音声完結の教材は最高。フレーズの引き出しが増え、言いたいことがサッと取り出せるように
記事作成日:2024年5月15日
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TOEIC990点。米国化粧品メーカー勤務。ある程度話せる実力はあったものの、自分が持っているフレーズのストックが足りないと感じパタプライングリッシュを購入。2023年9月から利用。
仕事の9割5分は英語。チーム内で唯一の日本人
── 現在のお仕事で英語は使われていますか?
志賀さん:本社がアメリカにある化粧品メーカーで、日本国内やアジアパシフィック地域で使用される包装容器の調達を行っています。
現在所属しているチームにはアメリカや中国、ヨーロッパのメンバーが在籍していますが、日本人は私一人です。
日本にも工場はありますがマネジメント陣はほぼ外国人であるため、仕事の9割5分くらいは英語という環境で働いています。
── 学生時代から英語を使って働きたいという思いがあったのでしょうか?
志賀さん:ビートルズや洋楽のロックミュージックが好きで中学生の時から聞いていました。音楽を通じて英語にも多少興味は持っていましたが、英語を使うというよりは「グローバルな環境で働きたい」と思っていました。
大学時代にアメリカの国立公園で約9ヶ月間パークレンジャーと働く機会がありました。これを機に様々な文化的背景を持つ人と一緒に働く楽しさや、国籍の違いを乗り越えてひとつのことに取り組む面白さを学びました。
社会人になってからはサプライチェーンに関わる機会が多く、「調達」と「グローバルで働きたい」という大きな2軸を基盤にキャリアを進めてきました。
── これまで取り組んできた英語学習について教えていただけますか?
志賀さん:大学受験で身につけた文法や単語が基礎になっていると思います。しかし教育で習得した英語力は実践では中々通用しませんでした。
仕事で海外との窓口を任されるようになってからは、単語帳やリスニング教材を使って勉強してきました。より高い英語力が求められる状況に直面するたびに、自分で少しずつ英語学習を積み重ねてきたという感じです。
フレーズの引き出しが少ないと感じていた
── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。
志賀さん:現在の会社に入り英語を使用する割合が30%から95%に増え、「言いたいことが出てこない」「自分の持っているパターンが少ない」と感じるようになりました。
── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?
志賀さん:自分に合うかどうかはやってみないと分からないので、とりあえず1ヶ月試してみようと思い購入しました。
パタプラはウェブサイトにサンプルレッスンがあったり、実際に利用している人のインタビューも掲載されていたので信頼感がありました。
── 実際に購入されていかがでしたか?
志賀さん:フレーズの引き出しを増やして言いたいことをサッと取り出せるようになりたいと思いパタプラを始めたのですが、実際にやってみて本当に効果があると感じました。
レベルも丁度良く一度もテキストを見ることなく内容を理解することができました。ジョギングをしながら、自転車漕ぎながら取り組むのに最適だったと思います。
約2ヶ月で感じた変化。スムーズに言葉が出てくるように
── 実際に感じた効果や、取り組む上で意識されていたことを教えてください。
志賀さん:文章をリピートする際どのフレーズにアクセントをつければ良いのかが非常に分かりやすかったです。そのためより自然な英語の発音に近づけたかなと感じています。
無意識にやってしまうとせっかくの学びが抜けていってしまうように思ったので、発話をする際はシチュエーションを思い浮かべてできるだけ感情を込めるよう心がけていました。
できれば大きい声で練習した方が良いと思うので、ランニング中もあまり周りを気にせず声を出して取り組むようにしていました。
日本語とは異なり英語は低く響くようなイメージがあります。そういった点も意識して練習していくと、英語らしい発音に近づけるのかなと思います。
── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?
※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。
志賀さん:1~2ヶ月の間毎日1時間弱学習を続けていくうちに、かなり変化が出てきたように感じました。パタプラを始めて2~3ヶ月経った頃には、会議や同僚との会話で以前よりスムーズに言葉が出てくるようになった印象を受けました。
つぶやき応用練習[b]で使うチャンクを考える際にはchatGPTを活用していました。自分の仕事に直結する言葉が入った文章をchatGPTに100~200個作成してもらい、トレーニングを行っていました。
※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。
音声のみの学習は最高。今までで一番良いと感じた教材
── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?
志賀さん:音声完結の教材は最高ですね。社会人になってから15~16年の間に取り組んできた教材の中で一番良いと感じた教材のひとつがパタプラです。
個人的にはシャドーイングアプリのシャドテンも大変有益だったので、パタプラと一緒にやってみるのもお勧めです。フレーズを覚えてリピーティングするパタプラと、正しい発音とリスニング力を養えるシャドテンの相性は抜群だと思います。
※リピーティングとは、英語の音声を聞いた後に、音声を真似て声に出して繰り返す練習法です。英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。
── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。
志賀さん:毎日決まった時間帯に取り組むことが一番重要なのではないでしょうか。私の場合スムーズにできる時は1日30〜40分、2〜3レッスン進めるようにしていました。
時間をかけられるときは1日1時間~1時間半程度を英語学習に充てています。ずっとだらだらやっていても仕方がないので、1ヶ月、3ヶ月と期間を決めて集中して取り組んだ方が良いかもしれません。
英語学習を続ける一番のコツは「習慣化すること」です。習慣化さえできればやらないことの方が違和感になってくると思います。
── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?
志賀さん:買切りで良かったです。サブスクの方がビジネスとして儲かるのではと思いますが、買切りにしてくれている上アップデートもあります。カスタマーセントリックだなと大変感謝しています。
※パタプライングリッシュは買切り教材ですが、コンテンツ追加や機能アップデートを継続して行っております。そのため最新の教材内容に合わせて定期的に価格改定を実施しております。もちろん、一度購入頂いた方は追加料金なしで最新の教材内容をずっとご利用頂けます。
フレーズをストックしておけば会話の反射速度も上がる
── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?
志賀さん:ビジネスの場でよく使われるフレーズを学べるので、英語を使って働いている人にとっては全体的にメリットがある教材だと思います。
初耳だったフレーズはありませんでしたが、教材としてひとつにまとめてもらうことで「やっぱりこの表現はよく使われるんだな」と気づくこともできました。
── 志賀さんにとってパタプラとは何でしょうか?
志賀さん:フレーズをストックするという位置づけです。自分の中にフレーズを溜めておくほど反射速度が上がり、話す時も便利に感じるのではないかと思います。
ある程度英語の能力が高まれば当然自分でもフレーズを作れるようにはなりますが、教材の中にあるフレーズを取ってきた方が早いしナチュラルだと感じます。
── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
志賀さん:英語を話すという点ではパタプラが一番早く効果を感じた教材かもしれません。パターンプラクティスをやっているとかなり早い段階で英語が上手くなったように感じられました。
パタプラは短い期間でも非常に高い効果が見込めます。一方で語学学習は長い道のりになるので、「これだけやっていれば良い」というものでもありません。
英語学習においてパタプラがどういった役割を果たしているのかをしっかりと考えた上で、単語を覚えたりリスニングを強化したり、必要であれば文法を見直していくと良いと思います。