、そのタイミングを逃すとすぐ次の話題に流れてしまいます。そこでも何を言おうか考えている間にまたタイミングを逃し、結局あまり喋れていませんでした。
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
齋藤さん:「集中的にパッと喋り出せるようなトレーニングをしたい」と考えていた時にパタプラを見つけました。まず買切りという点が良かったです。
発話のタイミングを掴めないことが弱点だったので、Facebookの広告を見た時に「これなら克服できそうだな」と感じました。
相手の話を聞きながら「次は何を言おう」と考えられるように
── 実際に購入されていかがでしたか?
齋藤さん:“Correct me if I’m wrong,~”など、会話をしている時にスクリプトのまま口から出てくることがあります。「この文章は使わないな」と思ったものはあまりなかったです。
音声学習なので電車の中で小さな声でブツブツ言いながら練習できるのも良いですね。
── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。
齋藤さん:以前は「今だ!」というタイミングが来ないと会話に入りづらいところがありましたが、今は自然に割り込めるようになってきました。口から英語が出てくるスピードもかなり速くなったと実感しています。
また、相手の話を聞きながら「次は何を言おうか」と頭の中で考えられるようにもなりました。
まず話の内容を理解する、次に日本語で返事を考える、それを英語でどう伝えるか考える、言い回しや単語が分からなければスマホで調べるといった工程は、今はほぼ必要ありません。
こういった効果を感じるようになったのは、パタプラを始めて半年くらい経ってからです。「3ヶ月で変わった」と仰っている方もいますが、私の場合は3ヶ月で変化を感じることはなかったです。
──「発話のタイミングが掴めない」という課題も、解消されつつあるのですね。
齋藤さん:はい。周りから「次はどうしたらいいでしょうか」と聞かれる立場になり、能動的に教えたりパッと答えられないと困る場面も増えたので、教材をパタプラに切り替えて本当に良かったです。
──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
齋藤さん:三単元のsや現在完了など動詞の変換も素直にできるようになりました。パターンプラクティスはすごく良い方法ですし癖になります。be動詞が最初に来る疑問文はあまり使い慣れていなかったのですが、スムーズに出てくるようになりました。
会議の英語も良かったです。あいづちの入れ方など「面白いな」と思いながら取り組んでいます。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。
復習レッスンは溜めないよう心がけていた
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
齋藤さん:今は週に2回くらい出社しているのですが、行きの電車に乗っている間はほぼパタプラをやっています。
連続してやると疲れてしまうので、1レッスン終えたらメールを見るなど何か違うことをしてまたレッスンに戻る、といった形で取り組んでいます。乗車時間は約1時間あり、その間に3レッスン進めることが多いですね。
在宅の時はミーティングの合間に10〜15分ほどパタプラをやることもあります。ミーティングが続いてしまっている日は仕事が終わってから2〜3レッスン進めます。
── 齋藤さんは休日もパタプラをやっていらっしゃいますか?
齋藤さん:はい。1日最低1レッスンはやるようにしています。暇な時は午前中に1個、午後1個、晩ごはんを食べる前に1個という感じで、多ければ4レッスンやる日もあります。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
齋藤さん:復習レッスンだけはなるべく溜めないようにしていました。今は推奨レッスンの数も減ってきましたが、多い時期は結構きつかったです。
そろそろ2クール目を始めようかなと思っているところですが、アプリの計画通りにちゃんとやっていかないと後々きつくなることは分かりました。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
── 併用中のオンライン英会話はどれくらいの頻度で利用されているのですか?
齋藤さん:QQイングリッシュは週2回ほど利用しています。仕事の昼休みが1時間あるので、そのうち30分を英会話に充てています。
連続学習日数など、学習の継続を促す仕組みが秀逸
── 齋藤さんにとってパタプラとは何でしょうか?
齋藤さん:英語学習を習慣にするという点でものすごく寄与してくれた教材です。1レッスン15分程度なので時間も調整しやすく、継続することでスピーキングが上達するのも実感できました。
パタプラをベースにして、そこに上積みしていくような形で英語学習を続けられればいいなと思っています。
── パタプラのお気に入りポイントを教えてください。
齋藤さん:連続学習日数がカウントされるのは非常に良いですね。私は最高で120日くらいまで行きました。日数が増えていくのはモチベーションにもなりますし、学習を続けるきっかけにもなるので、この仕組みは秀逸だと思います。
── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?
齋藤さん:日本語と同じくらいのレベルで深いディスカッションをできるようになりたいです。会議で英語が上手い日本人が言いたいことを言い切れているのを見ていると、あとちょっとでこの域まで行けそうと自分に期待しています。
私の場合、単語が思い浮かばなかったら違う言い方に変えたり、言おうと思っていたことを削ったりしているのが現状です。コミュニケーションは十分成立していますが、これからも英語力に磨きをかけていきたいです。
── 齋藤さんの今後のキャリアプランを教えてください。
齋藤さん:ずっと外資系IT企業にいたので、その経験を活かして「海外の新しいITソリューションを日本に持ってくるお手伝いができたらいいな」と考えています。
── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
齋藤さん:習慣化できずに途中で英語学習をやめてしまった人にお勧めしたいです。パタプラは教材の中身、アプリの作り、学習状況を管理してくれる仕組みがしっかりしているので、すごく継続しやすいと思います。私が知る限りベストな英語教材です。
1日やらないとレッスンが溜まってしまいますが、推奨レッスンという形で追いかけてくれるので「今日は何をやろう」と考える手間もありません。価格もかなりリーズナブルで十分元が取れると思うので、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。