【動画】
パタプラの
挫折とやり直し
酒井 茉由 様
記事作成日:2025年2月25日

酒井 茉由さん
(30代・女性)
TOEIC905点 /外資系製薬メーカー /臨床開発
仕事で英語を使用することになったため、科学的根拠に基づいて学習できるパタプラを購入。
自己紹介
玉木:では、本日は色々とお話を伺わせていただきたいと思います。
酒井さん:どうぞよろしくお願いいたします。
玉木:それでは、お名前やご職業など自己紹介をお願いいたします。
酒井さん:酒井茉由と申します。現在、外資系の製薬企業で臨床開発の仕事をしています。
玉木:臨床開発の仕事って、英語を普段使われるんですか?
酒井さん:そうですね。弊社は外資系のUS(アメリカ)が中心の会社ですので、グローバルスタディ(世界の複数の国で、1つの治験を進めること)で、同時に医薬品開発を進めています。
1つのスタディ(治験)をリードしているのがUS(アメリカ)のグループであったり、UK(イギリス)のグループであったりするため、US/UKとコミュニケーションを取りながら進めています。
玉木:そうなんですね。でも開発ってことは、専門的な英語とかも結構出てくるんじゃないですか?
酒井さん:そうですね。業界に特化した表現が多く出てきますし、また開発する疾患によっても、疾患特有の語句なども出てくることが多いです。

パタプラを始める前の悩み
玉木:パタプラを始める前、どういう悩みがありましたか?
酒井さん:パタプラを始める前は、英語の4技能全部にすごく自信がなくて、特にスピーキング・ライティング、自分からアウトプットする技能に自信がなかったです。
玉木:パタプラをやってみたら、変化がありましたか?
酒井さん:そうですね、まず最初に変化を感じたのはライティングのスキルでした。これまでは何か文章を作るときに、「どうやって作ったらいいだろうか」を一から考えて、結構時間が掛かっていましたが、「こう言いたいな」と頭の中で思ったことを、英語の形にはめることができるようになった、ということが最初に感じた変化です。続いて、スピーキングでも口をついて英語が出るようになってきました。
玉木:TOEICのスコアが905点。すごくハイスコアだと思うんですけれども、それでもやっぱりライティングとスピーキングにあまり自信がなかったんですね。
酒井さん:やっぱりTOEICで測れる能力と、実際に瞬発力と言いますか、現場で英語を使う能力ってまた別なのかなと思っていまして。テストが得意でもいざ現場に出ると使えないっていうことはよくあるかなと思っています。
玉木:なるほど。そういったことはパタプラをやり始めてから結構活用されていますか?
酒井さん:そうですね。パタプラを始めてから、グローバルとコミュニケーションをとることに対するハードルが少し下がったかなと思います。

パタプラをやっていたら発音を褒められた
玉木:パタプラってどういう方にお勧めしますか?
酒井さん:やはりビジネスで英語を使われたい方ですね。特に急いで英語のスピーキングの技能を高めたい方にお勧めしたいと思います。
玉木:スピーキングの技能って言うと留学に行ったりしないと、なかなか培われないのかなっていう印象があったんですけど、パタプラをやっているうちにできるようになりますか?
酒井さん:そうですね、帰国子女なの?とか、発音がいいね、と言っていただけることがありまして。ただ、パタプラ以外にはスピーキングは何もやっていないんです。
パタプラの音声教材を繰り返し聞いて、なるべくそっくりに発話しようと意識しているうちに、だんだんと発音や、アクセントや英語特有のリズムも矯正されてきて、割と自然な英語が身についてきたのかなと思います。
パタプラに挫折してやり直したきっかけ
玉木:パタプラの学習に、1度挫折されたと伺っているのですが、なぜまたパタプラでやり直そうと思ったんですか?
酒井さん:そうですね、当時は自分が思っていたよりもパタプラが難しく感じられて。全て耳で聞いて発話していく学習の強度が高いなと感じました。
また、パタプラの教材が扱っている表現が自分の業界とマッチしていないのではないかと感じて。急いで英語技能を身につけないと、という焦りもあり、それが挫折の一因でした。
玉木:ちなみに、どれくらいの期間やって挫折されたんですか?
酒井さん:その時は1ヶ月ぐらいでしょうか。
玉木:やり直そうと思ったのは、どうしてなのでしょう。
酒井さん:この挫折している期間は、単語帳、文法書、瞬間作文にトライしたりと、本当に色々なものを少しずつ齧っていたのですが、色々な学習法に触れて分かったことは、それぞれから学べるものはあるのですが、ビジネスに特化した表現ではないので、瞬発力にはならないということでした。直ぐに使える表現ではないということが分かりました。
パタプラはビジネスに特化した教材なので良いのではないか、と思い始めたところで、ちょうどタイミングよくパタプラ事務局さんから「学び直しセミナー」のご案内を頂いて、それを聴講しました。聴講してすぐにみんチャレに登録しまして、そこが再スタートになります。
玉木:学習し直しませんかっていうのも、サポート内容に入っているんですか?
酒井さん:そうです。パタプラを受講登録しますと、運営の方から定期的にご連絡を頂けて、そういったウェビナーであったり、インタビュー形式のものであったりとか、アプリをどうやって活用してお仕事に活かされてるかっていう実体験をユーザーの方から聞くことができるので、非常に役に立ちました。

パタプラに挫折してやり直したきっかけ
玉木:メソッドはいかがですか?
酒井さん:すごくいいなと思っています。英語を自分のものにしていくためには、トレーニングが必要だと思います。
スポーツで言えば、筋トレであったり、基本のフォームを身につけたりと同じことで、英語学習も繰り返し、正しい「型」を繰り返し自分の中にインプットすることで、正しい「型」をアプトプットできるようになるので、パタプラの「チャンクで話す」や、それを「繰り返す」ということが、英語学習において非常に有用であると感じました。
玉木:音声完結型の点はいかがですか。
酒井さん:すごく取り組みやすいです。音声完結で、いつでもどこでもできるというのがメリットだと思っています。一番よく使っているのが、朝のお化粧をしている時、二番目はお皿を洗っている時なんですよね。
作業中に耳と口だけ使えば学習が完了するので、本当にスキマ時間で学習を進めることができるところが、本当に気に入っています。
玉木:お化粧とかも、女性は特に時間がもったいないですよね。15分ぐらいかかるじゃないですか。テレビとか見てるっていうよりも、それが学習になるんだったらすごく効率が良いですね。
酒井さん:時間もちょうど良くて、ちょっと長くかかった時には「2パタ」いけますし、1パタ、2パタぐらいは毎朝できてるかなと思います。
玉木:ちなみに1日に何分くらいやられてましたか?
酒井さん:多い時は3つ4つできる時もあるのですが、やはり忙しいとできないこともあり、1つか2つ位を地道にずっと継続しています。
玉木:どれくらいの期間で身についたって実感が出ました?
酒井さん:3か月程度継続できた時に、ちょっと変わってきたかなと思いました。英語の文章を作る時に、今までよりも速く自然に作れるようになっている、であったり、話す時もまず文頭チャンクが出て、喋りながら次に言うことを考えていたり、のように、日本語と同じような文章の構成の仕方が英語でもできるようになっていることに気がつきました。
玉木:それはすごい進歩ですよね。パタプラはエビングハウスの忘却曲線に沿った推奨レッスンということなんですけど、その点はいかがでしたか?
酒井さん:そうですね、製薬企業で理系なのですが、科学的根拠に基づいた学習法というのは、すごくいいなと思っています。
1回だけでは覚えられないことを、何回も何回も繰り返すことで身についてくるなと思いますし、自分でエビングハウスの忘却曲線に沿って「1週間後だからこれをやろう」と思うことって、絶対できないと思うのですが、アプリが「あなたは今日これに取り組みなさい」ときちんと指示を与えてくれるので、それに沿って取り組むだけで自分の記憶を効率よく定着できているので、本当にありがたいなと思っています。
玉木:理系の方からしても理に適っているシステムだということなんですね。
業界の英語にどうパタプラを活用しているか
玉木:外資系の製薬企業にお勤めなんですよね。どのように業界で使えるかっていうのは・・・?
酒井さん:パタプラに入っている表現がそのまま使えるわけではないのですが、パタプラで学んだ文法チャンク・文型を作るためのチャンクは非常に有用なので、それを活用しています。
業界に特化した用語については、外資系の製薬は業界共通の言語みたいなものがあります。ガイドラインであったり、会社特有のStandard Operating Procedure(SOP, 標準業務手順書)があるので、そこから自分が使いたい表現を文章のまま持ってきて、パタプラで学んだ表現にくっつけて使うことで、文章を組み立てています。
また、パタプラで出てくる一般的なビジネス表現も役に立つことに後から気づきました。製薬企業にいるからといって常にクリニカル(臨床に関わること)だけを話している訳ではなく、プロジェクトマネジメントであったり、ベンダー管理であったり、予算のお話であったり、一般的にビジネスで話される内容も会議で話したりするため、一般的な表現を用いて理解できるようになりましたし、自分からその発言することもできるようになりました。
玉木:ビジネスのジャンルが違うとしても、応用でそこに当てはめていくことはできるっていう事なんですね。
酒井さん:はい。

英語会議の後に反省会
玉木:これまでは英語の学習ってどのようになさっていましたか?
酒井さん:オンライン英会話を少し活用していた時もあったのですが、なかなか技能の伸びを感じられなかったというのが、正直なところです。
玉木:実際、英語はお好きでお得意だったりとかはしたんですか?
酒井さん:全然そんなことなくて。ペーパーテストはできるんですけど、いざ話したり聞いたりっていうスキルになると、ちょっと苦手意識がありました。
玉木:今、外資系の企業にお勤めということで、英語ができる方はいらっしゃいます?
酒井さん:はい。もう入社当初は私が一番できないんじゃないかなって思うレベルで、本当に皆さん英語がお上手なんです。帰国子女の方もいらしたりして、これは早急に英語のスキルを高めないと、この会社で生きていけないと思いました。
玉木:思うように英会話ができないっていうことに対する苦悩とかもありましたか?
酒井さん:ありました。最初はグローバルのメンバーと会議をする時に、相手が言っていることが聞き取れないっていうのもありましたし、もちろん自分が伝えたいことも本当にこれで伝わっているのかなっていう不安はありました。
玉木:そういった時はどういう気持ちでお仕事なさってたんですか?
酒井さん:やっぱり英語会議の後に自分で反省会ですよね。ここが聞けなかったなとか、もうどうしても分からなかった所はメールを出して、「こういう意味で合ってた?」ってフォローアップしてもらうこともあって。
ただ、それってお互いに建設的ではないですよね。効率の問題で良くないなと思って、改善したいなと強く思いました。
買い切りだから英語学習を継続できる
玉木:アプリっていくつかあると思うんですけど、比較してみたりとかしましたか?
酒井さん:はい。私、実はパタプラ始めた時がまだウェブブラウザしかなかった時代から始めていまして。再開した時にはちょうどアプリがリリースされた後だったんですね。
学習がしやすく改善されているなと思いましたし、アプリリリース後も何回もこのアップデートを重ねてくださっていて、ユーザーから見て非常に使いやすく、どんどん改善されているのでありがたいなと思っています。
こういったサービスって、アップデートが一切入らないものがあったり、入っても今ひとつだったりっていうものが多い中で、パタプラさんはユーザーに寄り添って一緒に発展していってくださっているなという印象を持っています。
玉木:そういったパタプラのサポートも充実しているとお考えですか?
酒井さん:そうですね。本当に買い切り教材でいいのか?と思うくらい、買ったポイントからずっと使っていけるものですし、ずっとサポートも受けられるので、本当に良い教材だなと思っています。一度買ってしまえば、そこから追加課金もありませんので。
やはり、英語学習は継続が大事だと思っていて、一回止めてしまったら、本当に忘却曲線に沿ってどんどん忘却していくんですよね。英語の質が下がってしまうので、一日に少しずつでもいいからずっと続ける。ずっと続けるって、サブスク型だとそれだけ費用もかかるので。
あ、こんなに喋れるようになってたんだな
玉木:酒井さんがアプリを始めてから、お仕事の場で何か役に立ったとか、自身でこう実感したっていうシーンとかもありますか?
酒井さん:多分、今までだったら外国からゲストが来ている時とか、本社から誰か来られている時って、なるべく話さないでいようと、ちょっと引きの姿勢だったりしたんですけれども。自分が話したいことがあったら、もう自分から駆け寄って行って、声をかけて、捲し立てるように自分が喋ってることに気づいた時に、「あ、私こんなに喋れるようになってたんだな」と思いました。
玉木:それはすごいですね。かなりの進歩ですよね。
酒井さん:そうですね。自分が言いたいことを特にハードルなく言えてるなって気づきました。
玉木:そこがネックの1つでもありますもんね。言いたいことあるし、話しかけたいのに、出てこない。それが無くなったっていうのは、かなり大きいですよね。
酒井さん:そうですね。単語レベルで出てこないことがあっても、文としては出てきているので、相手も察してくれるんですね。「この流れで言ってるから、彼女はこういうことが言いたいんだろう」っていうのは向こうから察してくれたりもするので、やっぱり文章で伝えようとしているっていうのは、コミュニケーションで大事かなと思います。

忙しいビジネスパーソンに音声完結教材を
玉木:ではこれからパターンを購入されることをご検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
酒井さん:パタプラは非常にビジネスに特化した教材であると思います。忙しいビジネスパーソンだからこそ、この音声完結型であるというスタイルも我々の生活にはまると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。