学習ガイド
パタプライングリッシュの基本的な使い方、レッスンの注意点、効果的な学習方法について解説します。
目次
音声中心で進める
イメージトレーニングの重要性
発話の2つの注意点
1. 息の速度を速くして発音する
2. 声より息を優先する
テキストは補足資料
うまく成果が出ない方へ
ZOOM学習サポート
トレーニング実演
【学習原則】音声中心で進める
パタプライングリッシュは、ビジネス用語集・フレーズ集ではありません。「すでに知っている知識」を「使えるための技能」として自動化するためのトレーニング教材です。そのため、原則としてレッスン音声のみで学習を進める構成にしています。
メインとなる英語構文 → 日本語訳 → 使える場面や注意点の説明と音声が流れてきます。その後、メインの構文に様々な代入語(チャンク)を入れて発音する練習が続きます。
代入語の日本語訳も音声で説明があるので、途中で中断して調べずに、音声のみで学習が完結できる作りになっています。
【注意】テキスト(スクリプト)を見ながら流し聞きで声に出すだけだと、レッスンの難易度が下がり、効果も低くなります。
イメージトレーニングの重要性
音声ファイルでネイティブが話している英文、そして自分が口にする英文の内容を、できるだけありありと具体的な情景として思い浮かべます。
イメージするのとしないので、構文や代入語のチャンクが潜在意識に落とし込まれるまでのスピードが圧倒的に違ってきます。機械的に音だけを口から出すのではなく「その気になって」発話することです。
潜在意識は、実際に起こったことと想像上で起こったことの区別ができません。情景・状況をありありと思い浮かべて英文を口にしていると、あたかも実生活で本当にそのやりとりを行ったのと同じように脳は記憶してくれます。
そうした強い印象を脳に与えると、定着が早くなり、また現実に英語を話す場合も、過去にもいつもそうやって話していたかのようにすんなりと言葉が出るようになります。
イメージトレーニングについては「パタプラ通信」でもご案内します。またイメージトレーニングの重要性について科学的根拠から解説した記事もございます。
⇒ 2重符号化説 - 第二言語習得研究の記憶システムと効果的な英語学習のやり方をご確認ください。
発話の2つの注意点
実際に口から出して練習する際には以下の基本に注意しましょう。小声で話したり、つぶやいたり、ささやいたりするときは、特に忘れがちです。
1. 息の速度を速くして発音する
全体に息の速度を速くして発音すること。センテンスの中の無意識に重要語のアクセントは、特に息を速くする。日本語の3倍くらいの速さの感覚です。
2. 声より息を優先する
無意識に日本語は声の音。英語は息の音。英語では声より息を優先します。常に流れ続ける息を、口の形と舌の位置でコントロールして発音する言葉。「ん」以外の音節が全て母音で終わる日本語は、口の形をほとんど変えずに口の中だけで発音できてしまうが、英語でこれをやると英語の音になりません。
テキストは補足資料
テキスト(スクリプト)を読みながら進めることで、無意識に音読になってしまわないように注意しましょう。
テキストは、定冠詞/不定冠詞や名詞の単数/複数などを確認するため、間違ったままトレーニングを進めることにならないよう、認識をすり合わせるため、という位置づけで学習するようにしてください。
うまく成果が出ない方へ
パタプライングリッシュで成果を感じられない方は、次のいずれかの場合が多いです。
・毎日レッスンを継続できていない
・1日あたりの学習時間が短い
・音声の内容をイメージせずに聞き流し、音だけを真似て機械的にリピートしている
・自分で口から出す言葉の内容を鮮明にイメージしていない
・つぶやき応用練習を行っていない
特にレッスン自体は簡単に感じるのに、いざ実際のシーンでとっさに英語が話せない人は、持っている知識を「手続き記憶」に落とし込めていないことが理由です。
手続き記憶に落とし込むためには、とにかく明確なイメージ化をしながら反復練習を大量に行うしかありません。スポーツの練習と同じです。
ZOOM学習サポート
正しい練習方法や目標の立て方について、ZOOMによる学習サポート(1回まで無料)を実施しております。
ご希望の方は予約ページよりご予約ください。
トレーニング実演
トレーニング方法の解説と実演動画です。
パタプラ英語のはじめ方(動画)
目次
トレーニングは基本リピーティングで行う
リピーティングとは
なぜリピーティングなのか
口頭練習の注意点
4つの注意点
動画:英語の口頭練習注意点まとめ
トレーニングは基本リピーティングで行う
リピーティングとは
本教材では「リピーティング」と呼ばれる練習方法を採用しています。
リピーティングとは、音声を真似て声に出して繰り返すことを言います。(代入語を入れて新しい文を作ったり、時制や話法、態、関係代名詞の変換練習なども、便宜上まとめて「リピーティング」と呼びます。)
英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、文の構成力を高めること、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。
<参考記事>
リピーティング - 第二言語習得研究の記憶システムと効果的な英語学習のやり方
なぜリピーティングなのか
英語の練習方法として「シャドーイング」を聞いたことがある人も多いかも知れません。なぜシャドーイングではなくリピーティングを推奨するのか、理由があります。
シャドーイングは英語の音を理解する第一段階である音声知覚の自動化には役立ちますが、口にしている英文を他の知識と結びつけたり構造を理解しながら反復することは非常に難しいからです。
シャドーイングを行うならば、リピーティングですらすら言えるようになった例文に対し、復習時に行うことをお勧めします。
効果的に学習を進めていく上では、どんな理論に沿って作られているのかを認識することも役に立ちます。
<参考記事>
パタプライングリッシュの効果 - 科学的理論から解説 -
口頭練習の注意点
4つの注意点
ただ機械的に反復するのではなく、下記の点に注意しながら取り組みましょう。
練習をする際は下記の4点に注意しながら進めてください。
(a)聞こえた文の内容そのままに正確な英文を繰り返す
(b)ポーズ内(次の音声までの合間時間)に言い終われるまで練習する
(c)発音とリズムを少しでも近づける努力をする
(d)英文の内容を鮮明にイメージする
上記を最初から全て完璧にする必要はありません。
まずは(a)をクリアしてから(b)→(c)→(d)と順番に付け足していってください。
動画:英語の口頭練習注意点まとめ
0:31 口頭練習4つの注意点
0:59 【注意点1】聞こえてきた文をそのまま正確に繰り返す
2:46 【注意点2】ポーズ内に言い終わるようになるまで練習
3:56 【注意点3】発音とリズムを教材に少しでも近づける
10:04 【注意点4】英文の内容を鮮明にイメージする
11:14 口頭練習の注意点まとめ
目次
学習の進め方
1つのレッスンをトータル9回行う
学習記録をつける
21日間続けることで習慣化する
学習量の目安とサンプルスケジュール
学習量の目安
サンプルスケジュール
全62レッスン概要
学習の進め方
1つのレッスンをトータル9回行う
新しいレッスンと復習をセットにして学習を進めましょう。一つのレッスンをトータルで9回行うことが目安になります。
復習を行うタイミングは、翌日・1週間後・2週間後・4週間後(その後は4週間隔)を推奨しています。エビングハウスの忘却曲線を元に算出した、すでにある知識を技能に転化する最も効率の良い回数と間隔です。
<参考記事>
エビングハウスの忘却曲線 - 第二言語習得研究の記憶システムと効果的な英語学習のやり方
学習記録をつける
復習のタイミングについては、レッスンページにある「学習記録」をつけることで、マイページトップ及びメールでリマインドを受け取ることができます。
<参考リンク>
通知メール設定
レッスン・テスト記録
21日間続けることで習慣化する
英語を技能にまで落とし込むには、大量の口頭での反復練習が絶対的に必要な条件です。
たとえ10分でも、やらないよりは、はるかに良いです。とにかく「毎日やること、習慣化すること」を意識するようにしましょう。まずは21日間続けることでトレーニングが習慣化されます。
学習量の目安・サンプルスケジュール
学習量の目安
本教材はヒトの記憶システムの特性から、1日1時間の学習を目安としています。最初の3週間は復習レッスンがないため1時間に満たないですが、毎日レッスンを続けることで1時間のスケジュールになっていきます。
最初から1時間しっかりやりたい方は、ぜひ次の取り組み方を参考にしてください。
1日目 | |
2日目 |
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3日目 |
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4日目 |
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5日目 |
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6日目 |
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7日目 |
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8日目 |
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9日目 | |
10日目 |
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11日目 |
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12日目 | |
13日目 |
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14日目 |
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サンプルスケジュール
本教材は復習の比重が高く、復習にも様々なバリエーションがあります。上記を参考に日々取り組みやすいサイクルを見つけてください。
特に最初の2週間は、パタプラのトレーニング意義や正しい取り組み方、トレーニングのバリエーションを理解することに時間を使っていただけたらと思います。
全62レッスン概要
レッスン | テーマ | 内容 |
---|---|---|
1-6 | 直接的指示・依頼 | 同僚、部下、上司、顧客に対して指示や依頼をする表現。 |
7 | 重文/複文 | 「〜はできたが〜は時間がなくてできなかった」「〜していたら上司に〜するように指示された」「〜する予定だったが別の用事が入った」の3つの基本構文を使い、チャンクを代入する練習。 |
8 | 間接的指示 | 間接的に誰かに依頼する表現。tell と remind を使ったチャンクの代入練習。 |
9 | 依頼(基礎) | ビジネスで頻出する Can you〜 と Can I〜 を使い、さまざまな依頼、要望を伝える。 |
10-11 | 依頼(教育) | 誰かに何かを指導するよう依頼する表現。show、instruct、teach の3つを使い分けて、的確に指導内容を伝える。 |
12-13 | 婉曲表現 | I'm afraid not、I'm afraid を使い、ワンクッション置く表現。Can you ask〜 を使って間接的に人に質問してもらう表現。 |
14-16 | 指摘 | 問題を指摘する表現。seem を使った婉曲表現や、問題の重要性を強調する表現。 |
17 | 重要性 | 重要な事柄であることを伝える表現。チャンク、主語の代入練習。 |
18 | Seem | seem を使い、ワンクッション置く表現。チャンクを代入しながら適切な使い方を練習。 |
19-20 | 問題提起 | 問題提起と解決策提案の表現。会議における新企画の提案や製品の改善点の提案について、チャンクを代入しながら練習。 |
21-22 | 提案 | 前向き、後ろ向きな提案の表現。さまざまな表現を使って適切な伝え方を練習。 |
23-25 | 意見 | 自分の意見を述べる、相手に意見を求める表現。反対する際の伝え方を練習。 |
26 | 反対/賛成 | 相手の意見に対して、反対する・賛成する表現。度合いに応じた使い分けも練習。 |
27 | Let me know | Let me know を使った伝え方。疑問詞もしくは if〜 を使ったさまざまな伝え方を練習。 |
28-29 | 関係副詞/関係代名詞 | 関係副詞、関係代名詞を使った表現。チャンクの代入や、文をひとつにまとめる練習。 |
30-31 | 予定 | ~することになっている、~のはずという表現。ビジネスで頻出する be supposed to~、expect を中心に、チャンクの代入練習。 |
32 | 時制 | 現在完了を使い、時制の感覚に慣れる。「今回の」「前回の」というそれぞれの時制に合わせた言い方を練習。 |
33 | 謝罪 | 謝罪のレベル、丁寧さに合わせた伝え方を練習。 |
34 | 依頼 | 丁寧かつ、洗練された依頼方法。丁寧さの度合い、メールでも使える表現など。 |
35 | 時制 | 人から言われたことを第三者に伝える時の表現を、時制の一致と併せて練習。 |
36 | Work on | work on を使い、典型的なオフィス場面での現在完了の使い方を練習。疑問系にしたり、チャンクを入れ替えながらさまざまな言い方を練習。 |
37 | 進捗確認 | 進捗状況の確認や、報告を催促する時の伝え方。会話形式による練習。 |
38 | Let me | Let me を使った表現。会議や交渉などで広く使える言い方を練習。 |
39 | 関係副詞 | I don't know、I'm not sure から始める関係副詞を使った表現。主語を変えたり、疑問系にしたり、過去形にしたりしながら練習。 |
40 | 問題提起 | 問題提起から具体的な提案まで、それぞれの文を入れ替えたり、会話形式で練習。 |
41 | 重文/複文 | I think と Do you think から始まる文章で、それぞれのパターンを入れ替えながら練習。 |
42 | 問題提起 | 問題提起から相手に提案を促す、自分の提案を伝えるまでを練習。 |
43 | 重文/複文 | 主語が違う2つのメインパターンで、それぞれチャンクを入れ替えながら練習。 |
44 | 関係副詞 | Can you〜、It depends on〜 の2つのメイン構文に、チャンクを入れ替えながら練習。 |
45-46 | 分詞 | 能動態から受動態への変換、名詞を修飾する言い方、知覚動詞を使い言い換える練習。 |
47-49 | 繊細な問題 | 繊細な問題について第三者に状況を尋ねる、それを踏まえて本人に直接確認する表現を、流れに沿って入れ替えをしながら練習。 |
50 | 丁寧さ | 丁寧に依頼する、許可を求める、感謝する言い方を練習。丁寧さの度合いも確認。 |
51-52 | 繊細な問題 | 話しても良いかの許可や、詳細の深掘りなど、繊細な問題を語る練習。 |
53 | 提案 | I propose〜、I’d say の2つのメイン構文を使った提案方法の練習。 |
54 | 賛否両論 | メリットデメリットの伝え方を練習。 |
55 | 反対意見 | 提案とそれに対する反論の伝え方。There’s a big chance〜 で反対理由を伝える。 |
56-57 | 選択肢 | 選択肢の提案をチャンクを代入しながら練習。 |
58-59 | 可能性 | What are the chances〜、How likely〜 を使い、可能性を尋ねる/伝える表現。 |
60 | 問題追及 | 何が問題かを話し合う会話の中で、問題を伝える構文を中心にチャンクの代入練習。 |
61-62 | 誤解の訂正 | 誤解の訂正や相手の意見の確認に使える表現。相手の認識が違う際に訂正し、言いたかったことを正しく説明する。 |
目次
チャンク×パターンプラクティスの独自メソッド
チャンクとは
パターンプラクティスとは
英語を話すために必要な3つの要素
パターンプラクティスは日本人に最適
チャンク×パターンプラクティスの独自メソッド
チャンクとは
2~8語程度からなる意味のカタマリのことを言います。例えば “I have known him for a long time.” の文は「I have known ~」、そして「for a long time」の2つのチャンクから出来ています。
ネイティブや英語上級者は、チャンクを連ねて文を組み立てるのでスムーズに話せます。リスニングもチャンク単位で聞いており、次に来る内容を予想しながら聞けるため理解度も高いです。
パターンプラクティスとは
パターンプラクティスは、英文の一部を入れ替えたり、時制を変えたり、2つの文を組合わせたり、疑問文⇔肯定文と変えながら練習する方法です。
元々はアメリカのミシガン大学で開発されたメソッド。第2次世界大戦中に米軍が言語習得として採用して大きな成果をあげたため「Army Method」とも呼ばれています。
英語を話すために必要な3つの要素
英語を話すために必要な3つの要素は、「英語の回路」「語彙表現」「オーバーラーニング」です。
英語の回路
頭の中で日本語から英作文するのではなく、最初から英語で発話できる。
語彙表現
言いたいことを伝えるのに、必要な構文と語彙表現を十分な量だけ覚えている。
オーバーラーニング
パーツをほぼ無意識に瞬時に組合わせて発話できるよう、覚えた後も何度も繰り返す。
パターンプラクティスは日本人に最適
パターンプラクティスによる反復練習は、「大量の英語を口にできる」「英語の回路と応用力が身につく」「イメージ化がしやすい」「型を活用して話す」という理由から、日本人の英語学習にとって非常に効果的です。
大量の英語を口にできる
限られた時間にとにかく大量の英語を口にできます。多忙なビジネスパーソンが限られた時間の中で、この基本フォームを大量に口頭練習するのにパターンプラクティスに勝る方法はありません。
英語の回路と応用力が身につく
系統立てて構文を覚えるので、より短時間で、無駄なく「英語の回路」と「応用力」が身につきます。最初から「型」で系統的に区分けしたパターンプラクティスで訓練すれば、長期記憶レベルでの整理も簡単。英語回路ができるのも、応用力がつくのも、それだけ早いのです。
イメージ化がしやすい
音読、瞬間英作文、パターンプラクティスのいずれにおいても「イメージ化」が大切です。パターンプラクティスは最初に英文の意味を理解する時にのみ日本語を使い、あとは英語だけで練習するため、よりイメージ化がしやすいです。
型を活用して話す
正しい「型」に基づいて英語を覚え込むため、自分独自のセリフを口にする際に基本部分の「型」を間違えません。「型」を活用することで構文単位でのミスは大きく減り、自信を持って積極的に話せるようになります。
目次
リピーティング
サイレントリピーティング
オーバーラッピング
ささやき法
発話練習バリエーション
リピーティング
本教材で推奨する基本の練習法です。
音声を真似て声に出して繰り返すことを言います。(代入語を入れて新しい文を作ったり、時制や話法、態、関係代名詞の変換練習なども、便宜上まとめて「リピーティング」と呼びます。)
英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。
サイレントリピーティング
通勤時間や会社のお昼休憩など、声が出せない環境でレッスンに取り組む方にお勧めの練習法です。
頭の中でリピーティングを行うことを言います。復習や実際に声を出す練習の前の準備に大きな効果があります。実際に口に出すのと同じくらい時間をかけて発話するように注意しましょう。
あまりに早く発話が終わってポーズが余る場合、正しくできていない可能性があります。声を出している「つもり」で頭の中で音を出すのは、実際に声を出しているのと同じだけの集中力で聞かないとできません。
オーバーラッピング
音声にぴったりと自分の声を重ねるようにして発話する練習法です。
自分の声とネイティブ音声のズレを修正していくことで、発音やリズムが短期間に改善されます。
1レッスンごとに、1~2つ程度のセンテンスを選び、丁寧にオーバーラッピングを行ってみることをお勧めします。初めは文字を見ながらで構いません。繰り返すうちに覚えてしまうことでしょう。
ささやき法
ささやく、つまり声を出さずに息だけで発話する練習法です。(つぶやき応用練習とは別の練習法です。)
英語は子音が活躍する言語です。ささやき法で自分の子音の発音が際立って聴こえるまで練習することは、良いトレーニングになります。正しい口の形と大量の息が必要だからです。
自分の発話を録音して、見本音声のようにハッキリと聞こえるか試してみてください。
ささやき法で、子音を際立たせながらスラスラ言えるようになり、改めて声を出して発音してみると、ボリュームの大きな声で、英語らしい発音になっていて驚くはずです。
音声の書き起こしテキストを見る
work on the sales forecast
gather information on our competitors
revise the Employee Manual
prepare a report on the customer satisfaction survey
Would you run a report and identify the top 50 customers? I need it done by 3:00 pm tomorrow.
トレーニングのバリエーション
レッスンの通常音声のほかに、効率よく練習を行うためのバリエーションを紹介します。
ロールプレイ音声を使う
復習の時間がなかなか取れない時は、レッスンページにある「ロールプレイ部分から再生する」を活用しましょう。より実践の会話に近いシチュエーションに限定して復習を行えます。
復習用の音声を使う
復習用の音声は、日本語訳・日本語での説明が入っていません。英語でのセンテンス入れ替え練習に特化した内容となっています。復習用音声を使うことで、徐々に日本語を切り離し、英語感覚のまま練習する意識を培ってください。
違う発声練習を組み込む
本教材ではリピーティングの他に「オーバーラッピング」「ささやき法」の発話方法もお勧めしています。
リピーティングは文の構成力を高める効果がありますが、他の練習法なら英語のリズム感覚や発音を矯正する効果が期待できます。詳しくは発話練習のバリエーションをご確認ください。
代入語インデックスを使って瞬間英作文
代入語インデックスは、レッスン中に出てくる全ての構文、チャンク、日本語訳を一覧にしたPDFファイルです。
日本語訳を見てレッスンで練習したチャンクがスラスラ出てくるか(それだけ深い理解に落とし込めているか)、ぜひ確かめてみてください。
⇒ ダウンロードページ(文書ファイルは返金保証中のままダウンロードできます)
AI × 効率の良い学習
つぶやき応用練習を行う
レッスンを継続することで、レッスン内で出てくるチャンク・構文はスムーズに言えるようになります。しかし、実際のビジネスシーンで「使える技能にする」という意味では、それだけでは不十分です。
- レッスンをまたいで新しい組み合わせを作る、時制や主語も変えて練習する
- 実際に話す内容に落とし込むために持っている自分の語彙と、パタプラのセンテンスを組み合わせて練習する
など、英語で考えて瞬発的に発話する応用練習が必要になります。そのために、つぶやき応用練習を積極的に行いましょう。
0:00 とっさに英語が出てくるようにする「つぶやき応用練習」
2:18 つぶやき応用練習 [a] と [b] について
2:57 つぶやき応用練習のやる上での注意点
3:12 つぶやき応用練習 [a] パターン1
7:48 つぶやき応用練習 [a] パターン2
9:26 つぶやき応用練習 [a] パターン3
10:13 つぶやき応用練習 [a] パターン1〜3を全て行う
11:11 つぶやき応用練習 [b] の4つのポイント
16:00 つぶやき応用練習 [b] アプローチ1
17:39 つぶやき応用練習 [b] アプローチ2
20:33 つぶやき応用練習 [b] アプローチ3
23:56 既存知識の活性化
27:13 つぶやき応用練習のやる気がでない方へのメッセージ
つぶやき応用練習ってどうやるの?
会議の英語を使う
日本人のビジネスパーソンが英語の会議に参加する上で役立つフレーズを音声付きで案内しています。
全12チャプターで「時間稼ぎと言い直し」「あいづち」「深掘り質問のフレーズ」など解説しています。実際のビジネスシーンで役立つ情報を掲載しているので、ぜひレッスンと並行してご確認ください。
「本日取り組む推奨レッスン」では、レッスン3以降に5レッスンおきに表示されます。こちらのページから全て一覧で確認できます。
英会話と組み合わせて学習する
日々英語を使う機会がない方にとって、特に有効な活用法です。スポーツで例えると、当教材のレッスンは「日々の練習(部活)」、英会話は「練習試合」のような位置づけです。
当教材で「知っているだけの表現を使えるように練習」を行い、英会話で「実際の会話の中で瞬発的に言葉が出てくるか」を検証する、といった使い方がお勧めです。
更に詳しい説明は「オンライン英会話スクール活用法」にてご確認ください。