音声だけの学習に不安はあったが、3ヶ月後にスピーキングの成果を感じた
記事作成日:2023年10月26日
Tweet利用者プロフィール
TOEIC865点(2015年)。精密機器/デジタルサービス・マネージャー職。イギリス駐在。持っている知識を上手く使いこなせず、発話するまでに時間がかかるのを改善するためパタプライングリッシュを購入。2021年7月から利用。
駐在が決まるまではTOEICの勉強だけだった
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
花原さん:2年前からイギリスに駐在しており、会議・メールのやり取り・資料も全て英語です。日本にいる時は英語を使うことはありませんでした。
いつからと具体的に決まってはいませんでしたが、日本にいる時も英語は重要になるよと言われていたのでTOEICを受けていました。ただ、当時は業務を含め日々の生活で英語ができなくても困らなかったので、なかなか優先順位が上がらないという感じでした。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
花原さん:学生時代から英語は嫌いではないし、苦手でもなかったです。大学院でも英語で資料を作らなくてはいけないこともあったので、英語に触れる機会はありました。
研究室に外国人がいてそのお世話をすることもあったので、英語を話す機会もありました。社会人になってからの英語学習はTOEICの勉強くらいです。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
花原さん:自分が話したいと思っていることを言おうとした時に、自分の中の引き出しを使いこなせず、発話が上手くできない状態でした。話すのに時間がかかり、相手が待っているのが分かっていても言いたいことが出てこないことを課題に感じていました。
一定の長さのセンテンスを話せるようなっていると実感
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
花原さん:駐在が決まってから1年弱あったので、週に1回50分の英会話のクラスに通い、そこで出た宿題をやっていました。パタプラはロンドンに赴任してから購入しました。スピーキングを自分で鍛えるにはどうしたらいいかと、自分で調べた時に見つけたのがきっかけです。
筋トレのようなものというのが書いてあって、パタプラのコンセプト、こういう風にやっていくんですよ、チャンクが大事なんですよ、日本語から英語に翻訳するのではないんですよ、など、そういう考え方に納得したのが購入の決め手になりました。
── 実際に購入されていかがでしたか?
花原さん:始める前は音声だけで取り組むというのは大丈夫かなと少し不安に思いましたが、実際に取り組んでみると意外と大丈夫でした。3ヶ月くらいで一定の長さのセンテンスを話せるようになり、多少の安心感が出てきました。
成果が出るまでの間もやめようとは思わなかったです。それは1回レッスンをやって次の日復習すると、初日は全くできなかったものができるようになっていたりするので、レッスン内だけでも達成感があったからだと思います。
── レッスン内容と仕事とのシチュエーションのギャップはありましたか?
花原さん:レッスンと仕事のシチュエーションは割と近いものも多く、普段の業務でも使う機会が多い依頼する表現は役に立ちました。他にもトラブル対応・誰にコンタクトすればいい、などそういうものはすごく使えました。
今はイギリス英語がメインになりますが、自分が話すという意味で使っているのでパタプラで違和感は感じなかったです。
ネイティブとの会話に臆せず臨めるようになった
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
花原さん:基本的な型・チャンクで覚えられる点が良かったです。書籍や瞬間英作文は出てくる文が短いですが、パタプラは一定の長さのセンテンスやビジネスで出てくる表現が入っているので、そういうものを練習をして自分で言えると達成感があります。
それだけでネイティブとスラスラ話せるかというとそうではありませんが、実際に話す機会がある時にでも練習をしているという安心材料になります。パタプラをやったことでネイティブとの会話に臆せず臨めるようになりました。
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
花原さん:一番の違いは音声ベースでやることです。音声だけで取り組むというのが本当にできるのかなと思っていましたが、パタプラの場合は、耳で聞いてやるだけでも自然に全体を掴みながら取り組める点がすごく良かったです。最初に何回も短いチャンクで練習してから、長いセンテンスにしていくので耳だけでもできます。
あと、エビングハウスの忘却曲線に沿って推奨レッスンのタイミングを教えてくれるのも良かったです。復習のタイミングを自分で管理するのは難しいので、パタプラ側からここまでやれば大丈夫ですよと教えてくれると安心して続けられました。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
花原さん:とにかく海外に来てしまったので、何とか自分の英語力を上げたいという気持ちが強かったです。続けるための工夫をしなくても、その焦りがモチベーションになっていました。
日本にいたら自分で工夫して習慣化をしないと、ちゃんと継続していくのは難しかったと思います。私の場合はそういう状況もあって、途中でやめようとは思わなかったです。
パタプラをやっておくと、仕事で話しやすくなっている感覚がある
── 花原さんにとってパタプラとは何でしょうか?
花原さん:一定程度の文を話せるようになったことで自信になってくる、その安心材料になるものです。今はリスニングに引き続き苦労しているのでそちらに力を入れています。
今の自分は日本とイギリスを繋ぐブリッジ的な役割もあり、会議が入っていない時にスピーキングの機会が少ないこともあるので、ずっと英語だけを使っているというわけではありません。
その環境の中でもパタプラをやっておくと、運動不足が解消されて次に話す時に話しやすくなる感覚があります。レッスンも間隔が空いたとしても、たまにやっても過去にやったものは意外に覚えているので、話せるようになっているんだなと実感しています。
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
花原さん:実際に英語を使う機会がある人、近々それをやりたい・そういう機会を自分で作るために頑張りたいと思っている人です。英語を仕事で使う機会がある人に向いています。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
花原さん:パタプラの良いところは、考え方・スピーキングに関してこうすればできるようになると分かる点だと思います。それを信じてやることが良かったです。
また、買切りですがフォローアップの機会があり、中でも利用者が登壇するセミナーがすごくお勧めしたいポイントです。