明らかに1年前と発話スピードが違う。会議で文章を組み立てながら話せている

記事作成日:2023年7月13日

明らかに1年前と発話スピードが違う。会議で文章を組み立てながら話せている

利用者プロフィール

増尾 康朗さん(30代・男性)
増尾 康朗さん(30代・男性)

TOEIC895点。外資系科学医療機器メーカー、マーケティング。発話スピードに課題を感じており、チャンクを組み立てながら話せるようにしたいと思いパタプライングリッシュを購入。2022年3月から利用。

面接と実際の仕事に必要な英語力にギャップを感じた

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

増尾さん:ばらつきはありますが、最近は英語の会議が週に3〜4回はあります。

前職も外資系で週に1回ほど英語の会議がありましたが、自分から積極的に英語を使う環境ではありませんでした。

── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?

増尾さん:学生時代は読み書きができるくらいで、社会人になってから英語を使って仕事をしたいと思うようになりました。

まずはTOEICの勉強から始め、400点くらいから860点以上を目指して毎月受験し、結果をトラッキングしてというのを2年ほど続けました。

700点くらいまで伸びたタイミングで2社目に転職しました。入社時点でTOEIC700点ほど必要な会社だったので、勉強していたおかげでチャンスを掴めたと思います。

2社目では会社が費用を半分負担してくれる制度があったので、英会話教室に2年間通ってスピーキングを伸ばし、TOEICも800点を超えました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

増尾さん:英会話教室をやめた後に、ビジネス向けのオンライン英会話で面接対策をして今の会社に入社しました。面接に向けて何十時間もかけて準備し、想定質問集を作って徹底的に練習して何とか乗り越えました。

それでも入社後に面接で求められた英語力と実際の仕事で必要とされる英語力にギャップを感じ、このままでは仕事についていけないなと思い、英語の短期集中5日間コースを受講しました。その時にリピーティングのセッションが異常にできなかったです。

その苦手部分を克服するため、リピーティングができるものを探した時にパタプラを見つけました。

読み書きや聞き取り、シャドーイングはできても、いざ話そうとしたら考えながら話すことができず、発話スピードに課題を感じていました。まさに教材開発者の松尾先生がおっしゃる通り、チャンクを組み立てながら話すスキルがほしくてパタプラを始めました。

1年前より断然話せるようになっている

── 購入前に不安に感じた点はございましたか?

増尾さん:60日間の返金保証があり、買切りで最初にかかる金額が分かるので投資がしやすく、そんなにネガティブな印象はありませんでした。

強いて言えば、口コミが少なかったのでどれだけ定評があるのかなと思ったくらいです。

── 実際に購入されていかがでしたか?

増尾さん:最初は上手くできず、体に染み込むまでが大変でした。頭に負荷がかかっている感じがするのでしんどいです。メインの構文から疑問文に変えるといった、文の入れ替えがとっさにできませんでした。

最初の3週間続けることにコミットしないと習慣化できないなと感じました。レッスンをやっていてもスラスラっと出てこないので、最初の頃は集中してやらないとダメでした。

元々自分でやると決めたことはコミットする性格なので、決めたら基本的にはやめません。成果が見えるまでに半年から1年はかかると松尾先生も言っていたので、最初の数ヶ月でやめる選択肢はなかったです。

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

増尾さん:3〜4ヶ月目に練習で染み付いたフレーズが会議で使えたことが最初に感じた変化です。最初の2ヶ月はレッスンが上手くできなくてしんどかったですが、ちょっと楽になってきた頃の3ヶ月目に変化がありました。

パタプラは基本的に文字を見ない学習法なので、負荷をかけて練習できたのが良かったんだと思います。文字を追うと立ち止まって文字を読まないといけないので、音声完結の学習が自分に合っていました。

It seems を使った湾曲表現や I think 以外の言い回し、直接すぎない表現、状況を客観的に表現する、依頼された仕事を確認する時の Do you want me to といったように使える表現がたくさんあります。

仕事がマーケティングなので、パタプラで出てくるものは割と実際の仕事にフィットしました。

6月にシンガポールに出張があるのでオンライン英会話を再開してみましたが、明らかに1年前の自分とは違いました。1年前より断然話せるようになっています。

以前は英会話が始まる前にテキストを事前に読んで回答を考えていましたが、今は行き当たりばったりでも回答できます。話しながら文を作っているので、何も準備できていなくても話し始められるようになりました。

会社での会議中でも突っ込むタイミングを失わないで済み、とりあえず挟みのクッション言葉を言っているうちに話すことを考えています。

こんなに何回も反復練習する学習はパタプラが初めて

── 他の英語サービスとパタプライングリッシュの違いはどのように感じていますか?

増尾さん:音声で指示が出てチャンクの組み合わせを変え、さらに文型を変えてトレーニングできるのは他の教材にはないところだと思います。

あとこんなに何回もループして繰り返し練習する学習をしたことはなかったです。

これまでの学習はダイアログを見て問題を解いて、説明を読んで終わりという感じだったので、パタプラはこんなに同じものを繰り返すのかと思いました。

4周目くらいにエビングハウスの忘却曲線に沿って復習を繰り返すことの重要性を感じ、逆に反復練習のやめ時が分からなくなりました。

※パタプライングリッシュは人間の記憶システムの観点から復習を重要視しています。全レッスンを8~9周することを推奨しているため、利用者から1周、2周など表現いただきます。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

増尾さん:習慣しているものにくっつけることです。ゴミ捨てや子供を保育園に送った帰り道、洗濯を干す時、そういう日々に発生する決まったルーティーンとセットにして取り組んでいます。

とにかくその行動をする時はすぐにパタプラも始めることを意識しました。そういう面で続きから再生のボタンは助かっています。

1レッスンを全て終えたら終わりではなくて途中で止める、また残りを後でやるというのを隙間時間で繰り返しました。

この1年パタプラに投資して良かった

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

増尾さん:発話スピードに悩みがある人、TOEIC800点くらいないと難しいのではと思います。英語のベースがすでにあって、スピーキングに苦戦している人が利用したほうがすごく効果が高いと思います。

購入しただけで終わってしまう人もいると思いますが、そういう人はたぶん続かないのでコミット力がある人にお勧めです。パタプラにしがみつかないといけないくらい切羽詰まっている人は取り組めると思います。

── 増尾さんにとってパタプラとは何でしょうか?

増尾さん:パタプラがあったから今クビになっていないと思います。今後のキャリアアップを考えても、今だったら英語面接に向けて何十時間も使わなくても大丈夫だと思うし、そういう意味でもこの1年パタプラに投資して良かったです。

パタプラはスピーキングのスタートラインに立たせてくれたものです。まだネイティブと話す時に苦労することも多いので、今は Business English Pod cast をメインで使っています。

パタプラはある程度は身についたのでサブ教材として使っています。たまに触れる感覚で今後もそんな感じで使っていく予定です。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

増尾さん:つぶやき応用練習やスピーキングテストはやったほうがいいです。自分もどちらかというとおざなりにしていましたが、5〜6周目でやるようになりました。

最初にやった時はハードルが高すぎて挫折しましたが、復習を繰り返してある程度レッスンの内容が染み付いてきた時に始めたら取り組めました。最初に挫折した人も繰り返し練習した後にもう一度やってみてください。

つぶやき応用練習は最初の頃だと、定型の文以外のものはなかなか出てこないと思います。ただ、6周目くらいになるとレッスンで感じる負荷は減ってくるし、つぶやき応用練習もできるようになってきます。

身近な人の名前に変えてみたり、仕事でよく使う省略語を入れてみたりしています。スピーキングテストはリンガスキルがお勧めで、私はB2を目指しています。

※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。

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