文章を繋げて長く話せるようになり、3ヶ月で成長を実感。頭で考えずともスラスラ英語が出てくる自分に驚いた

記事作成日:2025年2月4日

石森 譲さん(40代・男性)
石森 譲さん(40代・男性)

TOEIC770点(17年前)。株式会社ナナイロ 取締役兼ユーザーアプリケーション事業部長。思い立って始めたオンライン英会話で全く話せず、まずはアウトプット中心の学習に取り組む必要があると考えパタプライングリッシュを購入。2024年5月から利用。
HP → https://nanairo-inc.jp/

「英語力があればなお良し」の開発プロジェクトに挑戦中

── 石森さんは現在どのようなお仕事をされているのでしょうか?

石森さん:仙台のソフトウェア企業で取締役兼エンジニアをしています。より自分のスキルを高められるようなフルリモートのプロジェクトを探している中で「英語力があればなお良し」という案件を見つけ、チャレンジしているところです。

私は管理職ではありますがプレイヤー兼営業でもあるので、ある程度は自分で好きな仕事を探せます。日本人相手だと業務上の議論になった時に言い負けることが少なくあまり面白みがないと感じる部分もありますし、誰がやってもできるような仕事はしたくないので、案件を探していただけるエージェントには「なるべくトラブルを抱えた仕事を探してほしい」とお願いしています。

── なぜ「英語力があればなお良し」のプロジェクトに興味を持たれたのでしょうか?

石森さん:開発本体はアメリカで日本側でも徐々に人を増やしたいという企業の案件で、「仕事で英語を話す機会があるのはいいな」と思ったからです。言葉が通じない外国人が相手だったら、ピンチのところから始まって仕事も楽しいですよね。

── 現在はどういった場面で英語を使われているのですか?

石森さん:午前中に2回、アメリカ、ベトナムチームとのウェブミーティングがあります。開発状況や進捗、設計に関する話し合いを英語で行っていて、時間はそれぞれ30分〜1時間程度です。

課題のチケット管理をしているウェブシステムがあり、日本語も混在しているのですが私はなるべく英語で書くようにしています。メールも英語で書くことが多いですね。英語を使用する業務の割合は2割くらいです。

ネイティブの通訳もいるため英語を使わなくても何とかなりますが、私は「それだとつまらない」と感じてしまいます。なるべく英語で口を挟むようにしていて、難しい場合は通訳の方にフォローを頼んでいます。

── 従業員の方々に対して、会社から何か英語学習のサポートはありますか?

石森さん:特別な英語学習のサポートはないですが、会社の取締役をしていることもあり自己研鑽に係る経費は結構自由に使えます。自分だけ使うのは不公平なので部下の皆さんにもどんどん経費を使って勉強してください、とお願いしています(笑)

言葉が全然出てこず、オンライン英会話は5日でやめてしまった

── これまで取り組んできた英語学習について教えてください。

石森さん:学生時代から苦手意識はなく、むしろ英語があったからかろうじて大学に受かったようなものです。

大学の教育プログラムを利用して1ヶ月ほどサンフランシスコに留学したこともあります。お金をいくらか払ってホームステイ先とアルバイト先を紹介してくれるものでした。

大学1〜2年生あたりからNHKのラジオビジネス英語を始め、社会人になってからも3年程度は続けていましたね。20歳と30歳の時に受けたTOEICのスコアはどちらも770点で、「まぁこんなものなのかな」と思っていました。

20代の頃は「英語で仕事をする機会があるかもしれない」と期待していたのですが、社会人になってからは自分でもびっくりするほど英語を使う機会がなかったです。

「せっかくTOEICの勉強をしたのに残念だな」と思いながら時は過ぎ、気がつけば40も後半になっていました。

── 石森さんが英語学習を再開されたのは、やはり今回のお仕事がきっかけですか?

石森さん:そうですね。英語学習を再開したのは2024年の2月頃からです。まずはAmazonで英作文やビジネス英会話の本を購入しました。

自分の中にパターンが少ないと感じていたので、ウェブ会議にフォーカスした教材で勉強していたこともあります。100時間近くは取り組んだと思いますが、今思えばインプットがメインになっていて話せるようになった感じがしませんでした。 

そういった中である時突然「そうだ、オンライン英会話があったな」と思い出し、その30分後にはビズメイツでフィリピン人の先生と話していました。

しかし念入りに予習復習をしたつもりでも、いざ英語で話そうと思っても言葉が全然出てこず、「この状態だと毎回悔しい思いをするだけだ」とストレスに感じてしまい、5日間でやめてしまいました。

── ご自身が感じていた英語の課題についてお教えください。

石森さん:言われていることは大体分かるものの、何と返せばいいか分からず思考が真っ白になっていました。仕事をしている時もゆっくり話してもらえれば7割くらい理解できますが、話が込み入ってきたり複雑な状況になるとついていけなかったです。

レッスン内容が理解できるようになった瞬間が気持ち良い

── パタプライングリッシュを購入されたきっかけはございますか?

石森さん:パタプラを見つけたのは、オンライン英会話をやって「今の延長線で続けても成果は得られにくい」と感じていた時です。

最初に知ったきっかけはGoogle検索でした。アウトプット中心の学習にしないとダメだということに気づき、アウトプット系のワードを使って調べた記憶があります。

パタプラの説明の中に「野球のバットと同じでスイングしないとホームランは打てない」といったフレーズが書かれていたかと思いますが、本当にその通りですね。素振りもしないでオンライン英会話に素手で挑んでしまい、無謀だったなと反省しました。

── 実際に購入されていかがでしたか?

石森さん:私の仕事とは全く関係ない単語もいっぱい出てきましたが、それよりも色んな表現を身につけていくことが重要です。

最初は何を言っているのか全く分からなかったのに、何回か聞いているうちに脳の回路が繋がって話の内容が理解できるようになります。アハ体験みたいな感じですごく気持ちが良いですね。

現在はパタプラ会議&ファシリテーションをメインに取り組んでいます。新規のレッスンだと聞き取れない部分が絶対に出てきますが、分からないこと自体が楽しいです。

英語のテレビを見たりラジオを聞いている時に、パタプラで学んだ単語が耳に入ってきたりもします。こういった気づきは記憶が定着するきっかけにもなりますよね。

エビングハウスの忘却曲線に沿った復習のシステムは「素晴らしい」の一言です。他の教材だと自分で「ここまでやった」と覚えておかなければなりません。こういったリマインドをしてくれる教材は唯一無二です。

アプリ上に「今日あなたがやるレッスンはこれです」と出てきて、それを全部やらなければという気持ちにさせてくれます。達成感と成果が同時に得られるので、「アプリの作り方がすごく上手だな」と感じました。

※パタプラ会議&ファシリテーションは、会議特有の表現やファシリテーションの知識・スキルを習得するパタプラのシリーズ教材です。

── 音声のみで取り組む学習スタイルについてはいかがでしたか?

石森さん:すごく良いです。私は毎朝5時に起きて6時半までゲームをして、6時半から7時まで家事をしながらパタプラをやっています。

昼の休憩時間と夕方に2回犬の散歩をするのですが、そのタイミングに取り組んでいるのがパタプラ会議&ファシリテーションです。夜も洗濯物を干しながらやっています。

パタプラ会議&ファシリテーションはパタプライングリッシュより難しいので集中しなければなりませんが、基本的には何かをしながら学習できるので時間効率がものすごく良いです。

土日は子どもと5時間ほどかけて散歩をする日もあり、一緒に歩きながら英語をブツブツとつぶやいています。子どもがザリガニを捕っている時間も英語学習に充てられるようになりました。

周りから評価され成長を実感。長い文章も言えるように

── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。

石森さん:以前は「よし、今日はこれを言うぞ」とものすごく力んであれこれ準備していましたが、今は全く準備しなくても3センテンスくらい繋げて長い文章を言える時があります。「これはなんかすごいぞ」と思いました。

パタプラを始めて3ヶ月経った頃に、仕事関係の人から「あれ?石森さん、初めの頃より英語が良くなってきましたね」と褒められました。「言われてみるとそうかもしれない」と自分で実感できる部分もありましたね。

まだ短文ではあるものの、英語で反応する姿勢を周りに評価されたのは印象的でした。頭では考えていないのにスラスラと英語が出てくる自分に驚いています。

──「知識」を「技能」に転化するパターンプラクティス×チャンクのメソッドはいかがでしたか?

※パタプラの詳しいメソッドについては「パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -」の記事をご確認ください。

石森さん:レッスンを9回繰り返して思うのは、「出てくるものはスラスラ出てくる。 出てこないものは出てこない」ということです。 発話する際にイメージができているか、いないかの違いだと思います。

パタプラの至るところに「イメージをちゃんと持って取り組むことが大事」といった内容が書かれていますが、まさにその通りですね。

つぶやき応用練習は「ちゃんと脳を使わなければできないな」と思いました。今までエネルギーを注げていなかったのですが、「やれば今以上の成果が得られるのだろう」という感触はあります。

開発の現場では課題が出ることが多いです。「この課題についてはどうしていくか」などイメージしながら練習しておけば、実践で話す時も言葉が出てくるようになると思います。

※つぶやき応用練習は、自身が実際に使うチャンクを自分で考え、レッスンで習得した型を元に入れ替える練習を行います。

── レッスン継続のために工夫していた点などあればお教えください。

石森さん:私の場合はとにかく何事も続けることが得意です。土日だろうが平日だろうが関係なく、「毎日午前中は勉強する」といった習慣が何十年も体に染みついています。パタプラはその中に簡単に取り入れられたため、全く苦労を感じませんでした。

現在の比重はパタプライングリッシュ3割、パタプラ会議&ファシリテーション7割といった感じです。途中で記録ボタンを押し忘れてしまい一度途切れてしまいましたが、連続学習記録は196日までいきました。

推奨レッスンは全部こなすようにしているので、多い日だと2つ併せて10レッスンくらい出てくる時があります。1日3時間以上かかることもありますが、それでも何とかその日のうちに終わらせるようにしています。

※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。

追加レッスンも完走。新しい刺激が得られ、楽しく学べた

── 石森さんは追加レッスンもご購入されていますが、いかがでしたか?

石森さん:追加レッスンで新しいボキャブラリーを学べたことで、新しい刺激が得られました。同じ構文でも楽しく勉強できましたね。何も考えずにスラスラと言葉が出てくるようになったと実感しています。

※追加レッスンは、さらに発話トレーニングを続けたいという方のために開発された音声完結型教材です。パタプラで全62レッスンに3回以上のレッスン記録がついている、または購入から1年が経過している方限定でご利用いただけます。

── パタプラ会議&ファシリテーションのご感想もぜひお聞かせください。

石森さん:非常に難しいです。パタプライングリッシュをやっている時は小学5年生の子どもがよく真似をしてきたのですが、パタプラ会議&ファシリテーションの方はセンテンスが長くて難しいのか真似できないようです。父としての威厳を示せています。

── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。

石森さん:私は基本的にフルリモートで働いており、平日土日に関わらず毎日同じリズムで学習するよう心がけています。

平日のタイムラインはこんな感じです。

  • 5:00起床、6:30までゲーム
  • 6:30~7:00過ぎまで家事をしながらパタプライングリッシュ
  • 12:00~12:45 犬の散歩をしながらパタプラ会議&ファシリテーション
  • 18:00~18:45 犬の散歩をしながらパタプラ会議&ファシリテーション
  • 22:00~22:20 洗濯物を干しながらパタプライングリッシュ

土日もほぼ同じような形でパタプラをやっています。

  • 5:00起床、6:30までゲーム
  • 6:30~7:00過ぎまで家事をしながらパタプライングリッシュ
  • 7:00過ぎ~9:30頃までパソコン作業
  • 10:00~12:00 子どもと散歩しながらパタプライングリッシュ

夕方はパタプラ会議&ファシリテーションに取り組み、足りない時は夜の時間帯も続きをやるようにしています。

「これからもっと使い込んでいきたい」と思える教材

── どのような方にパタプライングリッシュをお勧めしますか?

石森さん:英語が好きだと言っている会社の人にパタプラを勧めてみたのですが、お勧めしたところでやらない人はやりません。

改めて考えてみると、私が勧めた人たちはまだアウトプットに困る段階にないような気がします。インプットでいっぱいいっぱいになってしまい、「喋りたい」という気持ちの比重が低いのかもしれませんね。

── 石森さんにとってパタプラとは何でしょうか?

石森さん:生活の一部に完全に溶け込んでいます。散歩する時にはパタプラをやらないと時間がもったいなく感じます。わざわざ机に向かって英語を勉強するのは効率が悪い、とも感じます。

パタプラは自由な時に素振りができ、何回でも繰り返せるところが良いです。つぶやき応用練習は未着手なので、パタプラ会議&ファシリテーションが終わったら丁寧に取り組みたいと考えています。これからもっと使い込んでいきたいですね。

── 今後の目標や計画があれば教えてください。

石森さん:私は今シリコンバレーの方々と仕事をしています。日本人の方が相手だと自分の意見を押し通したり「こちらの方が良い」と説得することもできますが、相手が外国人となると全く説得できなくて押し込まれてばかりですごくストレスが溜まります。

言いたいことがあっても英語力の問題で伝えることができない場面があるので、自分が気持ち良く取り組めるプロジェクトになるようチームを変えていけたらいいなと思います。

「石森さんが言うのならそうしましょう」と相手の考えをひっくり返せるくらい、自分の英語力を向上させていきたいです。

── これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。

石森さん:お金に困っているわけではありませんが、気軽にパタプラを始められたのは60日間の返金保証があったからです。「まずはやってみよう」「それでダメならまた考えればいい」と思えました。

実際にパタプラをやったら今まで言えなかったことが言えるようになりましたし、アハ体験的なものも強烈でした。「なぜこんなにペラペラと喋れているのだろう」と自分でも驚くほど成長を実感できたので、迷われている方はぜひ始めてみてください。

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