1年経っても使える教材。つぶやき応用練習で更に負荷をかけてスピーキングを鍛える

記事作成日:2023年2月6日

1年経っても使える教材。つぶやき応用練習で更に負荷をかけてスピーキングを鍛える

利用者プロフィール

宮下 洋明さん(40代・男性)
宮下 洋明さん(40代・男性)

TOEIC905点。化粧品メーカー、知的財産グループマネージャー。通常レッスンに負荷をかけるため、現在はつぶやき応用練習にも取り組み中。2020年11月から利用。

編集部より

本記事は購入から約1年経過した方に、パタプラの効果をお伺いした2回目のインタビューとなります。パタプラを通じてキャリアや私生活にどのような変化があったのかお伺いしました。

前回のインタビュー(プロフィールはインタビュー時の内容です) → パタプラを始めて「カタマリで話す」ことを理解できた

最新のインタビュー → <動画インタビュー>

松尾先生に言われて素直に取り組む

── つぶやき応用練習はいかがでしたか?

※つぶやき応用練習は、教材として用意されている内容と、実際に仕事の場面で遭遇する会話とのギャップを埋めるために用意をされているレッスンです。
レッスンで出てくる素材を使って、そこから時制・主語などの文系を入れ替えたり、自分で作ったチャンクを「マイチャンク」として登録したりします。つぶやき応用練習を通して、実践で使えるスピーキング力を身につけることを目的にしています。

宮下さん:やるようにと松尾先生が動画で言っていたので、言われたことは素直にやろうと思い取り組むことにしました。

通常レッスンは音声に従ってどう発音すればいいのかが分かりますが、つぶやき応用練習は自分でやらないといけないので難しいと感じる点はありました。

自分の仕事に近い表現やチャンクをGoogleで調べ、ヒットするものを選んでましたが、実際に「作ったチャンクが正解なのかな」という不安はありました。

つぶやき応用練習をやることで自分の癖に気づく

── つぶやき応用練習になかなか取り組めないという声もありますが、宮下さんはどう取り組みましたか?

宮下さん:つぶやき応用練習[a]は今でも苦手で、文型のとっさの切り替えがパッパとできず疲れます。痺れる感覚で負荷がかかっていると感じますが、とにかく入れ替えてみるのを繰り返しています。

つぶやき応用練習は通常レッスンのように、音声に沿って繰り返せばいいわけではないため、やりやすいレッスンに流れてしまうのもすごく分かります。

でもまずはとにかくやってみて、違和感を感じても「それはそれとして、分かることに価値がある」と思っています。

つぶやき応用練習をやってみると、得意な言い回しに偏っているなとか気づく点が多いです。初めはあまり考えず、機械的に入れ替えてやっていく中で、フィットするものを自分なりに作っていけばいいと思います。

※つぶやき応用練習[a]は、通常レッスンのように指示に従ってチャンクを入れ替えたり、主語を変えたりするのではなく、構文とチャンクの組み合せを自分で考え、より自由度の高い条件で行う練習です。

── マイチャンク機能はどのように活用されていますか?

※マイチャンクは、自分のチャンク(2~8語程度の塊)を登録できるパタプラ内にある機能です。

宮下さん:つぶやき応用練習[b]で目的語だけを自分の近い仕事に変え、作った文章を検索して、実際に使われている表現か確認しています。

法律事務所のホームページから知的財産に関する分野を抜粋など、いろいろな側面から使えそうな表現・チャンクを探しているうちにいいサイトを見つけています。述語・目的語をピックアップしてチャンクを作って、問題ないか調べるを繰り返しながらマイチャンクを増やしていきました。

知識はこれまでの英語学習で身につけましたが、実際に使っている単語は限られていました。「Expadite」や「land a contract」という表現を知っていても使ったこともないので、いざ使おうとしても難しいという状況でした。とにかく、自分の業務に近いチャンクを具体的に集めることを意識して行っています。

※つぶやき[b]は、レッスンで出てきた文型やチャンクを活用して「仕事で使っているチャンクと文型を組み合わせて使えるか」など考えながら必要なセンテンスを作る練習です。仕事で実際に必要になるチャンクを「マイチャンク」に登録します。

会話の途中で止まることがなくなった

── 取り組む上で工夫した点はございますか?

宮下さん:最初は通常レッスンを音声だけでやるというのを2ヶ月、レッスンを1周するまではそこに集中していました。通常レッスンは繰り返しすぎると、覚えてしまい負荷が少ないので、慣れてきてからもう一歩負荷をかける必要があります。

今は通常レッスンをやりながら、単語を自分なりに入れ替える練習をしています。ただ、やりすぎると大変なのでほどほどにして、1年くらいは適度に負荷をかけるやり方をしています。

仕事で英語を使えるようになるのが目標なので、どういった場面で使いたいのかを考えて練習する必要がありました。登録したマイチャンクをプリントアウトして、実際の仕事で使えるか、使えたかを確認するようにしています。

レッスンで出てくる場面に必ずしも出会えるわけではないので、教材にだけ求めすぎず、仕事での「スピーキング力を上げるためにどうしたらいいのか」を考えることが大切だと思います。

── なぜつぶやき応用練習が大切だと思いますか?

宮下さん:つぶやき応用練習をやったことで、以前のように会話の途中で止まってしまうことが少なくなりました。話し出してから途中で言い直したり、話す中で調整したりするようになっています。

通常レッスンは慣れてしまうと負荷が減ってしまうので、負荷をかけるという意味でも必要なトレーニングだと思います。

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