文字情報に依存しないレッスン構成が画期的。「スピーキングは勉強じゃない」を体現した教材

記事作成日:2022年8月26日

文字情報に依存しないレッスン構成が画期的。「スピーキングは勉強じゃない」を体現した教材

日系大手メーカー 様

業界総合メーカー
従業員数5,001名以上
担当者HRテック開発部課長 郷家 達也 様

導入前の課題

  • 海外ベンダーとのやり取りで従業員の英語力がネックになっている
  • 英語学習に取り組んでも挫折してしまう従業員が多い
  • TOEICスコアが高くても実際の業務で使える技能としての英語力が身につかない

瞬発的に対応できるスピーキング力を身につけることが課題

── 従業員の英語について、どのような課題を感じていたのでしょうか?

今後はグローバルとの関わりなしでは多くの日本企業はどうにもならないと考えています。そして、英語は必要になった時に急に英語力が身につくわけではないので、普段からしっかりやっておく必要があります。

社内では受験英語をしっかり勉強してきていることから、文法や語彙力はすでにある従業員が多いです。しかし、その反面いざ話させると、日本語で考えて頭の中で翻訳したり、文字をイメージしてそれを読み上げるような形になってしまいます。スピーキングは瞬発力が求められるので、それでは実際のビジネスの現場では対応ができません。

こういった、瞬発的に対応できるスピーキング力を身につけることができる教育カリキュラムが一般にになく、どう解決すべきかを課題に感じていました。

── パタプライングリッシュを選ばれた理由を教えてください

「パターンプラクティス」という言葉を見てこれだなと思いました。

スピーキングの適切な教材やサービスが見つからなかったのですが、パタプライングリッシュのサイトを見て、求めている内容だと感じました。

社内に勧める前に、まず個人で購入して試してみましたがイメージ通りの内容でした。

コンセプトがスピーキングをマスターする上で的を得ている

── 個人で購入されて試されたとのことですが、どのあたりが良いと感じたのでしょうか?

音声で完結する教材だったのがまさしく求めていた点でした。文字情報に依存しないレッスン構成がこれまでのスピーキング教材にはないエポックメイキングな点だと感じました。

英語の勉強となると、みんな机に向かってやろうとしますが、パタプライングリッシュは筋トレと同じで音声の反復練習を徹底して行います。ベッドに横になりながらでも、風呂に入りながらでもいい。そこが非常に良かったです。勉強ではなく筋トレ、トレーニングというコンセプトがスピーキングをマスターする上で的を得ていると感じました。

── 今回は郷家様がパタプラに取り組むプロジェクトを立ち上げて頂きましたが、そのあたりのお話を聞かせてください。

当初は所属している部署だけで小規模に実施しようと考えていましたが、グループ会社横断のグローバル若手会という大規模なコミュニティがあり、そこで参加希望者を募りました。

英語学習はコミュニティ効果が高いと実感しています。そのため、定期的にワークショップを開催したり、それぞれの学習進捗をランキングにして共有したりなど、みんなで一緒にやっている感覚になるように工夫しました。

また、3ヶ月間という期間が決まっているプランだったので、パタプラマラソンと名付けて全62レッスンを完走のゴールとして、とにかくやり遂げてもらえるよう伴走しました。

日本全体で躊躇なく英語を話せる人が増えてほしい

── 実際に導入されていかがでしたか?

参加した従業員からは、音声完結でトレーニングであることに、これまでの英語学習と違った効果を感じてもらえました。

スピーキングはもちろん、リスニングにも効果があったという報告や、今回のプロジェクトをきっかけに、停滞していた英語学習が再開できた、英語学習を習慣化できたという声もありました。

パタプライングリッシュは中上級者を対象にした教材だったので、TOEIC700点以上の英語中上級者じゃないと効果がないと思っていましたが、中級以下の人でもきちんとレッスンを完走し効果も感じているという人がいました。逆にTOEIC900点以上の上級者が完璧主義に囚われて挫折するパターンもありました。

実際の従業員からの声吹き出し

スピーキングの強化は、やらないといけないと思いながらもずっと後回しになっていたので、よいきっかけになりました。パタプラのHPやメールに書かれている勉強法などは、理屈として、現実論として、個人的には全般的に腑に落ちましたので、効果を信じて継続することができました。習慣化の重要性やメカニズムを再認識できた点では、英語以外でも今回の経験が生きてくると思います。

お陰様で毎日の英語学習が完全に習慣化されました。パタプラのレッスンに限っては復習を重ねることでスラスラと話せるようになってきました。

ネット英会話もやっているのですがあまり効果が実感できていなかったのですが、パタプラのおかげで「繰り返し口に出して体にしみこませる」という非常に大事な訓練ができるようになりました。

間違いなく効果のある教材だと思っています。これほど反復して発声での練習をしたことがなかったため機会としてもよかったですし、それだけでなくリスニング力の向上にも効果があるのではないかとも感じました。

実際にやってみて、復習を重ねた部分のチャンクがスムーズに口から出てくるようになっており、これを続けられたら本当に役立つだろうと実感できました。「チャンク」を増やしてそれを変えながら文章を作っていくという考え方が理解できてよかったと思います。

── メッセージがあれば教えてください

日本人の英語力は、文法力や語彙は国際的に見て高いと思いますが、スピーキングになると他のアジア人と比較しても残念ながら高いとは言えません。日本の視覚情報に依存した受動的な勉強としての英語と、能動的な話す英語との根本的な差異があまり認識されていないことが要因であると思っています。

パタプライングリッシュは、その「英語のスピーキングは勉強じゃない」というのを体現した教材です。そこが素晴らしいと感じています。

日本全体でグローバル人材の絶対数が追いついていません。パタプライングリッシュのような教材がもっと普及して躊躇なく英語を話せる人が一人でも増えてほしいと願っています。

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