今日の課題が見える化されている点が良い。苦手だったリスニングが改善され、ビジネスに適した表現も使えるように

記事作成日:2024年11月18日

山崎 杜生さん(20代・男性)
山崎 杜生さん(20代・男性)

TOEIC820点(2023年3月)。製造業・ドイツ在住中。日常会話は全く抵抗なかったものの、ビジネスに適した表現を学ぶ必要があると考え、買切り型でコスト面も魅力的だったパタプライングリッシュを購入。2024年3月から利用。

新天地に選んだのはドイツ。決死の思いで環境を変えた

── 山崎さんのご経歴やキャリアについて教えていただけますか?

山崎さん:ドイツにある日系の自動車部品メーカーに勤めており、ヨーロッパ市場の自動車メーカーを相手に営業活動をしています。既存クライアントと取り引きしながら、新しく顧客を開拓していくような立ち位置です。

現在の会社に入ったのは今年の4月です。2024年2月にドイツへ来て、語学学校に通いながら仕事を探しました。日本にいる時から転職活動はしていましたが、本格的にエンジンをかけたのはドイツに来てからです。

ドイツに来る前はインフラ系の企業で4年ほど働いていました。TOEICの点数はそれなりに取れていて「英語を使いたい」という思いも持っていたのですが、なかなか叶わずフラストレーションを抱えていました。

海外で働こうと思い始めたのは25歳くらいの時です。このまま日本にいるよりも「海外に行ってどんどん経験を積んでいくのが一番手っ取り早いだろう」と考え、決死の思いで環境を変えました。

── 新天地として、山崎さんはなぜドイツを選ばれたのでしょうか?

山崎さん:ドイツで人材紹介をしている知人がいたからです。それまで英語を使って働いた経験がなく、仕事を探すなら人脈も必要だと考えドイツを選びました。

── 現在のお仕事で英語は使われていますか?

山崎さん:事務所には私を含め日本人が3人とドイツ人が5人います。ドイツ人とはドイツ語と英語を交えて話しています。

顧客とのやり取りをはじめ、マレーシアやベトナムにある工場の人とも英語でコミュニケーションを取っています。例えば1日30件メールが来るとしたら、日本語のメールは2件くらいですね。

ミーティングも全部英語で、普段日本語を使う場面といえば社内の上司と話す時くらいです。

英語で仕事をした経験がなく、業界も未経験で不安だった

── 社会人になる前から英語に触れる場面は多かったのですか?

山崎さん:父が通訳をやっていた関係もあり、自分の英語力を試しに大学生の時からよく一人で海外旅行に行っていました。

語学学校に通ったりもしたので、バーで地元の人と話したり、スポーツ観戦で隣の席にいた人と仲良くなったりなど世間話は普通にできていたと思います。

父が英語を喋っているのは2回くらいしか聞いたことがないです。休日に家で映画を見る時は一緒に字幕で見ていましたね。幼少期から特別な教育を受けていたわけではありませんが、英語に対する抵抗は全くなかったです。

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

山崎さん:学生の時から英語は得意だったので苦手意識はなかったです。長期留学の経験はないですが、大学を卒業する直前に1ヶ月ほどアメリカにホームステイしていたことはあります。

社会人になってからはオンライン英会話を始め、朝7時から週2回欠かさずやっていました。利用していたのはGabaです。地方に赴任していた時はオンラインでしたが、東京の実家に帰った時などは通学していました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

山崎さん:日常会話は全く抵抗なかったのですが、仕事をするとなったら「あまりカジュアルだとよくないだろう」と思っていました。製造業という業界も初めてで、まっさらな状態でいきなり英語で仕事をするのも不安がありました。

リーディングとライティングは問題ないものの、リスニングは昔からちょっと苦手で今も課題ではあります。性格上100%聞き取ろうとしてしまう癖があるみたいです。TOEICもなぜかリーディングの方が点数が高いですね。

ドイツに来たばかりの頃はドイツ人やフランス人、チュニジア人、ルーマニア人など様々な国の人が話す英語の聞き取りに苦労していました。仕事の時はオンラインや電話ではなく、できるだけ直接会って話すようにしています。

仕事の前にパタプラをやれば「英語を聞き取れる」モードに

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

山崎さん:シンプルに買切り型であったことが購入の決め手です。コスト面もすごく魅力的でした。アプリを開けば毎回推奨レッスンを提示してくれるところも良かったです。

「これさえやりきればOK」と思えるので、不安が払拭され自己肯定感も上がります。仕事以外で自己研鑽ができた感覚を得られるのは非常に良いことです。定期的にサポートがあるのも気に入っています。

私は朝早く起きてお弁当を作りながらパタプラをやるようにしています。時間の使い方も工夫できますし、強い義務感を感じずに学習できる点が素晴らしいと思いました。

最初にパタプラを知ったのはインスタの広告です。PIVOTも見ました。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── 実際に購入されていかがでしたか?

山崎さん:よく使うフレーズなどは業界に合わせて自分で考えればいいので、特にギャップを感じたことはないです。個人的には会議の英語が非常に役立っています。

レッスン内に時々出てくるちょっとしたアドバイスもすごく参考になりました。自分のパーソナリティを知っている人に対し、「毎回堅苦しい文章を使うのもな…」と常々感じていたので、そこで覚えたカジュアルな表現はメールで活用するようにしています。

自分のキャラクター形成にも繋がるし表現の幅も広がるので、「パタプラをやっていてよかったな」と思いました。

会議の時に私がよく使うのは、“sorry to interrupt”や“Let me speak in Japanese.”といった表現です。工場側の方とやり取りをする中で“Consider it done.“などもよく使いますね。

※会議の英語は、会議中に役立つフレーズを紹介する全13チャプターで構成した付属教材です。追加料金なしでご利用いただけます。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

山崎さん:音声のみで十分でした。長いフレーズのセクションは頭の整理がつかなくてテキストを見ることもありますが、耳に全集中して何回か聞いていると嫌でも覚えます。繰り返しやっていると苦手な部分も自分で認識できるようになってきます。

私の場合は仕事に行く前にパタプラをやるのですが、朝から英語を聞き取れるモードに切り替わる感覚もあって良かったです。

苦手だったリスニングも100時間で徐々に改善された

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

山崎さん:「社内で確認させてください」など、ビジネスに適した表現を使えるようになりました。言葉に詰まることが少なくなり、会話のキャッチボールもできるようになったと思います。

相手に説明した時に「何を言っているか分からない」と言われることも減ってきました。こういった変化を感じたのはパタプラを始めて80時間くらいで、リスニングは100時間ほどで徐々に良くなってきているのを実感できました。

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

山崎さん:「復習が大事」というのは学生の時からずっと言われ続けてきましたが、大人になっても同じことを言われるのだなと思いました。パタプラをやって改めて復習の重要性にも気づけましたし、反復こそ一番の近道であることが分かりました。

反復練習をして良い技を身につけるというのはスポーツも英語も同じです。パタプラはひとつの筋トレだと捉えています。

仕事で嫌なことが重なり逃げたくなる時もあるけれど、パタプラが学習をリードしてくれるのですごく感謝しています。充実した朝を過ごせているのはパタプラのおかげです。アプリさえ開けば今日やることが分かり、スタートを押せば全てが始まります。

私は太陽が上がる前にパタプラをやり終えているので、「仕事の前に勉強したぞ」と充実した気持ちで家を出られます。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

山崎さん:朝5時に起きて顔を洗い、歯を磨いてイヤホンを装着。それからパタプラのアプリを開き、今日やることをチェックして1個目のレッスンに取り組みます。

推奨レッスンの合計時間が60分以内だったら朝のうちに全部終わらせます。60分を超えている場合は最後の1~2レッスンを帰宅後にやる、という感じで2部に分けて取り組んでいます。

私の場合はお弁当を作ったりコーヒーを淹れながらパタプラをやることが多いです。朝ごはんの用意ができたら一回ストレッチをして、のんびり体を動かしながらレッスンを進めます。これで朝の分は終了です。時間にして40分〜1時間くらいですね。

その後朝ごはんを超特急で食べて歯を磨いて6時半頃には家を出ます。7時半くらいから働いて、早い日は3時半、遅い日は5時半に仕事が終わります。帰りの電車ではCNNやBBCを見ていることが多いです。

帰宅後はランニングに出て、家に戻ったらシャワーを浴びて晩ごはんを食べます。その日の推奨レッスンが残っている場合はソファーでリラックスしながら取り組み、パタプラが終わったらドイツ語を勉強しています。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

山崎さん:「学習を続けられない」という人は、継続のハードルが高すぎるのかもしれません。毎日続けるのがベストだとは思いますが、自分で決めた継続の定義を見直してみるのもひとつの手です。

今日やって翌日休んでしまった、でも次の日にやれば1週間の中で2日間の継続はできています。例えば週1回のランニングも1年間続けていれば、その人にとっては継続になると思います。その感覚で英語学習をやってみるといいのではないでしょうか。

無理のないペースでやっていけば必ず自信に繋がります。パタプラは毎日課題が出るので追い詰められてしまう時もあるかもしれないですが、それでも淡々と続けていれば必ずゴールに辿り着くはずです。

今日やるべき課題が明確だから、安心して取り組める

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

山崎さん:パタプラを生活の一部に取り入れられるような人にお勧めです。自分の24時間に対してパタプラを+αで考えるのではなく、24時間のうち「この時間をパタプラに使おう」といった考え方ができる人に合うのかなと思います。

── 山崎さんにとって「パタプラの一番の価値」とは何でしょうか?

山崎さん:毎日触るスマホ1台でできるところです。その日のやるべきことがしっかりと見える化されている点も良いですよね。「今日はこれをやればOK」という風に課題が明確になっているので、安心して取り組めます。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

山崎さん:ドイツで働き始めて7ヶ月経ちました。今は自動車関係の部品を担当していますが、会社で扱っている別の分野の仕事も回せるくらいスムーズに仕事ができるようになりたいです。

「電話片手にメールを打てるようなレベルまで行けたら最高だな」と思っています。1〜2年後には英語と日本語の脳みそを使い分けられるようになっていたいです。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

山崎さん:ダラダラ過ごしてしまっている10分、テレビを見てるだけの10分があるならパタプラをやってみてほしいです。「そんなに頑張れるのは若いからだ」と言われることもありますが、やるかやらないか、0か100かだと私は思います。

購入するか悩まれていても、まずはやってみないと価値は分かりません。パタプラを続けていけば必ず成果が出ます。「そこは嘘じゃないですよ」と伝えたいです。

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