外資系へ転職を目指すなら、面接対策本+パタプラがお勧め。想定外の質問に対応できる瞬発力も身についた

記事作成日:2024年12月2日

S.Sさん(30代・男性)
S.Sさん(30代・男性)

TOEIC460点(2023年)→700点(2024年2月)→830点(2024月7月)。メーカー勤務・管理系。繰り返し学習型で様々な表現を習得でき、オンライン英会話よりも喋れるようになるイメージが湧いたパタプライングリッシュを購入。2024年3月から利用。

英語が苦手で「仕事では使いたくない」と思っていた

── S.Sさんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?

S.Sさん:日系のメーカー企業で働いており、サプライチェーンの分野で仕事をしています。国内外の工場で何を作り、どう供給していくかをプランニングするのが主な役割です。新卒入社で15年ほど勤めています。

若い頃は「海外に駐在してみたいな」という気持ちもありましたが、英語が苦手だったので仕事ではできれば使いたくないと思っていました。

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

S.Sさん:アメリカやベトナムにある工場とメールでやり取りする場面があります。比率としては10%くらいで、スピーキングの機会はありません。

── 会社から何か英語学習のサポートはありますか?

S.Sさん:社員が自分で選んだ英語サービスに対して半額程度の補助が出ます。

外資系への転職を考えるようになり、英語学習を開始

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

S.Sさん:文系でしたが正直得意ではなく、むしろものすごく苦手意識を持っていました。留学経験もありません。

社会人になってからも英語学習は本当に何もやっていなかったです。毎年海外旅行に行っていた時期があり、その頃はちょっとだけシャドーイングに取り組んでいました。

── 英語が苦手だったのですね。S.Sさんはなぜ英語学習を始めようと思われたのでしょうか?

S.Sさん:2023年の末頃から転職を考えるようになったのですが、英語ができないと選択肢の幅が狭まってしまうことに気づきました。企業風土的に外資系に興味があったこともあり、英語の勉強を始めました。

── 外資系への転職を考えて英語学習を始めたのですね。転職活動はその後どうなりましたか?

S.Sさん:来年から外資系で働くことが決まりました。今までと業界は異なりますが、同じような職種に就く予定です。

オンライン英会話よりも喋れるようになるイメージが湧いた

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

S.Sさん:今年の2月頃に受けた企業の英語面接が壊滅的でしたね…。当時はTOEIC700点くらいで、日常会話もそれなりにできたので「きっと大丈夫だろう」と思っていましたが、想定外のことを聞かれると何も言葉が出てきませんでした。

リスニングに関してはそんなに大きな課題意識はなく、面接で聞かれた内容も6割くらいは理解できていました。

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

S.Sさん:パタプラを最初に認識したのはインスタの広告だったと思います。その後にホームページを見て「良さそうだな」と感じたのを覚えています。

パタプラを始める前にオンライン英会話の体験レッスンを2〜3回受けてみました。自分が知っている単語や表現を使う練習にはなると思いましたが、「これをやれば喋れるようになる」という感じはしなかったです。

パタプラなら色々な表現を習得できそうだと思えましたし、チャンクを組み替えてパッと喋れるようになるイメージも湧きました。

繰り返し学習型というところにも惹かれましたね。運動と同じで死ぬほど繰り返さないと結局身につきません。

買切りという点も大きかったです。パタプラは60日間の返金保証がありますが、「内容に相当自信があるんだろうな」と思いました。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

S.Sさん:すごく良かったです。通勤の時に一人でブツブツ言いながら歩いたりもします。洗濯物を畳む時間や朝ごはんを作る時など、作業としては集中力を必要としない場面でながら学習ができるのも気に入っています。

時間を有効に活用できて、かつスピーキングの練習になるというのは素晴らしいと思いました。

半年前よりはるかに口が回るようになり、自信もついた

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

S.Sさん:今年の8月あたりから何回か英語の面接を受けたりトークセッションに参加したのですが、半年前の2月に比べるとはるかに口が回るようになっていました。

外国人の転職エージェントと交流した時など、「2月頃の自分だったら絶対ここまで話せなかっただろうな」と感じる場面もありました。

パタプラをやる前と後では精神面でも変化を感じています。元々根拠のない自信を持ってはいましたが、パタプラをやってからは「英語が話せる」という実態を伴った自信に変わりました。

TOEICのスコアにも変化がありました。2023年に受けた時は700点で、今年の7月末のスコアは830点でした。様々な対策本を買って1日10時間くらい勉強したので、一概にパタプラの成果だとは言いづらいです。

ただ、「このフレーズはパタプラで習ったものだな」と気づいた瞬間もあったので、TOEICのスコアアップにもそれなりに効果はあるのかもしれないですね。

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

S.Sさん:「繰り返しやるのは有効だろう」と想像できてはいたのですが、パタプラをやって実際にその効果を体感できました。同じレッスンを4回くらい繰り返すと、口が回り始めるようになります。

つぶやき応用練習も役立っています。日常のふとしたシーンを英語で言ってみたり、メールやチャットを「英語で書くなら」と考えてみたり、そういった工夫を続けているうちにパッと英語が出てくるようになりました。

※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。

── S.Sさんはパタプラ会議&ファシリテーションもご購入されていますが、いかがでしたか?

S.Sさん:パタプラ会議&ファシリテーションの方がより実践的な感じがして良い」「パタプライングリッシュより難しい」というのが最初の印象でした。

今のところLESSON10あたりまで進めていますが、やっぱり4回くらい復習を繰り返すと「この間やったな」と振り返れるようになってきますね。

※パタプラ会議&ファシリテーションは、会議特有の表現やファシリテーションの知識・スキルを習得するパタプラのシリーズ教材です。

外資系の面接を控えている人にとっても役立つ教材

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

S.Sさん:朝起きてストレッチしたり洗濯物を畳んだりしながらパタプラをやっていて、大体45分で3レッスン進めることが多かったです。

通勤で駅まで歩く時間が10分ちょっとあるので、その時間もパタプラに充てていました。朝の時間帯に合計1時間ほどパタプラをやるのが私のモーニングルーティンです。

パタプライングリッシュをやっていた時は平日も休日も推奨レッスンを全てやるようにしていましたが、パタプラ会議&ファシリテーションは自分のペースで進めています。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

S.Sさん:継続は元々そんなに苦手ではないので、特別何か工夫をしていたわけではありません。私は毎朝4時くらいに起きるのですが、早起きもずっと続けています。

子どももいて早朝しか自分の時間が取れないので、必然的にその時間にパタプラをやるようになりました。効率も一番良かったです。

── パタプラは外資系の面接を控えている方にも役立つ教材だと思いますか?

S.Sさん:はい、そう思います。仕事で使う単語は割と限られてきますが、面接では想定外の質問をされるケースが多いです。瞬発力をつけるという意味でもパタプラは非常に良い教材だと思います。

── 外資系企業の面接では、どのような質問をされたのですか?

S.Sさん:志望動機や転職理由、入社後に何をやりたいかといったオーソドックスな質問をはじめ、とある企業の面接では「外国人と関わる際に何を注意しますか?」と聞かれました。

面接の対策本も売っているので絶対やっておくべきですが、実際は本に書かれていないような質問をされることも多かったです。そういった場面に備えておくためにも、パタプラはやっておいた方がいいと思います。

他にはないユニークなメソッド。続ければ必ず成果が出る

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

S.Sさん:それなりにTOEICの点数を取っていても喋れない人は結構いるはずなので、そういう人にお勧めかなと思います。

パタプラには文法的な解説が載っているわけではないので、ある程度文法を理解していないと英文を聞いた時にしっくり入ってこないような気がします。文法や単語の基礎的な部分がある人ならスムーズに学習を進められるのではないでしょうか。

── S.Sさんにとってパタプラとは何でしょうか?

S.Sさん:スピーキングが練習できるアプリはあまりないと思います。メソッドもユニークだなと思ったので、英会話で伸び悩んでいる人にもぜひお勧めしたいです。

── どういった点が「ユニーク」だと思われたのでしょうか?

S.Sさん:パタプラはリピーティングがメインですが、「主語をheにして」「疑問文にして」など言い換えの練習があるのが面白いです。つぶやき応用練習のように、自分なりのシチュエーションに置き換えて練習できるところも良いですよね。

※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

S.Sさん:転職先では英語の会議もあると聞いています。スピーキングの機会も圧倒的に増えるので、まずはしっかり対応できるようになりたいです。

今まではライティングがメインでしたが、実践で英語を話すことに対しては不安より楽しみの方が大きいですね。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

S.Sさん:パタプラを3~4ヶ月継続していれば必ず成果は出てきます。成果が出た後に「自分がどうなりたいか」というのを強くイメージしておくと、学習も続けやすいと思います。

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