LESSON 45 分詞の使い方 (1)
分詞の使い方を学習します。
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※レッスンを聞いた後に分からない部分はテキストを見て確認しましょう。
過去分詞:(1)受動態、(2)名詞を後ろから修飾する形容詞的使い方
現在分詞:名詞を後ろから修飾する形容詞的使い方
◇元の会話を聞いてみましょう。
A: Excuse me, but somebody’s taken out the reference binder from the file cabinet and hasn’t returned it. It’s been missing for a couple of hours.
B: That’s strange.
C: Guys… what’s going on here?
B: The reference binder has been taken out from the file cabinet and hasn’t been returned.
C: I think I saw it sitting on Parvati’s desk.
A: Oh yeah? Which person is Parvati?
B: You see the woman making copies? That’s Parvati.
A: Got it. Thanks.
A: すみません。 誰かが棚から参照バインダーを持っていってしまってまだ返してないんですが。 もう数時間も行方がわからないんです。
B: 変だわねえ。
C: みんな、、、いったいどうしたんだ?
B: 参照バインダーがファイルキャビネットから持ち出されて返されてないのよ。
C: パーバティの机の上に置いてあるのを見たような気がするな。
A: そうですか? どの人がパーバティです?
B: コピーしてる女性が見えるかな? あれがパーバティだよ。
A: わかりました。 どうも。
◆補足説明
【Guys】
「君たちい」「みんなあ」と言ったカジュアルな呼びかけの表現です。Guy は「男性」のカジュアルな言い方ですが、グループが男性ばかりでなく女性が混じっていても使います。アメリカでは女性だけのグループにも(かなりカジュアルですが)使います。
◇セクション1
◇変換練習をしましょう。<能動態⇒受動態>
「話すときも書くときも、受動態はなるべく避けるように」と英語圏では言われます。受動態より能動態のほうが、すっきりして明快なことが最大の理由です。また日本人は、日本語の影響からついつい受動態を使いがちです。なるべく能動態を使うように心がけましょう。
ただし、受動態のほうが文として効果がある場合もあります。行為者、主語が不明か重要でない場合、また行為の対象の目的語に重点が置かれる場合です。ここでは受動態のほうが効果的な場合をとりあげ、能動態から受動態に変換する練習を行います。
例: someone’s taken out the reference binder from the file cabinet.
誰かが棚から参照バインダーを持っていってしまった。
⇒The reference binder has been taken out from the file cabinet.
参照バインダーがファイルキャビネットから持ち出されてしまった。
【Somebody stole the testing equipment. 誰かがテスト機器を盗んだ。】
⇒The testing equipment was stolen.
【Somebody has already replaced the toner cartridge. 誰かが既にトナーカートリッジを交換した。】
⇒The toner cartridge has already been replaced.
【Somebody deleted the file within the last few hours. 誰かがそのファイルを過去数時間の間に削除した。】
⇒The file was deleted within the last few hours.
【Somebody filled out the wrong form. 誰かが間違った用紙に記入した。】
⇒The wrong form was filled out.
【Somebody has already sent out the invoice. 誰かがすでにその請求書を送り出した。】
⇒The invoice has already been sent out.
◇セクション2
現在分詞を名詞の後ろにつけて名詞を修飾させる練習をします。
◇元の会話を聞いてみましょう。
A: Which person is Parvati?
B: You see the woman making copies? That’s Parvati.
A: どの人がパーバティですか?
B: コピーしている女性が見えます?あれがパーバティです。
◇言い換え練習をしましょう。
例
【Rajiv is the man standing next to your boss. ラジブはあなたの上司の横に立っている、あの男性です。】
⇒You see the man standing next to your boss? That’s Rajiv.
【Minh is the guy wearing a blue tie. ミンは青いネクタイをしている、あの男性です。】
⇒You see the guy wearing a blue tie? That’s Minh.
【Lan is the woman laughing hysterically. ランは、笑い転げている、あの女性です。】
⇒You see the woman laughing hysterically? That’s Lan.
(hysterically 「ヒステリックに」と訳すと何か病的な印象がしますが、hysterical という言葉には「滅茶苦茶に可笑しい」という意味もあります。 ”That guy is hysterical.” 「あいつって、目茶おかしいやつ」)
【Parvati is the woman carrying that big binder. パーバティはあの大きなバインダーを抱えている、あの女性です。】
⇒You see the woman carrying that big binder? That’s Parvati.
【Mr.Cheng is the man walking toward the door. ミスター・チェンはドアに向かって歩いている、あの男性です。】
⇒You see the man walking toward the door? That’s Mr. Cheng.
【Durga is the woman talking over the phone. ダーガは電話で話している、あの女性です。】
⇒You see the woman talking over the phone? That’s Durga..
【Khanh is the guy holding the Champagne bottle カーンはシャンペンボトルを持っている、あの男性です。】
⇒You see the guy holding the Champagne bottle? That’s Khanh.
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