「最後まで考えてから話す」から「言いたいことを考えながら話す」に変化

記事作成日:2023年5月29日

「最後まで考えてから話す」から「言いたいことを考えながら話す」に変化
春日井 敦詞さん(40代・男性)
春日井 敦詞さん(40代・男性)

TOEIC545点。外資系IT企業勤務。複数人かつ日本人メンバーもいる中で、自分から話し出すことが難しいのをどうにかしたいと思いパタプライングリッシュを購入。2022年10月から利用。

編集部より

春日井 敦詞様には更に1年以上経ってからパタプラを通じてキャリアや私生活にどのような変化があったのかインタビューさせて頂きました。

最新のインタビュー → 社内にフォーカスした実用的な表現が多く学べる。翻訳ツールを使う必要がなくなり、メール作成も速くな

会社では自分の意図を伝えられることが重視される

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

春日井さん:外資系IT企業に勤務しており、毎日シンガポールとチャット・ビデオ通話・メールで英語を使っています。日常的に使うようになったのは今の会社に入った3年半前からです。

2000年頃からIT系の企業で働いているので、前職でも英語に触れる機会は多かったです。TOEICは7年ほど前に一度受けたきりでしたが、実際に話す場できちんと話せれば転職活動は問題ありませんでした。

日本の米国ベースの会社では顧客向けに使うのは日本語で、英語を話さないといけないのは基本的に社内です。流暢さより自分の意図を伝えられるかどうかが重要視されます。

TOEICの点数が高くても話せない人はダメだし、点数が低くても実践の場で使えれば問題ないです。お客様が海外だとまた違うと思いますが、私の場合は実践の場で使えることを意識してきました。

私がメインでやり取りするのはシンガポールで、日本人が英語ネイティブじゃないことを理解してくれています。

こちらの間違いをわざわざ指摘してくることもないし、日本人が上手く伝えられずにいる時もしっかり待っててくれます。

1対1は困らないが、複数人だと考えている間に話が進んでいる

── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?

春日井さん:学生時代は英語の勉強自体は嫌いではなかったですが、スピーキングに対する苦手意識があって話すことはしていませんでした。

当時オンライン英会話も主流ではなかったので、社会人になってからは会社指定の英会話に通うことはありましたが、自分で何かをするというのはあまりなかったです。

6年くらい前からオンライン英会話がいろいろと出てきて、受講してはやめてというのを繰り返してきました。

これまでの英語学習もとにかく話すことを重視して、スピーキングメインで組み立ててきました。逆に他のやり方があることを知らなかったというのもあります。

今でもリスニングを鍛えるってどうやるんだろうや、大量のドキュメントを速く読むってどうやるんだろうと思います。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

春日井さん:1対1で話す機会がある時はそれほど困りませんが、複数人かつ日本人メンバーもいる中で自分から話し出すことが難しいと感じていました。

最初に話すことを組み立ててから話し始めると、考えている間に会議が進んでしまうのでなかなか発言の機会が持てないというのが課題でした。

実際の仕事の場面でよく出会うものが頻出する内容

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

春日井さん:オンライン英会話や書籍で勉強はやっていましたが、やり方に限界は感じていて、何か違ったアプローチの学習はないかと探していた時に見つけました。

自分が調べた限りではスピーキングに特化したものという意味でも、パタプラと似たものは他にはなかったです。

スピーキング力を鍛えるためのメソッドに納得したのと、60日間の返金保証があったことが購入の決め手になりました。

── 実際に購入されていかがでしたか?

春日井さん:表示される推奨レッスンの通りに進めていけばいいし、仕事でアウトプットする機会は日々の仕事であったので上手く続けられると思えました。

明らかに今までやってきた英語学習よりは良いだろうと感じたので、まずはやってみようと思い取り組みました。

レッスン20あたりまで進めてみて、これはこのまま続けようと思いました。自分が話すだけではなく相手の話を聞き取るという意味でも、実際の仕事の場面でよく出会うものが頻出していたので、続けようと思えました。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

海外メンバーに依頼する時に練習した内容が使えた

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

春日井さん:やりにくさは特に感じず、音声だけで完結できるのは良かったです。ながらで学習できるので、忙しい時でも15分でも30分でもやろうと思えました。

文章を最後まで考えなくても、組み立てながら話し出せるようになったことは明らかな変化として感じています。

間違えたらまた言い直せばいいので、話しながら考えて文章をくっつけていく感じで話せるようになりました。

レッスンの中でも日付・期限の表現や人にお願いする時の依頼表現は実際の仕事で使えました。

シンガポールのメンバーにいろいろとお願いしないといけない時に役立ち、レッスンのシチュエーションは実際の仕事に近いものも多いです。

上司から部下に対する表現は逆の立場なので気をつけて使おうと思いましたが、それ以外は全体的に仕事で使う英語に関連しています。

全部考えた後に話し出すから抜け出せた

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

春日井さん:推奨レッスンに出されたものをちゃんとやると決めています。残してしまうと後が大変になるので、どうしてもできなかった時は翌日や週末に時間を取って調整しました。

つぶやき応用練習は自分で文章を作ることが最初は難しかったですが、1周するくらいの時には普段使っているフレーズや相手が話しているフレーズを溜めていくようにしました。

※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。

※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8~9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

春日井さん:表示されるその日にやるべきレッスンに沿って進められるので、モチベーションが保ちやすいです。まずは全部のレッスンをやり切ることを目標にできる点が良かったです。

文章を全部考えた後に話し出すことから抜け出せたのが、今までの学習でできなかったことです。パタプラをやったことで初めて実現できました。

── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?

春日井さん:買切りで良かったです。買切りだったからこそ、始めた時に最後までちゃんとやろうと思えたのかもしれません。サブスクだといつでも始められて、いつでもやめられるので覚悟が違うと思います。

パタプラに到達してやる人って、今までいろんな学習を試して試行錯誤してきている人が多いので、そこにちゃんとやろうという覚悟があると感じます。そういう意味でも買切りという形式は相性が良いと思います。

使用期限がないので、全部のレッスンが体に染みつくまでやろうと思っています。

少しでも迷っているならやってみてほしい

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

春日井さん:ある程度の基礎と覚悟がある人じゃないと使いこなせないんじゃないかなと思います。

これから英語をやらないといけない人、今もう直面している人、英語の文法は理解しているけど使えない人に向いている教材です。

なんとなく英語が話したいというよりは、ビジネスで必要に迫られている人に合っているかなと思います。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

春日井さん:パタプラのメソッドや利用者インタビューを見て、自分に合いそうかなどうかなと迷っているのであればぜひやってみてほしいです。

悩まないレベルの人であればやらなくていいと思いますが、少しでも迷うならまずやってみたほういいです。

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