スピーキングのレベルを一段上げてくれた教材。チャンクを意識しながら話を繋げていく感覚が掴めた
記事作成日:2024年11月27日
TOEIC750点。IT企業勤務・エンジニア。英語研修に力を入れている会社でキャリアのチャンスをより広げていきたくて、社内トライアル後にパタプライングリッシュを購入。2024年4月から利用。
英語がネックになり、海外勤務の機会を逃してしまったことも
── 光武さんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?
光武さん:国内のIT企業に勤めています。SE業務をしている部署の支援として、主に業績管理や予算関連の担当をしています。
高校卒業後に入社し、最初はITセクターのハードウェア設計部署に配属されました。その後、ビジネス企画部門を経て現在の部署に勤務しています。
── 光武さんが英語学習を始めようと思われたきっかけを教えてください。
光武さん:TOEICの点数を上げないと社内でキャリアのチャンスが広がらない、というのがひとつのきっかけです。若い頃に海外勤務の話もあったのですが、TOEICの点数がネックになってそのチャンスを逃してしまいました。
会社が英語研修に力を入れていることもあり、「しっかり話せるようになりたい」と考え本格的に英語学習を始めました。
── 会社から何か英語学習のサポートはありますか?
光武さん:オンライン英会話や英語学習のアプリなど、自己啓発教材の購入に対しては会社側から割引価格という形で支援があります。
主語で言葉が止まってしまい、単語の羅列に近い状態だった
── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。
光武さん:学生時代はとにかく英語が苦手で全くできませんでした。英会話教室に通うようになったのは30歳手前あたりからです。
一番最初にチャレンジしたのはシェーン英会話で、プライベートレッスンに通っていました。近所にあった英会話教室に通い、グループレッスンを受けていたこともあります。
2つの英会話を同時に受講していたわけではなく、別々の時期に週1回程度レッスンを受けていました。途中で休会を挟みながらも約10年は続けていた気がします。
コロナパンデミックが始まった頃から通いの英会話教室がオンラインに変わりました。オンラインのグループレッスンだとほとんど話せませんでしたね。「長年続けてきたのに…」と悔しい思いを抱えながらバッサリやめました。
ちょうど同じ時期に会社側から割引価格でオンライン英会話が提供されたので、そちらに切り替えました。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
光武さん:“I”や“we”で言葉が止まってしまい、その先が続きませんでした。主語から動詞、その先の言葉も続かず単語の羅列に近いような状態だったと思います。
オンライン英会話では「先生からの質問に対して一度答えたら終わり」という感じで、そこから話を広げたりするのは難しかったです。会話が続かないので先生が話す時間の方が長くなってしまっていました。
リスニングもあまり良くはなかったと思いますが、会社で半年に1回TOEICのIPテストを受けており、リスニング教材の音声だけはずっと聞いていました。ある程度ゆっくり話してもらえれば聞き取れるレベルだと思います。
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
光武さん:YouTubeや色んなSNSで英語学習のやり方を調べていた時に、パタプラの広告を目にする機会が何度かありました。
ちょうど同じタイミングで郷家さんから社内トライアルの案内があり、実際に教材に触れられる機会をいただけたので即座に申し込みました。(郷家様のパタプラ口語表現のインタビュー記事「市販の教材や辞書には載っていない、ネイティブが使う表現が集約されている - 利用者インタビュー郷家 達也さん」
※パタプラ口語表現は、ビジネスシーンで頻出するイディオム、句動詞、慣用表現などの口語表現を習得するパタプラのシリーズ教材です。
初めて「学校で英語を習っていた時とは全然違う」と思えた
── 実際に購入されていかがでしたか?
光武さん:パタプラに出てくるシーンのイメージはできるものの、私自身が営業職ではないので実際の業務とは異なる部分も多かったです。
ただ、チャンクの内容についてはほとんど違和感はなかったです。後半の方のレッスンは知らない単語も多く、難しいと感じる表現もありました。
“work on”や“focus on”といった表現は役に立ちそうだなという印象を持ちました。オンライン英会話で「仕事では今こういうことをやっている」という話をした時に、口からパッと”work on”が出てきた時は嬉しかったですね。
“first“や“second“を使って文章を繋げたり、“one of the ~“といった表現も自然に使えるようになってきました。パタプラに出てくる文章は全て実践でもちゃんと使えると思うので、今後も意識して活用していきたいです。
── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?
光武さん:ハードルは高かったです。テキストを見て耳で聞いて読むというのがそれまでの学習スタイルだったので、耳だけで聞いて、さらにそれを一旦覚えてリピーティングするのはすごく難しく感じました。
弱形の音やリンキングしている箇所が聞こえなかったり「ついていけない」と感じるところも結構ありますが、極力テキストは見ないようにしています。2回目、3回目と回数を重ねていく方に舵を切ってレッスンを進めていました。
※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。
── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。
光武さん:以前は文章をバサッと作って言うという感じでしたが、パタプラを始めてからはチャンクを意識できるようになり、後ろに言葉を補いながら話を繋げていく感覚も掴めてきました。
最初にSVOだけ言って、その後に接続詞や前置詞を繋げていくような文章の作り方が身についたと実感しています。
パタプラをやって「学校で英語を習っていた時とは全然違う感覚で取り組めているな」と初めて思えたことも印象的でした。チャンクという言葉自体、パタプラで初めて知りました。
──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
光武さん:エビングハウスの忘却曲線に沿った推奨レッスンは他のアプリにはなかったので、「これが一番役に立つ機能だな」と思いました。
番外編のレッスンで発音の練習に取り組めたのも良かったです。発音の練習はなかなかできないので、パタプラの中に用意されていて大変助かりました。会議の英語に出てくるフレーズも使えるものが多い印象があります。
パタプラは全部オンラインで完結するところも良いですよね。買切り教材なのにシステムが都度アップデートされて、ユーザーインターフェースも変わり使い勝手もどんどん良くなっていきます。そこがパタプラの素晴らしいところだと思います。
他社のコンサルプラスのオンラインレッスンを受けていたこともありますが、システムがディグレードされ使い勝手が悪くなり結局やめてしまいました。今の時代だからこそオンラインで学ぶ理由があるし、アップグレードができないというのは致命的かなと思います。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
※番外編は、最低限おさえたい発音、部下の相談に乗る時の表現、英語のリズム( 知って得する機能語の弱形)が音声付で学べるレッスンです。
※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。
※パタプライングリッシュは買切り教材ですが、コンテンツ追加や機能アップデートを継続して行っております。そのため最新の教材内容に合わせて定期的に価格改定を実施しております。もちろん、一度購入いただいた方は追加料金なしで最新の教材内容をずっとご利用いただけます。
通勤の往復3時間は全て英語学習に充てている
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
光武さん:会社まで電車で片道1時間半かかるので、その時間を英語学習に充てています。パタプラは電車を降りる前後から職場まで歩く約10分の間にやることが多いです。
残りの推奨レッスンをやる時は、会社から最寄り駅まで歩く間と電車に乗っている時間を使うようにしています。電車内では心の声で発音したり、口パクで練習しています。
── 電車に乗っている間、パタプラ以外にどんな英語学習をされているのでしょうか?
光武さん:1つはDuolingoです。今1570日以上続いています。TOEICの点数を800〜900点台に早く上げたくて、今年からAI英語教材abceed(pro)も始めました。
その他にもラジオ英会話やPodcastも聞くようにしています。Podcastでは ABC World News Tonight with David Muir を毎日聞いています。YouTubeも見るので日に2回は同じニュースを聞く感じですね。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
光武さん:通勤時間や退勤時間、休日に一人でちょっとくつろぐ時間を使って取り組むなど、学習を上手く継続できるようなタイミングを自分で見つけてみるといいのではないでしょうか。
自分の生活の中で「この時間ならパタプラができる」というタイミングを見つけたら、それをあまり変えずにやっていくと習慣化できると思います。
買って損なし。TOEIC600点以上ならすぐにでも始めてほしい
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
光武さん:パタプラはスピーキングの教材としては一番だと思うので、「英語を勉強してきたけれど話せない」という方にお勧めしたいです。TOEICで600点以上取れている方々ならすぐにでもやった方がいいと思います。
── 光武さんにとってパタプラとは何でしょうか?
光武さん:スピーキングのレベルを一段上げてくれた教材です。パタプラは音声だけで学習が完結できるので、耳もしっかりと鍛えられている感覚があります。
── 今後の目標や計画があれば教えてください。
光武さん:オンライン英会話で話す時に、チャンクをどんどん足しながら話していけるようになりたいです。
今年の夏に息子とフィリピン(セブ島)に旅行してきました。その際にオンライン英会話の先生にも直接会いに行きました。先生以外にもショッピングモールのスタッフの方と喋る機会があったのですが、結構楽しく会話ができたように思います。
表現の幅は広くなかったかもしれませんが、これからもっとボキャブラリーを増やして英語でも深みのある話ができるようになりたいです。
娘も「今度は自分も海外旅行に行きたい」と言っています。その時までに私がイメージする「ペラペラ」になっていることを期待して、学習を継続していきたいです。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
光武さん:金額は高かったですが、それを差し引いても続ければ続けるほど費用対効果を実感できると思います。英語を話したいと思う気持ちが強いのであれば、「パタプラを買って損はしない」と伝えたいです。