千本ノックの硬派な体育会系アプリ。「この表現は正しい」と自信を持って話せるようになり、圧倒的に耳も良くなった

記事作成日:2025年4月11日

北田 真平さん(40代・男性)
北田 真平さん(40代・男性)

医師(整形外科)。復習のメカニズムが明確で、反復練習を英語学習の本筋に置いている点が良いと感じ、パタプライングリッシュを購入。2024年8月から利用。趣味は筋トレ。

北田さんの英語人生史

中・高
“one”が読めないレベルからスタート
大学受験では得点源の科目だった
大学
医学部・留学経験なし
就職
整形外科医としてキャリアをスタート
国内外で学会活動を開始
海外の学会では挫折を味わったことも
NHKのラジオビジネス英語を開始
パタプライングリッシュを開始

手術や外来業務のかたわら、学会活動を行っている

── まずは北田さんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?

北田さん:兵庫県にある県立病院で整形外科の医師をしています。病院での手術や外来業務が主ですが、勤務医のかたわら学術的な活動も行っており、国内外の学会で発表する機会が年に10回程度あります。

── 北田さんが医師を目指されたきっかけを教えていただけますか?

北田さん:私が15歳の時の話ですが、阪神淡路大震災で自宅が全壊するという壮絶な経験をしました。整形外科医の父が怪我人の手当に奔走している姿に胸を撃たれ、同じ道を目指したいと思うようになりました。

自分が使っている表現が正しいのか不安になった

── 学生時代は英語が得意でしたか?

北田さん:そこまで得意というわけでもなかったですが、当時のセンター試験では8割8分くらい取れていました。どちらかというと英語は得点源の科目ではありましたね。文法は高校でしっかり勉強してきたので、読み書きは問題なかったです。

── お仕事で初めて英語を使われたのはいつですか?

北田さん:10年前くらいです。海外の学会で自分の研究成果を発表したり、質疑応答など限られた時間の中で英語を使用する場面がありました。

── 北田さんが英語学習をリスタートされたのは、やはり学会活動がきっかけだったのでしょうか?

北田さん:そうですね。私が参加したのは国際的な交流を生業とする委員会で、海外の先生を招聘したり研修生を受け入れるなど、人事交流も頻繁になりました。

これまで実用的な英語のアウトプットに関しては全く教わってこなかったので、日常的な会話やメールの書き方など「自分が使っている表現は果たして正しいのだろうか?」と不安を抱くようになりました。

海外の学会で大きな挫折を味わった

── これまでに取り組まれた英語学習について教えていただけますか?

北田さん:ずっと続けていたのはNHKのラジオビジネス英語です。アプリをダウンロードして通勤中に聞いていました。スキットの内容も実用的なものが多く、シャドーイングの成果で耳も鍛えられました。

──「これを思い出すと奮起する」など、ご自身の中で印象に残っている英語のエピソードがあれば教えてください。

北田さん:忘れもしない出来事ですが、2015年に参加したフランクフルトの学会で大きな挫折を味わいました。

結構な人数の前で発表することになり、当日は原稿を丸暗記して臨みました。発表自体は無事に終えられたのですが、聞きやすいと言われているヨーロッパの人の英語が全く聞き取れず悔しかったです。

座長を務めていた先生に噛み砕いて言い直してもらったり、相手にかなりゆっくり話してもらうことで何とかやり過ごしましたが、質疑応答の4〜5分はものすごく緊張しました。言いたいことが上手く表現できず、質問内容も10%くらいしか理解できなかったです。

復習のメカニズムに注目している点が良い

── 現在の英語の使用状況について教えてください。

北田さん:2年前からほぼ毎日のようにメールのやり取りが発生している状況です。Zoomで会議をする機会も増えてきて、英語を使う頻度・密度が急に濃くなった印象があります。

会話をする相手はオーストラリアやニュージーランドの人もいますが、半分くらいはアジアの人です。韓国人やタイ人など、英語がすごく上手だなと感じます。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

北田さん:初歩的なフレーズも日常的に使っていたわけではないですし、英語を自分の武器として使えていないことが課題でした。会議のイントロダクションや質問する時ですらドキドキしていました。

── 数ある英語教材の中から、なぜパタプライングリッシュをお選びいただけたのでしょうか?

北田さん:「カタマリとしてフレーズを叩き込む」というのが自分には合っていると感じました。素材の良さはもちろん、復習すべきポイントを強制的に毎日提案してくれるところも良かったです。

NHKのラジオビジネス英語をやっていた時も復習の重要性には気づいていましたし、良いタイミングで復習をすれば定着することも分かっていました。まとまった学習時間が取れればいいのですが、自分が置かれた環境の中ではなかなか叶わず、自分で学習計画を立てるのは難しかったです。

「復習8回というのは多いな…」と思いましたが、回数を重ねていくうちにフレーズが自分のものになっていく実感が得られました。復習のメカニズムに注目している点が一番気に入っています。

シンポジウムで周りの先生に英語力を評価されたことも

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

北田さん:質問や提案の仕方が細かく紹介されているので、何回も繰り返していくうちに「この表現は自信を持って使っていいのだな」と思えるようになりました。パタプラで勉強したフレーズは頭に残るので、メールや会議でもアウトプットできています。

圧倒的に耳も良くなり、英語がほとんど聞き取れるようになりました。以前はふわっと輪郭だけ掴む感じでしたが、今は細かいニュアンスまで理解できるようになり、話の輪郭がくっきりしてきた感覚があります。

パタプラを始めて1年弱ですが、こういった成果を実感できたのはここ最近です。

── 北田さんの英語力の変化について、周りの方から評価されたことはありますか?

北田さん:海外の先生方が日本の学会に参加される際、シンポジウム形式で約1時間セッションが組まれることがあります。

私が座長を務めたりファシリテートする機会も増えてきたのですが、周りの先生から「上手にシンポジウムを回せていたね」「すごく英語が聞きやすかったよ」と言ってもらえるようになりました。

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

北田さん:パターンプラクティスは瞬発力が鍛えられて良いですね。条件反射のように出された課題に応えていくというドリルは、非常に有用だと感じました。

カタマリで表現を覚えていくことに関しても、「自信を持って使っていいんだ」と実感できるのでありがたいです。

テストは結構気に入っていて、よく使っている機能の1つです。綺麗に発音しているつもりでも抜けがあったり、自分の発音を客観的に知ることができるので非常に役立っています。

会議の英語もZoom会議の前にできる限り見るようにしています。アウトプットすることで初めて習得できると思うので、「今日はこのフレーズを使ってみよう」と意図的に口に出すよう心がけています。

※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。

医療業界に限らず、忙しい人にとって最適な教材

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

北田さん:家から職場まで電車で通勤していて、ドアツードアで30分かかります。そのうち10分間は電車なのでモゴモゴ言いながら練習していますが、歩いている間は大きな声でリピートするようにしています。

推奨レッスンをその日のうちに全部こなすのは難しいですが、1日合計1時間くらいはパタプラで英語に触れています。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

北田さん:ちょっと逆説的ではありますが、「離れないこと」「毎日続けること」が継続のコツだと思います。ダイエットと同じで一旦離れてしまうと、もう一度頑張るのが億劫になってしまいます。

私は連続学習日数がひとつのモチベーションになっているので、「毎日1つでもいいからレッスンをやろう」と心がけています。

── パタプラは医療に携わる方にとっても役立つ教材だと思いますか?

北田さん:そう思います。医療業界に限らず、忙しい人にとって最適な教材なのではないでしょうか。復習のメカニズムが非常にクリアなので、学習時間がなかなか取れない人に丁度良いと思います。

私は医学の世界にいるので、実際の仕事とスキットの内容は確かにギャップがあります。教材開発者の松尾先生が仰っていたように、ChatGPTなどを活用して医学業界の表現も自分で増やしていきたいです。

日本人であることを意識させない、一段上の英語力を目指す

── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?

北田さん:今年も3〜4つ、海外の学会やシンポジウムに参加することが決まっており、人前でディスカッションをする機会もさらに増えます。

そういった場面で「日本人だからちょっとゆっくり話してやろう」と気を使ってもらわないようになりたいですね。ジョークでも一発かまして笑いも取れたら最高だなと思います。

── 北田さんの今後のキャリアプランを教えてください。

北田さん:今いる職場は若手の医師もどんどん研修に来るようなアクティビティの高い病院です。国際的な委員会活動をしていく中で、海外の先生も研修に来られるような病院にしていきたいです。

職場の中でも国際的かつアカデミックな雰囲気を作り、ひとつ価値が上がるようなことをやっていけたらいいなと思っています。

── プライベートでは「これをやってみたい」など、何か計画はありますか?

北田さん:なかなか時間は取れませんが、海外旅行に行きたいなとは思います。今は仕事で海外に行って、そのうち1〜2日街に出るのが旅行みたいな感じです。

英語圏でいうと2024年はカナダに行きましたが、アメリカやイギリスなど色んなところに足を運びたいですね。

一切媚びない硬派なアプリだからこそ、お勧めしたい

── パタプラのお気に入りポイントを教えてください。

北田さん:「テクニックというより千本ノック」といった泥くさいところが、パタプラの良さだと思います。

復習のメカニズムは論理立ってしっかりしていますが、やっていることはゴリゴリの体育会系です。反復練習することを英語学習の本筋に置いていて、そこに何のブレもないところが好きです。反復練習で成長しない人はいません。

── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

北田さん:私は44歳でパタプラを始めましたが、いくつになっても遅すぎることはありません。自分が必要だと思ったタイミングが一番の始め時だと思うので、まずはアプリをゲットしてみてはいかがでしょうか。

パタプラは一度購入してしまえばずっと使えます。買切りであることも安心して英語学習を継続できるポイントになりますよね。

私の場合はアウトプットだけでなく、リスニングが改善されたのも如実に感じています。3〜6ヶ月目でも何かしらの進歩は実感できました。

今までの英語教材で「なかなか成長できなかった」という人は、ぜひパタプラをやってみてほしいです。こういった泥くさい練習方法は英語の実力を改善する唯一の近道になると思います。一切媚びない硬派なアプリだからこそ、お勧めしたいですね。

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