100時間くらいでは全く効果が感じられなかった。半年以上経ってから会議でパッと言葉が出てくるように

記事作成日:2024年5月02日

100時間くらいでは全く効果が感じられなかった。半年以上経ってから会議でパッと言葉が出てくるように

利用者プロフィール

石谷 麻彩子さん(40代・女性)
石谷 麻彩子さん(40代・女性)

TOEIC855点・VERSANT54点・PROGOS B2。金融系企業勤務・SE。テキストを見ずに自分で文章を作る力を鍛えたいと感じ、音声のみで学習できるパタプライングリッシュを購入。2023年8月から利用。

2年前の部署異動がきっかけで英語が必要になった

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

石谷さん:金融系企業でシステムエンジニアをしており、海外拠点のネットワーク構築を担当しています。

海外の担当者にはノンネイティブもいますが、現在イギリスの案件を担当しているため会話の相手はネイティブであることがほとんどです。

メールではほぼ毎日英語を使って海外とやり取りをしています。電話やチャットでコミュニケーションを取ることも多く、会議では1ヶ月に1回ほどファシリテートをする機会があります。

仕事で英語が必要になったのは現在の部署へ異動した2年前からです。この時期から本格的に英語学習を開始しました。

── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?

石谷さん:対面の英会話教室に毎日通っていました。レッスン時間は1回40分程度ありましたが、1年くらい経った時に「全然喋れるようになっていない」と感じました。

今もパタプラと併用して英会話レッスンを受けており、一時期は毎日欠かさず取り組んでいました。英会話のレッスンについては現在週4日程度です。

2023年は会社の有志で集まりTOEICの勉強会をしていたこともあります。電車の中ではチャットボットなど様々なコンテンツを聞くようにしています。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

石谷さん:VERSANTを受験した際に「スピーキングとライティング・リーディングは全くの別物だ」と痛感しました。

TOEICである程度の点数を取ってから現在の部署へ異動したものの、スピーキング力不足を思い知る場面が多くありました。

自分で文章を作る力を鍛えるために音声学習は有益だと思った

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

石谷さん:英会話レッスンなどで新しい文章を覚えても、使う機会がないと頭に入らないと感じていました。英会話教室のカウンセラーにも「7回使わないと覚えないですよ」と言われたことがありますが、本当にその通りだと思います。

パタプラはスピーキングに特化した教材であること、そして復習機能がついているところが良いなと思い購入しました。テキストもついていますが結局それを読んでしまうと、自分で文章を作れるようにはなりません。

聞いた音声をそのまま何度も繰り返して練習できる点がとても気に入っています。

── 実際に購入されていかがでしたか?

石谷さん:2023年12月までは朝夜30分ずつ、1日約1時間をパタプラの学習に充てていました。2024年1月に別の資格を取る必要があったので、それ以降は朝のみ30分という形で取り組んでいます。

自分で文章を作る力を鍛えるためには、音声のみという学習スタイルも非常に有益だと思います。リスニングも上達したように感じています。

仕事に限らずアウトプットするという意味では、パタプラと英会話レッスンなどを併用するのも良いと思いました。

効果が分からなかった100時間。実践で使えたのは半年後

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

石谷さん:個人差はあると思いますが、私は100時間くらいでは全く効果が感じられませんでした。

会議など実践でも使えるようになってきたのは2024年に入ってからなので、パタプラを始めて半年以上経ってから成果を実感できたということになります。

例えばLESSON39の“what course of action to take”などは、会議で現地メンバーとやり取りする際にパッと出てきました。週4日通っている英会話教室でも「言葉が出てくるようになったな」と手応えを感じています。

会社のTOEIC勉強会で同僚が「文章をかたまりで見ていくと読むのが早くなる」と言っていました。私も同意見なので根本的な考え方はパタプラと同じなのかなと思いました。

── つぶやき応用練習はいかがでしたか?

石谷さん:パタプラで習った表現を仕事で活用していくためには、「この言葉はどういう風に使っていこうか」と想像する視点が大事です。つぶやき応用練習[b]のような復習こそ大切なのだろうと感じています。

「こういう時はこう使うよね」と落とし込んでいかなければ、ただの暗記になってしまいます。学んだ表現と使うシチュエーションを自分の中でいかに紐づけていけるかが重要です。

つぶやき応用練習で使うチャンクは自分では中々思いつきません。英会話レッスンで「これは使いたいな」と思った単語やネイティブの講師に教えてもらったフレーズ、会議で上手く言葉にできなかった表現などを入れて練習しています。

※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。

みんチャレがモチベーションに。完成度より毎日の継続が重要

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

石谷さん:パタプラ開始当初に勧められた習慣化アプリ「みんチャレ」が有効だと思いました。

会ったことのない人たちとグループを作り「このレッスン難しいよね」「今日会議のファシリテートをしたけれど全然上手く喋れなかった」など、お互いの励ましがモチベーションになっていたように感じます。

「また投稿しなきゃ」という気持ちが毎日の学習にも繋がっていたので、上手い仕組みだなと思いました。

たまに何回練習しても言えるようにならない文章がありますが、英語学習は100点を取りに行く世界ではないと思っているので、完璧を目指すよりも続けていくことに重点を置いています。

── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?

石谷さん:何十万円もかかるわけではなく頑張れば買切れる金額なので、手が届く範囲で良かったなと思っています。月額500円などでは続かない人の方が多いのではないでしょうか。

購入にあたり少し悩みましたが十分価値が出せる値段だと思えたので買いました。

── 石谷さんにとってパタプラとは何でしょうか?

石谷さん:英語力の維持・向上のために「毎日続けるもの」です。パタプラを続けていれば毎日30分~1時間程度は英語を話す時間が確保できます。

海外との連携が必要な部署へ初めて異動する人にお勧め

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

石谷さん:海外との連携が必要な部署に初めて異動になった人へお勧めしたいです。私も現在の部署に異動した後は会議に出ても何を言っているのかほとんど分からず、意思を伝えられない状態が続き苦労しました。

イギリスに駐在している後輩が「イギリスに来たくらいでいきなり英語が話せるようになるわけではない」とよく言っているのですが、まさにその通りなのだろうなと思います。

駐在に行くなど英語を話す必要に迫られた社員へ、会社側からパタプラを始めるようサポートするのも非常に有効なのではないかと考えます。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

石谷さん:2024年4月からは人材を育成する部署へ異動になります。これまでのように英語を使う機会はなくなりますが、上司から「英語を使った人材育成をしてみては」と言われています。

海外事業に対する社内の意識調査を担当した際、「興味はあるけれど英語のハードルが高い」と感じている社員が圧倒的に多いことが分かりました。

英語のハードルを下げられれば海外事業に携わっていくメンバーの今後の可能性も、もっと広がるのかなと感じています。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

石谷さん:ある程度英語力に自信があるのに話せないもどかしさを抱えている人や繰り返しやることに耐性がある人、意識や目標を高く持っている人にとってパタプラは最適な教材だと思います。

私のようにトライアル期間で効果が実感できない場合もありますが、パタプラを続けていればスピーキングとリスニングのファンデーションが必ず自分で作れるようになります。

成果を得られている人は多くいると思うので、まずは始めてみることをお勧めします。

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