チャンクを使った学習方法は応用が効く。だから研究者にもお勧めできる

記事作成日:2023年8月29日

チャンクを使った学習方法は応用が効く。だから研究者にもお勧めできる

利用者プロフィール

S.Mさん(30代・男性)
S.Mさん(30代・男性)

研究者として海外での発表に備えて英語を学ぼうとした際に、学習メソッドに納得してパタプライングリッシュを購入。2021年12月から利用。

スピーキング以外の英語力も向上している

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

S.Mさん:仕事柄、研究者として海外での発表が必要な場面もあり、英語を学ぼうと思っていました。

YouTubeで広告を見たことがきっかけで、チャンクで覚えるというロジックに納得し、それが購入の決め手となりました。

── 実際に購入されていかがでしたか?

S.Mさん:まだ全てのレッスンを終えてませんが、やった分の効果は実感しています。聞き取れないと話せないと思っていましたが、話す練習はリスニング力をつける上でも大切なんだと気づきました。

覚えた内容はスムーズに出てくるし、映画を見ていても聞き取れるようになりました。購入してから約1ヶ月は毎日継続し、復習メインに取り組んでいましたのでレッスン10くらいまで進みました。

1ヶ月の学習で以前よりも英語が聞き取れるようになった感覚があります。論文を音読するのも楽になったと感じています。私の仕事では読み書きが多いのですが、読み書きも楽になりました。

海外の方と話す機会があった時も、以前よりも話せるようになったかもしれないと感じました。私が取り組んでいるのはパタプラと発音矯正アプリのみですが、パタプラの効果があったんだろうと思います。

研究者も使えるチャンクもあるから役に立つ

── ビジネス英語に特化した内容はいかがでしたか?

S.Mさん:研究職なので、パタプラで学ぶフレーズは使用する機会が少ないとは思いました。

確かにシチュエーションは異なりますが、応用できそうなチャンクがあり、つぶやき応用練習も用意されています。それをしっかり取り組めば自分で内容をチューニングしていけると感じています。

そういう意味でも、研究者にもお勧めできます。内容を置き換えることで、研究者も使えるチャンクもあるので役に立つと思います。

私は仕事で日常的に読み書きを行うため、分からない単語があれば調べて、専門用語については自分で知識を広げてきました。

パタプラを始めてからは、発話の重要性に気づいたので、新しい単語も発音を聞いて口から発するようになりました。

※つぶやき応用練習は、基本レッスンで習得した型を元に、自身が実際に使うチャンクを自分で考えて型に入れて変えて行う練習法です。

── 「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

S.Mさん:リピーティングが難しいという感覚は今でもあります。完璧に行わなければと思うほど達成感がなく、逆に完璧さを捨て去ると上達しないので、そのバランスが難しいです。

最初に神経質に取り組んだことが、今でも前半のレッスンが定着していると感じられた理由なので、ある程度の丁寧さは必要かなと思います。

テキストはなるべく見ずに進めると書かれていますが、最初はテキストを見ながら内容を頭に入れることが重要だと思い見ながら取り組みました。

音声だけではうまく進められないと悩んでいる方には、最初にテキストを見て内容を理解することもお勧めです。文字情報を取り入れることで、理解がしやすくなる人もいると思います。

心理学的にも、音と文字とオブジェクトが揃って概念になります。文字情報も頭に入れることが理にかなっており、私自身はそのほうが取り組みやすかったです。

ただ、音読にならないようにする点についてはその通りだなと思います。私も読んでいたというよりは、まず文字を見てもいいからキーポイントを押さえるようにしていました。

読みながら行うのではなく、内容を理解するためにテキストを活用するのはありだと思います。

アプリ版がリリースされたことが継続に繋がった

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

S.Mさん:自宅には同居人がいるので恥ずかしく、1人の空間がある仕事場で取り組むことができますが、どうしても仕事に集中してしまいます。

そのため、継続が難しかったですが1年ほど前に車を購入し、車の中で取り組むようにしてから習慣化できました。

あと、アプリ版がリリースされたのは大きかったです。続けるのが難しい理由のひとつがブラウザでの利用だったため、アプリになったことで使いやすくなりました。

推奨レッスンの表示制限を設けていただいたことも、自分のペースで取り組めるようになった点がとても良かったです。

※本日の推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?

S.Mさん:買切りだった点も良かったです。

サブスクだと挫折した時にもう辞めてしまおうとなりますが、買切りだとせっかく買ったしだらだらしてでも続けていこうと思えます。こうやって長く続けられるのでお得だと思います。

論文の読み書きはできるが、話す機会がない研究者にお勧め

── 買切り教材であるメリットは感じて頂けましたか?

S.Mさん:国際学会などでしか、英語を話さない研究者にも適した教材です。研究者の中には、読み書き以外のリスニングやスピーキングが苦手という方もいると思います。

そういう聞くことに自信がなく、話し方も分からない方は、実際にどういう会話が行われて、どのような話し方をしているのかを知る必要があると思います。パタプラは、会話の枠組みや形式といった箱の作り方を学べるのでお勧めです。

パタプラは中上級者を対象とした教材ですが、私は英語学習において初級レベルだと考えています。その理由は、研究者として読み書きで英語に触れる機会は多いものの、話す機会は経験としてあまりないからです。

研究者の中には自分と同じような環境にいる人もいると思うので、読み書きはできるが話せない英語初級者、という方にもお勧めできます。

一方、研究者の中でも全体の英語力が中上級レベルになると、自分の範囲で使えるかどうかを見極められるため、内容のギャップが気になるかもしれません。

しかし、チャンクを組み合わせるという発話方法は、専門用語を組み込むだけで応用が効きます。そのことを知れたのは大きな学びでした。

雑でも完璧でなくても、継続することに価値がある

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

S.Mさん:パタプラはこれから海外での活躍を考えている人に向けたものだと思いますが、むしろまだその準備が整っていない人に対して、日々のルーティーンとしてゲーム感覚で取り組むのもいいと思います。

真面目に取り組む方であれば、3ヶ月ほどで成果が得られるかもしれませんが、一定の挫折を経験する方も、自分のペースでいいので続けると成果を感じられるものだと思います。

そういった長期的な目標を持ち続ける方にも合っている仕組みが整っていると思いますし、環境の変化がなくても、少しでも英語を話せるようになりたいと思っている方にもお勧めです。

また、リスニングに課題を感じている方にも特にお勧めです。洋画のフレーズを聞き取りたいと思っている方ほど、まずは話す練習を始めてみませんかと言いたいです。

雑でも完璧でなくても、続けてもいいんだよと伝えたいです。続けることに価値があり、効果も得られます。

私自身も1年間だらだらと取り組んできましたが、半年前にやったレッスンでも頭に残っている経験が嬉しいですし、このような積み重ねが大事だと思っています。今後もマイペースに取り組みを続ける予定です。

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