チャンクを使ったトレーニングの効果を3ヶ月で実感。型をたくさん学べて自信がつき、話す時の壁がなくなった

記事作成日:2024年10月29日

チャンクを使ったトレーニングの効果を3ヶ月で実感。型をたくさん学べて自信がつき、話す時の壁がなくなった
S.Kさん(30代・女性)
S.Kさん(30代・女性)

TOEIC905点。メーカー勤務・会社員。仕事で外国人と交流した際に「勉強してきた割に話せない」と痛感。会話の型をある程度掴めたら話せるようになるのではと考え、パタプライングリッシュを購入。2023年8月から利用。

対面のミーティングが復活し、海外出張の機会も増えてきた

── S.Kさんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?

S.Kさん:現在はコンプライアンスを担当する部署に所属しています。グループ会社がいくつかあり、そこを含めてコンプライアンスを推進していくというのが主な仕事です。

2015年に新卒で入社し、今年でちょうど10年目になります。2023年の夏までは営業をやっていました。その時は英語を使う機会があまりなかったのですが、本社への異動をきっかけに英語を使用する場面が増えました。

── 英語を使うような環境で働きたいと考え、就職活動をされたのですか?

S.Kさん:就活の時に「グローバルにビジネスを展開している」という話を聞き、入社を決めました。元々英語を使って仕事をしてみたいという思いがあったので、志望動機を伝える際も「将来はグローバルに働きたい」と話しました。

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

S.Kさん:海外の事業部にもミラーリングするような形でコンプライアンスの部署があり、主にそちらのメンバーと情報交換する場面で英語を使っています。

海外の方がコンプライアンスの取り組みが進んでいて、日本でもそれを取り入れていこうという動きがあります。実際に運用する上で海外事業部の担当者から知見を集めたり、相談事が発生した時は英語でディスカッションしています。

コロナが収束して最近は対面でのミーティングも復活してきました。直近だと今年の4月に海外出張があり、現地のメンバーと顔を合わせて話す機会もありました。

これから海外事業部のメンバーが来日する予定もあり、追い込みをかけてパタプラをやっているところです。

今いるチームの中でも英語を使うメンバーと使わないメンバーがいますが、私は英語を使う担当に充ててもらっています。メールや資料作りといった業務も含めると英語4割、日本語6割といった感じですね。

── 会社から何か英語学習のサポートはありますか?

S.Kさん:カウンセリングをしてもらい、提携しているオンライン英会話や英語学習アプリなど、自分に合ったプログラムを3ヶ月間使わせてもらえる制度があります。私も異動前に利用していました。

今また別のプログラムに申し込んでいるのですが、応募者が多いと抽選になるため確実に受講できるかは分かりません。

会話の型がなく、オンライン英会話を上手く活用できなかった

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

S.Kさん:学生時代から英語は好きな方でした。留学の機会はなかったものの外国語にはずっと興味があり、大学ではフランス文学を専攻していました。フランス語を第1外国語、英語を第2外国語で引き続き学んでいたという感じです。

社会人3年目くらいまでは大学時代の勉強の貯金がありました。会社からの勧めもありTOEICの勉強もしていましたが、実際に使う機会がなかったので英語学習が滞ってしまった時期もあります。

コロナ禍で時間ができた時に一通りオンライン英会話を体験し、DMM英会話とレアジョブは半年ほど続けました。

どちらも並行して毎日2コマ受講していましたが、自分の中に会話の型がなく「毎回予習したことをきれいに喋って褒めてもらって終わり」という使い方しかできていなかったように思います。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

S.Kさん:営業の時も英語を使う機会が全くなかったわけではなく、年に1〜2回ほど海外の人が視察に来た時にアテンドする場面もありました。

その時の経験が自分の中でちょっと苦い経験になっています。本社からヘルプで来てくれたメンバーは留学や海外勤務の経験がある人でしたが、私にはそういった経歴がなく、「きれいに英語を話さなければ」と意識しすぎて結局何も貢献できずに終わってしまいました。

会議で海外の上層部の方が来られた際、少人数のカフェミーティングにアサインされたこともありましたが、自己紹介するだけでいっぱいいっぱいになっていました。「勉強してきた割に話せない」と痛感した出来事でしたね。

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

S.Kさん:パタプラを知ったきっかけはFacebookの広告です。「型を身につけられる」といったところに惹かれた記憶があります。

オンライン英会話に取り組む中で、「ある程度型みたいなものが掴めたら話せるようになるのでは」という漠然とした思いがあったので、なおさらそこがヒットしました。

買切りというのも良かったです。オンライン英会話は月々費用がかかるので、ちょっとやってはやめてという感じでした。買切り教材なら自分のペースでできますし、返金保証もあったので万が一合わなかったらやめられるという安心感もありました。

話す時のマインドにも変化が。きっかけは「パタプラ通信」

── 実際に購入されていかがでしたか?

S.Kさん:そのまま使えない部分もありますが、色んな方のインタビュー記事やセミナー動画を見て、自分のシチュエーションに置き換えて使っていくのが大事だということも分かっていました。その教えにならい納得して取り組んでいます。

パタプラでは上司が部下に依頼をするような表現がたくさん出てきますが、私の場合は目上の外国人の方にお伺いを立てるような場面があります。「本当にこのトーンで使っていいのだろうか」と考え、大体いつも「割と丁寧な依頼」に落ち着くことが多いです。

“Could you〜?”や“Would you〜?”といったフレーズはメールでも多用しています。洗練された依頼方法のところで出てくる”I'd really appreciate it if〜”、”It would be great if~”などは自分の中では頻出表現ですね。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

S.Kさん:すごく画期的だと思います。今までは机に向かって読む・聞くという学習スタイルでしたが、結局文字を読むとすごく理解できた気になってしまいます。そういった意味でも音声だけで取り組むのは効果的だと感じました。

パタプラを始めた時は全文を覚えられなかったり聞き取れないことも多く、自分の中ではちょっと驚きでした。何かしながらというよりも、私の場合はソファーに座って集中して聞くようにしています。

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

S.Kさん:パタプラを始めて一番変わったと感じているのは、マインドのところかなと思っています。パタプラ通信に書いてある内容も非常に参考になりますよね。日本人はもっと質問した方がいいといった話が印象的でした。

アジア圏の英語話者の方々を見ていると、「確かに言いたいことを結構口にしているな」と感じます。日本人同士だと遠慮してしまうところがありますが、「もっと前のめりな姿勢で発言していいんだ」と思えるようになり、話す時の壁がひとつなくなりました。

チャンクで覚えるというのも自分の中では新しい発見でした。単語単位ではなくチャンクで考えた方が喋りやすく、スラスラと言葉が出てくるようになるのも実感できました。

こういった変化が表れたのはパタプラを始めてから3ヶ月くらいだったと思います。オンラインミーティングをする中で効果を感じる場面がありました。

※パタプラ通信は、購入者に配信しているメールマガジンです。開発者の松尾先生から様々なトピックで、英語学習やグローバルビジネスパーソンにとって有益な情報を提供しています。

── お仕事でも何か良い変化はありましたか?

S.Kさん:現在の部署に異動してすぐの頃、海外の方とオンラインでミーティングする機会がありました。事前に何となく質問文を考えてから会議に臨みましたが、その時もパタプラで覚えた型が役に立ちました。

会議の英語に出てきたフレーズは、聞き取れない部分があった時などに活用しています。そんな感じで実践していったら少しずつ自信がついてきました。

※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

S.Kさん:続けることに対してあまり苦しみを感じたりはしていません。私は元々コツコツ派ですし、毎日ちゃんと続けていけば推奨レッスンの一覧が常にきれいな状態で臨めます。

それがモチベーションになっているので、自分で何か追加で工夫をしていることはないです。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

追加レッスンとパタプラ口語表現にも挑戦中

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

S.Kさん:いつも何も考えずに始められるので非常に助かっています。パタプラのページを開くと今日やるべきレッスンが一覧で出てきて、レッスン記録をつければタスクが1個消える、こういった形で日々のミッションをこなしていくのが快感になっています。

私はゲームが好きで、1個1個タスクを送り出していくのに喜びを感じるタイプです。復習サイクルを自分で全部管理するのは大変なので、推奨レッスンのシステムは本当に素晴らしいと思います。

── 追加レッスンもご購入いただきましたが、いかがでしたか?

S.Kさん:表現の幅をもっと広げたいと思い購入しました。丁寧な依頼をする時の型をいくつか覚えても、その後に続く文章を考える時に「パッと出てくる言い回しがまだまだ弱いな」と感じていたからです。

追加レッスンの中には自分の業務に置き換えて使えそうなチャンクも結構あったので、本当にやって良かったです。追加レッスンはまだ途中ですが一旦ストップしていて、今はパタプラ口語表現を優先して取り組んでいます。

※追加レッスンは、さらに発話トレーニングを続けたいという方のために開発された音声完結型教材です。パタプラで全62レッスンに3回以上のレッスン記録がついている、または購入から1年が経過している方限定でご利用いただけます。

※パタプラ口語表現は、ビジネスシーンで頻出するイディオム、句動詞、慣用表現などの口語表現を習得するパタプラのシリーズ教材です。

── パタプラ口語表現にも挑戦中なのですね。ぜひご感想をお聞かせください。

S.Kさん:私の場合はパタプライングリッシュで基本の型みたいなものを掴んだ上で、パタプラ口語表現を始めました。レッスンのキーになっているチャンク以外にも実践で使えるセリフが多く、パタプラ口語表現の方が自分に合うシーンが出てくるような気がします。

まだ1周できていませんが最終的には見出し語の一覧を使って、「自分ならこんな風に言えるかな」と考える時間を持ちたいですね。

パタプライングリッシュより難しいですが、パタプラ口語表現の方がシチュエーションが想像しやすく、セリフの感情やトーンも楽しめます。

※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8〜9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

S.Kさん:在宅勤務が週3〜4日程度あります。昼休みが大体12〜13時で、お昼を食べて残りの30分くらいでパタプラを1~2レッスンやるようにしています。

仕事が早く終わった日は、お風呂に入る前と湯船の中で一気に3レッスンほど進めます。寝る前にもまた1〜2レッスンという形で取り組むことが多いですね。推奨レッスンはなるべくその日のうちにこなすようにしています。

休日は平日よりも時間が取れたりもするので、午後以降の空き時間を使って推奨レッスンを消化しています。

続けていると自信に繋がる。常に隣で走り続けてほしい存在

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

S.Kさん:「今日はこれをちゃんとやるんだ」と強い意志を持って、自律して取り組める人でないと難しいかもれません。その人の性格にもよると思うので、万人受けする教材というよりは「ちょっと人を選ぶのかな」と感じます。

── S.Kさんにとってパタプラとは何でしょうか?

S.Kさん:ともに走ってくれる存在、伴走してくれる存在です。今の部署に異動してから特に英語を使う機会が増えましたが、もしパタプラがなかったら以前の自分のままだったと思います。

定期的に続けているというのもひとつの自信になっています。人前で英語を話す時も「毎日これだけ推奨レッスンをこなしているのだから、多少失敗しても大丈夫」と思えるようになりました。

どこか一歩踏み込めなかったり周りを見て怖じ気づいてしまったり、今まで感じていた壁が本当になくなりました。これからも常に隣で走り続けてほしい存在ですね。

パタプラの中には使える型がたくさんあります。パタプラ口語表現やパタプラ会議&ファシリテーションにもそれぞれのパターンに合ったチャンクやシチュエーションが用意されていると思うので、その時に応じて適切な教材を選ぶといいのではないでしょうか。

※パタプラ会議&ファシリテーションは、会議特有の表現やファシリテーションの知識・スキルを習得するパタプラのシリーズ教材です。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

S.Kさん:英語が喋れるだけではダメで、相手の価値観や考え方を理解したり寄り添うことも大事です。最近は海外とのやり取りも多いですが、日本的なやり方が通用しない場面も発生します。

いくらきれいな英文でメールを送っても、コミュニケーションが上手くいかないことはあります。将来的には日本人とコミュニケーションするのと同じくらいのレベル感で、海外事業部の人たちとも無理なくスムーズにやり取りできるようになりたいです。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

S.Kさん:型をたくさん学べて筋トレのように繰り返しトレーニングができるので、私はパタプラをやってすごく自信がつきました。

毎日口を動かしているだけで段々と「英語の口」になってきます。パタプラを続けていると本当に自分の自信に繋がるので、実際に使えるか使えないかはさておき、まずは始めてみることをお勧めします。きっと何かが変わるはずだと伝えたいです。

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