「書く→聞く→話す」の順に、半年で成長を実感できた。1年半ほぼ毎日続けられている教材

記事作成日:2025年3月25日

K.Mさん(60代・男性)
K.Mさん(60代・男性)

英検準2級。建設業界・コンサルティング。ある程度自由に会話するためには、英文を暗記するよりパターンプラクティスのような練習が必要だと考え、パタプライングリッシュを購入。2023年9月から利用。2児の父。趣味はウォーキング。

K.Mさんの英語人生史

高校
3年生の時に英語の成績が急に伸びた
大学
農学専攻・留学経験なし
就職
日系のプラント会社に新卒入社
初めて英語で議事録を書く
ベルリッツでマンツーマンレッスンを受講
転職
現在の会社へ
英語を使う機会が倍以上
通信教育で基礎から文法を学び直す
パタプライングリッシュを開始

前職と比べ、英語を使う機会は倍以上に

── まずはK.Mさんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?

K.Mさん:プラントの設計・コンサルティング業務をやっています。今いる会社には15年前に転職で入社しました。

── 転職をご経験されているのですね。新卒時はどのような会社で働かれていたのですか?

K.Mさん:日系のプラント会社に入り、20年ほど勤めていました。仕事内容は今と同じでしたが、英語を使う業務の割合は倍以上に増えました。

── お仕事で初めて英語を使われたのはいつですか?

K.Mさん:前の会社に入ったばかりの時ですね。外資系のプラントの仕事をすることになり、英語で打ち合わせ議事録を書きました。

── 英語で失敗して悔しかったことなど、K.Mさんの記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。

K.Mさん:初めて英語で議事録を書いた時、お客様から「あなたの英語を添削するために仕事をお願いしているわけではない」と散々怒られました。一方、その様子を知った上司からは「我々があなたの英語をちゃんと見ていなかったばかりに怒られてしまったね」と謝られました。

社会人になりたてで英語の仕事を任されたのは、採用面接で「英語が得意ですか?」と聞かれたことがきっかけだったと思います。「普通です」と答えたものの、実際には使う機会はないだろうと高をくくっていました。

50代で一念発起。通信教育で文法を1から学び直す

── 学生時代は英語が得意でしたか?

K.Mさん:中学では平均以上だったと思いますが、高校時代は苦手意識を持っていました。ライティングもリーディングも全般的にダメで、高校1〜2年の時は成績も悪かったです。

ところが高校3年生、大学受験間近になって急に成績が伸びました。そのため、大学生の時も英語はそれなりにできると思っていました。

── 苦手ではなかったのですね。社会人になってからはどうでしたか?

K.Mさん:議事録の一件の後も「何とかなるだろう」と思って過ごしてたので、特に苦手意識はなかったです。20代でドイツ、アメリカ、シンガポールなどに出張させてもらった時も、片言ながら何とかなっていました。

英語が苦手だと自覚したのは30歳を過ぎてからです。中学では文章の丸暗記ばかりで文法をきちんと覚えていなかったので、高校で成績が悪かったのも頷けました。特に“if”を使った仮定法が理解できず、文章を作る時はなるべく避けていました。

── K.Mさんが本格的に英語学習を始めたのはいつですか?

K.Mさん:50代半ば頃です。「英語を使う仕事も増えてきたし、根気を据えて1からやってみよう」「やるだけやってダメだったら諦めよう」と一念発起し、英語学習を再開しました。

── これまでに取り組まれた英語学習について教えていただけますか?

K.Mさん:前職にいた20代の時はベルリッツで半年間、マンツーマンのレッスンを受けていました。50代で始めたのはZ会の通信教育です。その他にも以前は書籍を買ったりNHKのラジオ英会話に取り組んだこともあります。

── K.Mさんが効果を実感できた学習法、教材、英語サービスがあれば教えてください。

K.Mさん:通信教育です。中学1年生のレベルの“good morning”と「太陽が東から上る絵」を線で結ぶようなところから学び直しました。最終的には大学2年生レベルまでの教材で、苦手だった仮定法も克服できました。

中学1年から大学2年生レベルの文法を復習し終えるまで2年かかりましたが、英作文が伸びた実感がありましたね。

英作文の実力は伸びても、会話は成立しなかった

── 現在の英語の使用状況について教えてください。

K.Mさん:インドネシア、ベトナム、シンガポールなど、東南アジアの関連会社とのやり取りが多いです。ウェブでの打ち合わせは2週に1回程度で、月数回英語のプレゼン資料を作る機会もあります。

メールでのコミュニケーションが主ですが、前職の時と比べるとスピーキングが必要な場面も増えました。英語を使う業務の割合は全体の1〜2割程度です。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

K.Mさん:考えながら書いたり、自分で作成した設計資料を読み上げて説明することはできましたが、質問された時にとっさに対応できず苦労していました。6〜7割の内容は聞き取れても、回答する際はもう一度、事前に作成した同じ資料を読み直すことしかできませんでした。

とにかく文法がなっておらず、会議後に横で聞いていた同僚から「動詞がありませんでしたよ」と笑われてしまったこともあります。英作文の実力が伸びても実際の会話では通用しない実感もあり、「スピーキングとヒアリングを何とかしなければ」と思っていました。

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

K.Mさん:英文を暗記するような教材は多くありますが、それだとスピーキングは成り立ちません。文章を山のように覚えても実際にヒットする場面はほとんどなく、限界があると感じていました。

パタプラを最初に知ったきっかけはInstagramの広告だったと思います。パターンを入れ替えていけば無限に文章が作れますし、自由に会話するためには必要な練習だと思い購入を決めました。

3ヶ月までは効果がよく分からなかった

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

K.Mさん:その後、最初に変化を感じたのはライティングです。文章を書く時間が圧倒的に速くなり、顕著に効果を実感できました。

次に伸びたのはヒアリングです。相手の質問が以前よりも聞き取れるようになり、その場である程度答えられるようになりました。もちろんスピーキング力の向上も実感できています。

利用者インタビューの中に「3ヶ月で効果を実感できた」という記事が多くあったので期待していたのですが、私は3ヶ月では効果がよく分かりませんでした。「スピーキングもヒアリングも以前とは大分違うな」と感じたのは、半年を過ぎた頃です。

── K.Mさんの英語力の変化について、周りの方から評価されたことはありますか?

K.Mさん:はい。私が書いた英語の書類を英語ネイティブの社員にチェックしてもらった際、「はっきり言って前に見た書類は英語になっていなかったと思いますが、今回はちゃんと意味が分かります。英語に関してチェックするところはないです」と言われました。

打ち合わせで東南アジアに出張した時も、隣にいた日本人の社員が「全く問題ないのでどんどん進めてください」と言ってくれました。以前は相手に理解してもらえないことが多く、自分の英語が通じているか内心ひやひやしていたので嬉しかったです。

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 -科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

K.Mさん:最初は難しすぎてついていけなかったです。リピーティングもできなかったので、テキストを見ながら取り組んでいました。

三単現のsを忘れたり単語を1つ抜かすなど、頭が混乱してしまうことも多かったです。それでも続けていくうちに「慣れるものだな」と分かったので、方法論としては良いと感じています。

全レッスンを完走した後にもう一度LESSON1からやり直し、ようやく音声のみでこなせるようになりました。3回目のチャレンジとなる今は入れ替えもスムーズにできていますし、音声もほぼ100%聞けるようになりました。

会議の英語がとても良かったので、これから回数を増やしてやっていくつもりです。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。

現在はシャドーイング教材を併用中

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

K.Mさん:平日も休日も大体1時間を目処に、夕方など午後の時間帯にパタプラをやることが多かったです。在宅勤務の時は18時以降に、通勤する時は帰りの電車の中で取り組むようにしていました。

推奨レッスンが一番多かった時期も、なるべくその日のうちに全部こなすよう努力していました。夜に飲み会がある日などは日中の空いた時間にやることもありましたね。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── K.Mさんの最高連続学習日数は何日ですか?

K.Mさん:140日です。パタプラは500日以上続けていますが、休んだ日は合計30日もないですね。連続学習日数はできるだけ途切れないよう心がけています。パタプラは1レッスン15分程度なので取り組みやすいです。

── 購入後、パタプラはほぼ毎日続けていらっしゃるのですね。他に併用されている英語学習はありますか?

K.Mさん:はい。パタプラをやってスピーキングについては「この調子で続けていけば何とかなるだろう」と思えたのですが、ヒアリングをさらに鍛えたいと考え、2024年4月頃からシャドテンを始めました。

シャドテンもほぼ毎日やっています。1ヶ月のうち休んだ日は2〜3日くらいでしょうか。パタプラとシャドテンを使って、1日1時間半〜2時間は英語学習をしています。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

K.Mさん:推奨レッスンは少なくとも毎日1個はやるようにしています。私の場合、一番上に表示されているレッスンは必ず消化するようにしていました。1個やると「もう1レッスンくらいやろうかな」と思えます。

今は音声も大分聞けるようになりましたし、長めの文章を流暢にリピーティングできるようになれば自信もつきます。学習の継続に悩まれている方は、所要時間が一番短いレッスンだけでもやるようにしてみるといいのではないでしょうか。

やっただけの効果は必ず得られる

── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?

K.Mさん:誰のサポートがなくても相手の話の内容を理解できるようになっていたいですね。質問に回答する時は、自分の意見も含めて発言できるようになりたいです。

── K.Mさんの今後のキャリアプランを教えてください。

K.Mさん:日本国内での業務はある程度評価を得られていますが、国外との仕事となると評価以前に英語の壁が立ちはだかり、なかなか業務になりませんでした。

悔しい思いもしてきましたが、英語でも技術的に正しい話をしていることが評価されるようになったら嬉しいです。

── K.Mさんとって「パタプラの一番の価値」とは何でしょうか?

K.Mさん:一番の推しポイントは圧倒的に時間がかけられることです。学習をする上で「飽きずに毎日1時間やる」というのは必須だと思いますが、それができる教材はなかなかありません。

英会話教室へ1週間に1回、1時間通ったとしても、満足できるほど話せるようにはならないのではないでしょうか。外国語を覚えるためには毎日数分でもその言語に接する必要があると思います。

とはいえ、英語の音声素材を漫然と聞くだけでは成長しません。パタプラのような「話すための教材」は、今までにあまりなかったのではないかと思います。

── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

K.Mさん:パタプラはやっただけの効果があるのは間違いないです。なるべく多く、長く続けるほど効果は大きいと感じています。購入にあたって悩む必要は何もありません。

パタプラなら携帯が1つあればOKですし、場所を選ばず学習できます。15分単位で勉強できるので、「やらない」という選択肢はないのではないでしょうか。

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