スピーキングのスピードが大きく変化。3ヶ月毎日やれば確実に英語の回路が変わる
記事作成日:2023年6月20日
TOEIC825点。機械設計・精密機械。駐在中に比べて英語を使う機会が減少。言いたいことがスラスラ出てこないといったスピーキングの課題を改善したいと思いパタプライングリッシュを購入。2022年10月から利用。
駐在後もまた英語が必要になる時に備えて学習を継続
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
S.Hさん:仕事で英語を話すことはほとんどありませんが、読み書きで使うことは多いです。商品の設計をやっているので、国際規格に関するものなどは全て英語です。
昔は海外の工場での立ち上げや海外駐在をしていたので、その時に英語を使うことが多かったですが、最近は日常業務では話す機会が減っています。
でもまたいつ英語を使う部署に異動になるかは分からないので、英語学習は続けています。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
S.Hさん:学生時代は全く英語に興味はなく、理系だったので英語の論文を読むくらいでした。
社会人になってから海外での仕事を通して、共通言語である英語に興味を持ったのがきっかけで英語学習を開始しました。
仕事で英語を使うようになってからはコミュニケーションを取る手段として、特にスピーキングに興味を持ちました。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
S.Hさん:頭の中で考えて文を作って発話してとやっていると、会話のテンポが遅くなってしまいます。言いたいことが頭の中にあってもうまく出てこない、スラスラっと言いたいことが言えないことが課題です。
英会話教室の講師も気づくほどスピーキングが変化している
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
S.Hさん:5年前は海外駐在など英語を使う機会が多かったのですが、日本に帰国してしばらくは勉強の期間が空いてしまいました。
3年前に英語をやり直そうと思い、まずはTOEICの勉強を始めました。TOEICのスコアはどんどん上がっていきますが、このまま続けていても話せるようにならないなと気づきました。
スピーキング力を上げたいと思っている時に、パタプラを知って興味を持ったのがきっかけです。
スピーキングはスポーツや楽器の演奏と同じで回数をこなさないといけないと書いてあり、自分の考えている良いと思う英語学習と似ていると感じ購入しました。
── 実際に購入されていかがでしたか?
S.Hさん:スピーキングのスピードが大きく変化しました。過去に瞬間英作文をいくらやってもたどたどしさが抜けませんでしたが、パタプラを始めてからはチャンクがスラスラと出てくるようになりました。
会社の英会話教室にも参加していて、講師に「どう勉強してこんなにスムーズに話せるようになったの?」と聞かれます。他人から見てもスムーズさが身についていると実感しています。
会話の幅を広げるため、DUO3.0のアプリを使って語彙強化をしていますが、これだけだとスムーズに話せるようにはならないです。
パタプラをやらなかったら、スピーキングのスピードはここまで上がらなかったと思います。
スラスラと話せるようになっている手応えがある
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
S.Hさん:最初は抵抗がありました。レッスン2でチャンクが2つになった時点で対応ができず、5秒巻き戻しを繰り返し使いながらなんとか取り組みました。
パタプラを始めてからこれまでの自分のいい加減さをすごく思い知らされました。シャドーイングは話している気になっているけど全然間違っていたり、間違ったまま先に進めてしまったりしていました。
パタプラのように音声完結型のほうが自分の間違いが正確に分かるので良かったです。
一度も休まずに半年継続した感想としては確かな手応えを感じており、いい学習法だと思います。3ヶ月くらい続けていると、自分の中で感覚が変わってきました。
始めた頃は会議の英語に太刀打ちできませんでしたが、今は日々の学習に取り入れていてスラスラ話せるので変わっているのだと実感しています。
文をまるっと覚えているわけではなく、思考回路・チャンクという概念が身についている感覚があります。不思議な感じでこれはすごいなと感じています。
特に関係代名詞のレッスンが勉強になりました。これまでセンテンスを区切っていましたが、関係代名詞を使うことで繋げて文章を作れるようになりました。
パタプラでのトレーニングを通して、そういう文章の構成の仕方みたいなものが頭の中にインプットされました。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用頂けます。
TOEICは英語の勉強、パタプラはコミュニケートの手段
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
S.Hさん:全く違います。今までの勉強法はTOEICでしたが、実践的ではなかったです。
確かにボキャブラリーや文法、リスニングなどの知識や能力は身につきますが、試験のための勉強なので実際に海外の人と話す時に全然使えないじゃんという状態でした。
英語は勉強ではなくコミュニケートをするための手段なので、パタプラはそこに必要なトレーニングをやっていく感じです。今までの学習は英語の勉強、パタプラはコミュニケートの手段だと思います。
過去にシャドーイングをやっていた時にある程度リスニング力は身につきましたが、自分が言いたいことを言えるようにはなりませんでした。
パタプラは文章を聞いた後に繰り返すので途中で言い直すこともでき、内容に入り込む感じがあって良かったです。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
S.Hさん:嫌になることは全くなかったです。英語学習は3年ほど前からずーっと続けていて、隙間時間があればシャドーイングをしていたこともあり、学習自体を習慣化できていたので苦ではありません。
パタプラは長くても1レッスン30分、基本は20分くらいなので、お昼食べた後の余った時間で1つやろう、など時間の配分もやりやすかったです。
現在は音声内の構成を見直し10〜20分程度の長さになっています。
── つぶやき応用練習はいかがでしたか?
S.Hさん:つぶやき応用練習を今は毎日取り組んでいます。チャンクはTOEICの文章を真似てやっていて、実際にやってみると応用問題のほうが定着していると感じています。
英会話教室の講師を主語にして想像しながら話したりと、具体的な状況を想像しながらできるので定着しやすいんだと思います。
通常レッスンは場面を想像するのが難しいので、そういう意味でも応用練習はいいなと思っています。
※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
3ヶ月やれば確実に英語の回路が変わる
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
S.Hさん:仕事で英語を使っていない人でも使える教材ですが、英語学習が好きじゃないと続かないんじゃないかと思います。
英語に毎日1時間ほど触れることが苦にならない人には、ものすごくお勧めしたいです。
── S.Hさんさんにとってパタプラとは何でしょうか?
S.Hさん:歯を磨くような日常に溶け込んでいる感じで、時間があるとパタプラをやっています。
英語は技能で毎日やらないとどんどん抜けていくので、それが怖いから毎日やっています。習慣化しているので1日やらないと気持ち悪いという感覚が分かります。
実践は会社の英会話教室やスピーキング学習者が集まるサークルで話しています。サークルメンバーはリタイアして仕事で英語を使っていたような人も多く、話す場が設けられているのでいい勉強になっています。
仕事でもまたいつ英語が必要になるかは分からないので、そこに向けて普段からやっておかないと対応ができないと思っています。
パタプラだけではなく、実際に人を目の前にして自分の意思を伝える場を設けるのは重要です。それがパタプラでもお勧めしている応用力のところだと思います。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
S.Hさん:3ヶ月くらい毎日やったら確実に英語の回路が変わることが実感できるので、まずはその3ヶ月を頑張ってやりましょうと伝えたいです。
英語が話せると海外の人とコミュニケートできて視野が広がるので、まずは騙されたと思って3ヶ月やってみてください。