繰り返し声を出す練習ができる、ありそうでなかった教材
記事作成日:2022年11月30日
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TOEIC850点。IT関連の外資系企業に勤務。外国人の上司とよりコミュニケーションを取るため、英語の勉強をちゃんと始めようと思いパタプライングリッシュを購入。2021年12月から利用。
経験で培った知識でしか話せない
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
K.Sさん:オーストラリア人の上司や、日本に常駐しているインド人の同僚がいるので、英語でコミュニケーションを取っています。また、週に2回ほど英語ミーティングがあり、メールなどの読み書きでは日常的に英語を使っています。
外資系に30年以上勤務していますが、日本のメンバーとしか仕事をしないといった英語をほぼ使わない時もありました。ずーっと英語を使ってきたというわけではないです。
大きな外資系企業になると、英語を使わない部署も結構あったりします。大学卒業後は日系企業に4年ほど勤め、2社目からはずっと外資系企業で働いています。
新卒の当時、外資系は数えるほどしかなく、機会もなかったので日系企業に入社しました。しかし、外資系企業と仕事をした時に「この人たち、日本人と全然違う働き方するな」「働きやすそうだな」と思い外資系に移りました。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
K.Sさん:学生時代は英語が好きではありませんでした。英語ができたから外資系に入ったわけではなく、働き方がいいなと思ったからです。
外資系に入っても英語を使わないことも多いので、なんとかなっていました。そのまま外資系で経歴を積みましたが、3社目で「英語ができないと、そろそろどうにもならないな」と思い学習を開始しました。
英会話に通ったり、リスニングテープを聞いたりといろいろと試しましたが、あまり効果がなく、一番効果があったのは有名人のスピーチを発音も全て真似をするという学校です。その学校で話せるようになった感覚がありました。
どういう風に話すのかがわかるようになると、リスニングもできるようになり、声を出して練習することの効果を感じました。
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
K.Sさん:英語を使って仕事をしていますが、定型文などは知ってそうで知らず、自分の経験で培ってきたものでしか話せなかったです。その範囲を超えて、ある程度の実用的な定型文を身につけられたらいいなと思っていました。
シンプルに声を出す練習ができる教材が良かった
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
K.Sさん:今の会社で上司が外国人なのに、あまりにもコミュニケーションが取れていないところがあると感じていました。コミュニケーションを取るために、久しぶりに英語の勉強をちゃんと始めようと思い、声を出して練習できるパタプラに決めました。
声が出せる、価格が安い、あまりいろんな機能がついていなくてシンプルだったのが決め手です。いらない機能がたくさんあって高いよりは、必要最低限で価格が抑えられているものがいいと思っていました。
自分の発音を評価してくれるものがほしければ、他から探してきてやればいいし、100%のツールはないので、とにかくシンプルに声を出して練習ができる教材が良かったです。
── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?
K.Sさん:ひたすら同じことを繰り返して、声を出す練習ができるスピーキング特化の教材は、ありそうでなかったです。会話型・聞く型の教材はありますが、ひたすら聞いて同じように繰り返すものはありませんでした。
今までの教材とは違いましたが、取り組む上で抵抗を感じなかったのは、スピーチトレーニングを過去に2年ほど続けていたのが大きいと思います。
── 購入前に不安に感じた点はございましたか?
K.Sさん:特に不安はなく、値段が安いので失敗してもいいかなくらいの気持ちで購入しました。
3ヶ月目に口が回るようになったと実感
── 実際に購入されていかがでしたか?
K.Sさん:6年ぶりくらいに声を出して練習してみたら、やっぱり口が回るようになったと、始めて3ヶ月くらいで効果を感じました。
スピーチトレーニングの経験から、声を出して練習することに効果があることは理解していました。また、効果が出るまでに時間がかかることもわかっていたので、効果が出るか不安に感じることはなかったです。
しかし、始めたばかりの頃はこなさないといけない量が多く、聞いてもわからない部分もあって、しんどいと思う時がありました。
あまりにしんどい時は休みながら学習を進め、プレッシャーをかけずにとにかく続けるように心がけていました。パタプラでのトレーニングを通して、仕事でも随分自分の伝えたいことを言えるようになりました。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
K.Sさん:毎日、推奨レッスンが届くので、その中でできる範囲でやろうと決めていました。
── つぶやき応用練習はいかがでしたか?
※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
K.Sさん:やろうとはしましたが、ほぼやらなかったです。自分で文章なり背景なりを作ることは、常に仕事の中にあるのでわざわざやる必要はありませんでした。
こういう時はこう言ってみよう、ネイティブが言ってたから真似してみようとか、パタプラで習っていることは取り入れつつ、普段から仕事でも使おうと思っていたので仕事で活かせていました。
── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?
K.Sさん:値段がそんなに高くないので、買切りでも月額制でもどちらでもよかったです。何回もやると内容が飽きてしまうので、変化していくとか次のステージになるとかであれば、月額でいいかなと思います。
パタプラは日本人に合った教材
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
K.Sさん:いろんな単語を知っていても、単純に「話す・聞く」ができなければ、英語はできないと思います。同じように読み書きはできるけど、話すのは苦手という人に最適な教材です。
日本人にとって声を出して練習するのは、一番ためになるんじゃないかと思います。声に出すことで話し方を追求して、真似をすれば効果があると感じています。
どういう風に真似をしたらいいか、どう繋げて発音しているか、強弱まで踏み込んで学習していくと、よりパタプラを活用できると思いました。そういった点はパタプラを使いながら自分で研究して、話せるようになればいいと考えています。
── K.Sさんにとってパタプラとは何でしょうか?
K.Sさん:やって良かったなと思います。スピーキングのブラッシュアップができ、英語力を元に戻せました。